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超短編小説 涼 初恋
高校は寮生活だった。退屈な朝礼に退屈な授業。友達も出来ずただボーっとしている毎日。
教室の壁にもたれかかっていると「涼君、たまにはみんなと話そうよ」おせっかいな琴音が話しかけてきた。その隣で心配そう縁が見ている。なんだこいつら。
「うるせーな」そう言ってその場を去った。ただただ面倒くさい。なんであんなに心配そうに縁は俺を見たんだろう。
揉め事は嫌いだ。友達なんて揉め事運ぶだけだろ。中学時代に
高校は寮生活だった。退屈な朝礼に退屈な授業。友達も出来ずただボーっとしている毎日。
教室の壁にもたれかかっていると「涼君、たまにはみんなと話そうよ」おせっかいな琴音が話しかけてきた。その隣で心配そう縁が見ている。なんだこいつら。
「うるせーな」そう言ってその場を去った。ただただ面倒くさい。なんであんなに心配そうに縁は俺を見たんだろう。
揉め事は嫌いだ。友達なんて揉め事運ぶだけだろ。中学時代に