マガジンのカバー画像

諸悪と悲劇の根源=「奪う文化」と「負の連鎖」に立ち向かう

912
人が奪う理由は、飢餓や喪失感に根差す本能のため。そして奪われた者は、恨みの矛先を奪った者、または他者に向ける。その繰り返しが、恩(pay)ではなく苦(pain)を送る(forwa… もっと読む
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

ジェンダーカルトから子供を救え!〜戦う親達〜

ジェンダーカルトから子供を救え!〜戦う親達〜

1:母の叫び

教師とは名ばかりのジェンダー活動家達が学校内に蔓延し、幼い子供達に過激な性教育を施したり、偏ったジェンダー観を植え付けて思春期の生徒達を混乱させ、時には積極的にLGBTQの世界に導いている、という米国の教育現場の実態については、何度もレポートしてきたように思う。月刊WiLL2月号でもいくつか実例を紹介したし、LGBT問題をまとめたサイトFair Spaceでも、学校のみならず行政や

もっとみる
Qui a écrit le document ? - 怪文書『女性差別的な文化を脱するために』の中の人

Qui a écrit le document ? - 怪文書『女性差別的な文化を脱するために』の中の人

オープンレター『女性差別的な文化を脱するために』は怪文書です。呉座勇一先生のアカデミアからの追放を求める内容であるか否か?等の文面解釈の議論以前に形式的に決まることです。執筆者が不明なのです。

ひょっとしたらオープンレターというものの性質かもしれません。一揆の傘連判状のように、誰が先導者(言い出しっぺ)か不明にする方法なのかもしれません。それこそ言い逃げを狙ったものなのか?個人的には怖くて手を出

もっとみる
弱り目に祟り目。憔悴の末に副鼻腔炎を患う初冬に、80年前の破滅的な戦争を導いた人々とそっくりな「政治的正しさの暴力」に苦しむ世界中の人々に日本の人々が力を与えられるのではないかと考えてみる。

弱り目に祟り目。憔悴の末に副鼻腔炎を患う初冬に、80年前の破滅的な戦争を導いた人々とそっくりな「政治的正しさの暴力」に苦しむ世界中の人々に日本の人々が力を与えられるのではないかと考えてみる。

また、一ヶ月以上あいてしまいました。
書きたいことが沢山あって、でも、言葉が紡ぎ出せなくて…。
前回書いた後、流石に精神的にパンクしました。

 なんというか、もう、予想していた最悪よりは少しましな程度の結果に選挙がなったのとか色々見てて、それまで精神的に極めて凄まじいと言ってさしつかえないようなプレッシャーというか抑うつ感が何年間も続いてたのが限度超えて身動きが取れなくなった感じになってた所に!

もっとみる
ジェンダークレーマー対策―表現と文化を守る5つの方法

ジェンダークレーマー対策―表現と文化を守る5つの方法

 こんにちは、神崎ゆきと申します。

 先日、ネット論客の青識亜論氏が「キャンセルカルチャー」について、このような記事を投稿されました。内容は「キャンセルカルチャーにいかにして対抗するか」というものです。

 本記事では、青識亜論氏が提唱する「エンカレッジカルチャー」を詳しく定義づけすると共に、表現に対してバッシングやコメントスクラム等の運動で、不本意な取り下げや修正に追い込まれる社会問題に対して

もっとみる
キャンセルカルチャーをキャンセルするには?――対抗戦略の具体的検討

キャンセルカルチャーをキャンセルするには?――対抗戦略の具体的検討

「温泉むすめ」の運営会社、株式会社エンバウンドがスポーツ文化ツーリズムアワードの受賞を辞退したというニュースが、インターネット上を駆け巡った。

温泉むすめは、5年前から地道に活動を続ける「温泉地」を美少女キャラクターに擬人化したメディアミックス作品であり、クリエイターや声優の方々の地道な努力もあって、少しずつ、各地の温泉事業者や観光協会とのコラボが進んできた、まさに「萌え興し」の理想型とも言える

もっとみる

恐怖政治的教育は合理的か

子供に対して怒ったり.時には暴力を使って思いどおりにしようとする大変残念な大人が存在します。

子供と向き合い.対話によって関係を築き、自分の思想に添ってもらうのは確かになかなか大変な事です。

怒りの感情をぶつける事で恐怖心を煽る方法は.それらの面倒事の一切を回避した形で子供をコントロールできると考えれば、あまり頭の出来が芳しくない大人が安易に取る手段として理解できなくもないです。

