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#コラム
まず屈服する。そこから全てが始まる話。 #教養のエチュード賞
私は、理想と現実の区別がつけられない人間だった。架空の理想の自分像を、本当の力を発揮した自分と思いたがる性分をやめられなかった。
まだ本気出してないだけ本気出せる環境にいないだけ。もっと出来るはず。認められるはず。もっと強く、もっと深く、もっと魅力的な人間であるはずなのに。いつまでたってもそうなっていないのに、諦めきれない、どうしようもない大人だった。
社会的に認められたかった。大きな影響力が
私って、ほんとうに空っぽなのだろうか
noteで才能の塊がもがいていたり、漂っていたりする姿を見るたびに心が痛む。「おかしいだろう」という叫びが蘇る。これは、その人の才能と現実の処遇の差への叫びであり、私の中にずっと潜んでいる叫びでもあるようだ。
「いつか思い切りやりたいことをやってやるんだ」その無邪気な気持ちは鎖でがんじがらめにされていて、結局いつだって、なんとなくやりたいことをやっている風の世界に引き戻されてしまう私がいる。
”どうせ、ダメ” の呪縛 ~超ネガティブ思考~ 【前編】
母が徹底的におれに仕込んだ教えが、「どうせ、ダメ」だ。
本当にこれには参るぜ、全く。
いつまでも人生を狂わせ続ける、超ネガティブ思考。
おれはそれが「正しい事である」と、勘違いして育ってしまった。
それが間違いだと気付いて愕然としたのは、高3の頃だった。
当時、部活で、
”スポーツには精神のコントロールが必要だ”、という話が持ち上がり、
メンタル・コントロールを日常的に訓練するよう、