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本を作りました!(その2)
詩集を作りました。
本日は一人目の著者、イセザキの収録作品をいくつかご紹介します。
Ⅰ.
君に捧げた言葉が、光を放って浮遊していくように、
波々と注いだ酒の
――零れた一滴まで愛した
全てが壊れないようにと、慎重に仕舞った羽
謳われてきた歴史とは正反対に立つ君の、ターニングポイント
右の手の指をこめかみに強く押し当てれば、どこからか菜の花の匂いがした
千の記憶の波さえも、夕焼けの狭
本を作りました!(その1)
先日こっそりと投稿しましたが、
この度、本を作りました。
タイトルは
『同じ空(けしき)を見ている』
ハードカバー・箔押しの気合いの入った装丁に
全176ページ、収録作品数50篇という大ボリュームの詩集となっています。
著者は私イセザキと笹倉アトリ。
笹倉アトリの名前は初めて見ると思いますが、彼は言うなればもう一人の私。
つまり中の人は同じなのです…。
そして、「笹倉アトリ」としての作品