つまりそう

もっとみる
やたら怒る人は自分の感情を見る解像度が低い人なのかもしれない

やたら怒る人は自分の感情を見る解像度が低い人なのかもしれない

「怒り」という表現でしか自分の気持ちを伝えられない人がいるなあ、と知ったのは、市役所で働いていたことの大きな成果だと思っている。

わたしの見方に偏りがあるだろうと思うが思い切って書くとそれは「社会的地位があったであろう年配の男性」にとても多い現象だった。社会的地位がなくても年配の男性は年配の女性より多かった。乱暴にまとめると50代以上の男性に多く起きていた、気がする(もちろん男女も世代も問わずそ

もっとみる

Vol. 120 みんな揃ってゴールのアホらしさ

Twitterでこんな記事を拾った。

広島市のある小学校で徒競走に順位をつけなかったという。広島市には計141校の市立小学校があるが少なくとも1割を超える15校が順位付けをしなかった。東区の小学校では運動会という名前を使わず「体育参観日」と命名。ゴールテープすら設けなかったそうだ。

アホくさ!!!!!!!!!!!!!私が最も嫌う〝ゆとりっぽい〟案件だ。
実際もうゆとり教育は終わったけれど。

もっとみる
「安い日本」の未来は「観光立国化」なのか?~50年ぶりの円安から想像する未来~

「安い日本」の未来は「観光立国化」なのか?~50年ぶりの円安から想像する未来~

「安い日本」を体現する企業行動

12月14日、日本経済新聞電子版は『アパレル、国内生産回帰 ワールドなど人件費増や円安で』と題し、本邦大手アパレル企業が国内生産回帰を進める動きを報じています:

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC261KT0W1A121C2000000/

国内回帰の理由は円安および人件費上昇とされ、文字通り、巷で話題の「安い日本」が

もっとみる
「勇者」は半分でも断った

「勇者」は半分でも断った

タイには自動車メーカーがない。

バンコクの街中に出て周りを見渡すと、ニュートラムはあるし、高いビルも建っているし、高級なブランドショップも沢山ある。

たしかに、少し脇道に入れば、確かに発展を置き去りにした平屋、限られた流通の中で完結できる個人商店、路上でたむろするひとびと。

とは言え、

日本との経済格差がどうしてこうも大きく広がるのかがいまいちピンと来なかった。

自動車の開発には多大な労

もっとみる

日本は、もはや先進国ではなく「後退国」に成り下がってしまった

ヤフーの方で公開した下記の記事が爆発的に読まれました。

特に、僕個人ととしては目新しいことを書いているわけではなく、2017年上梓した「超ソロ社会」にも書いて以来、ずっと言い続けてきている「日本人口6000万人説」について再整理したものです。

ただし、世間はまだこの未来を知らない人も多く、「多死社会が来る」という事実すら把握していない人も多い。2021年の死者数は確実に140万人を超えますし、

もっとみる
仕事には総て価値がある

仕事には総て価値がある

Twitterを見ていた時に強く感じたことがあります。
それは
『総ての仕事には価値がある』
という事です。

▼あるセクシー女優さんのつぶやき先日Twitterを見ていた時にあるセクシー女優さんのつぶやきを目にしました。

ぼくは平岡さんのご意見に大きく頷くと同時に
『総ての仕事には価値がある』
と強く感じたのです。

この平岡さんのツイートに関して色々な方がリプライや引用をされていて意見表明を

もっとみる
「ダメな私でごめんなさい」という自己責任に追い込んでしまわないように…

「ダメな私でごめんなさい」という自己責任に追い込んでしまわないように…

読んでいて辛くなる事件です。

2020年7月、京都市左京区に住む無職の女性(54)が、重い障害がある長男=当時(17)=をマンションの自宅で絞殺する事件が起きた。女性はうつ病を抱え、殺害後に自殺を図っていた。「何かもう疲れてしまいました」。11月に京都地裁で始まった公判や関係者への取材からは、ワンオペで育児を続けた女性が息子の進路に悩む中、精神的に疲弊していき、SOSもうまく出せないまま絶望感を

もっとみる