- 運営しているクリエイター
#経済
コメを安く作るのは本当に吉?
日本は「より安く」を長らく追求してきた。そのために、まっとうな価格で食品を買う購買力を失い、世界から食料を調達する力を失いつつあるのではないか。 https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/022700209/022700003/index.html?n_cid=nbpbkp_twed&twclid=2-5ueun647u3eiiqgxboaeg470a
「日
なぜセクハラがおこるのか
“オフィスでどう声をかけたらいいのか”わからなくなったという人が多い。たとえば「メシでもいく?」と、オフィスでしょんぼりしている部下の女性に声をかけたら、「セクハラ」といわれる。
セクハラは受け手が不快に感じるかどうかだとよく言われるが、「メシでもいく?」という言葉の意味は伝わって誤解はないが、“こういうとき”に、上司が部下に「メシでもいく?」という誘いをするという意味が部下には理解できない。上
日本が失った「沈思黙考」の時間
10年先、30年先から振り返ったとき、こう思うのではないだろうか。あの「テレワーク」がエポックメイキングだった。テレワーク・リモート・オンライン時代はあの頃から始まった。それまでの場と時間の構造が大きく変わった。自分時間は倍増した。その倍増した時間との向きあい方で、そのあとが大きく変わった。と気づくのではないだろうか。この2年間、コロナ禍による構造変化を考えつづけてきた池永のCOMEMO「コロナ禍
もっとみるスタグフレーションが始まった - 自分を守るために
こんにちは。僕は仕事でテクノロジー分野の会社経営と投資をしています。いつも世の中の動きを調べて、「世の中がこう変わっていくだろう」と考えながら仕事をしています。最近、日本を含む世界全体で「スタグフレーション」という大きな世の中の流れが始まりました。
スタグフレーションは、社会全体がじりじりと貧しくなる現象です。いま生きている多くの人は、いまの暮らしが当たり前で、これからもずっと変わらないだろうと
「選挙で票を獲得するため」というより相手への嫌がらせとしてのバラマキ提言
正直またかよ…と思わざるをえないニュース。これに対しては、ヤフーのコメンテーターとして以下のようなコメントを書きました。
-------
困窮者に手を差し伸べることは否定しないが、一過性の現金給付で、選挙の票を買収とみられるような政策はいい加減慎んでもらいたい。しかも、年齢や所得や子の有無などで対象を分けることでの心理的分断を招く悪手でもある。
政治がやるべきは一過性ではなく継続的な景気の底
ミス前提社会を想定し、心理的安全を確保
日本の企業文化で特異なところに、ミスをしないノーミス前提社会というのがあります。
私も金融機関で働いていた経験がありますが、最初の部署は顧客が国内法人だったために、FAXの二度打ちや外部メールを2人で確認し合うなどの事務作業もしていたことがありました。しかし、海外顧客向けの部署に異動をするとそのようなことは少なくなりました。また、シンガポールに移住してからは日本のノーミス前提社会が特異だったのだ
「安い日本」の未来は「観光立国化」なのか?~50年ぶりの円安から想像する未来~
「安い日本」を体現する企業行動
12月14日、日本経済新聞電子版は『アパレル、国内生産回帰 ワールドなど人件費増や円安で』と題し、本邦大手アパレル企業が国内生産回帰を進める動きを報じています:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC261KT0W1A121C2000000/
国内回帰の理由は円安および人件費上昇とされ、文字通り、巷で話題の「安い日本」が