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大和撫子へのいざない

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更年期という言葉からネガティブな方向に捉える人は少なくありません。 更年期が近づくことに恐れを感じ様々な情報を探している人も多いのではないでしょうか? 本来、更年期は身体の成長… もっと読む
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介護の記憶

介護の記憶

更年期に認知症の母親、姑の介護をされている方は多いと思います。
私は在宅支援をしていた時に、仕事と自らの体調管理をしながら、いったいいつまでこんな事を続けなくてはならないのかと、イライラや怒りの感情をぶつけられる場面をたくさん見て来ました。

私が支援を通じて感じたのは、どんなに介護度が高くても役割を受け入れ、気持ちよく介護している女性と、介護度が低い方の介護をしていてもイライラしている女性の二つ

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筋肉は衰えることを知らない…

筋肉は衰えることを知らない…

「筋肉祭り」をお祝いしたい!そんな想いで投稿させて頂きま〜す!

筋肉についてーーーー
私たちの体にある一つ一つの器官は今この瞬間に必要な動きをしながら目的を果たします。
体を動かすための赤と白の二つ筋肉のフィラメントは、適度な刺激によって振動されて大きくなるほど強い力を発揮していきます。
そして、意志がある限りものすごい原動力として働き、自分だけではなく周りの人たちを動かすことも出来る体に変化を

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期間限定の更年期だから伝えたい

期間限定の更年期だから伝えたい

私はもうすぐ、更年期を卒業します。
世間一般には、45歳から55歳までと言われている貴重な時に、一体何をどうして良いか迷われる方も多いと思います。
それどころか、体調が悪くて寝込んだり、気分が落ち込んだりしながら、「更年期なんか早く終わってくれ!」
なんて思う方は少なくないと思います。なにせ、この世代の約70%の女性が何らかの不具合を生じているそうですから…。
生まれた瞬間から母の乳房に吸い付き、

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女性が男性を活かすと社会が活かされ健康な世の中になる!

女性が男性を活かすと社会が活かされ健康な世の中になる!

先日、行きたかった靖国神社にやっと行くことが
できました。
学生の頃は全く興味がなかった歴史でしたが、先祖の繋がりが、今の自分をつくりあげたかと思うと畏敬の念が尽きません。
訪問看護師をしていた頃に、従軍看護師をしていたという方の担当をしたことがあります。
まだ二十歳にも満たない頃に戦場に行き、壮絶な体験をしてきたそうです。
90歳後半だというのにその時の光景を毎回臨場感溢れる口調で話され、時に取

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私をつくる三つの口

私をつくる三つの口

50代になったなら、口や耳から入れる音、出す音には責任を持ちたいものです。
「やばい」「だって…」「何で私だけ…」これらが口癖になると性格が変わり、人格が変わり、外見が変わります。
50年間細胞、遺伝子に染み付いた力が想念となり、私たちの外見をつくり上げていきます。
耳からの情報は、鼓膜から聴神経を通り脳に伝達されていきます。日本語の音を受け取った神経信号は、言語という言葉のエネルギーを神経線維か

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やっぱり言いたい!骨のこと

やっぱり言いたい!骨のこと

50歳を過ぎたあたりから腰痛、膝痛、手首や親指付近が痛み出す人は多いですね。骨折もこの頃から増加していきます。
今や50代では9人にひとり、50代以上になると3人にひとりが骨粗鬆症といわれているので、元気で動き続けるためには、今からの生活習慣を見直していくことが必要です。
更年期だから…と諦めの言葉を発しても、日焼けを気にしてお手入れしたりサプリメントを摂ることは、諦めとは裏腹に、やりたいことがあ

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お局様と古狸

お局様と古狸

私は、一つの職場に長い間身を置くことを好まないのですが、どこの職場にもお局様のような50〜60代の介護士や看護師がいます。
中には、経験豊富でたくさんの知識を持ちチームを取りまとめる能力の持ち主もいれば、文句ばかりでまとまらず職員の移動が激しいところもあります。
女性が多い組織では大奥のチームワークで全体が変わってしまいます。

❶ 歴史にみるお局様の役割

ーーーー 江戸時代、権力を担う将軍や大

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内面の玉が最高の装飾品

内面の玉が最高の装飾品

最近、ブランド物や宝石、貴金属を身につけている人がめっきり少なくなり、時代が本質を取り戻していることを感じています。

私は、看護師に成り立ての頃から、貴金属を付けてはいけないと指導され、シフト制で勤務をしていたことや付けたり外したりの面倒さから、おしゃれをすることは無縁でした。
子育て中の女性も、子供がケガをしないようにアクセサリーを控えめにしている人も多いですよね。
だからこそ
美しいアクセサ

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更年期からでも遅くない!一流の脚つくり

更年期からでも遅くない!一流の脚つくり

50歳になり、体のあちこちに不調がある人が多くなってきました。そして、ちょっとした段差につまずくことも多くなります。

若い頃は、高い段差もひとっ飛びだったのに…
今では膝痛の痛みに耐えながら、歩くのがやっとという女性も多いのではないでしょうか。

あるデータでは50歳を境につまずきや転倒が多くなるとあります。
その理由として、加齢により足の五本の指をつなぐアーチ状の骨格のバランスが崩れてくるのが

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この世に男女平等なんてないんだ!

この世に男女平等なんてないんだ!

我が家は、今の世の中を反映してか、夫が自宅で仕事をするようになりました。そして、外で仕事をする私に代わり掃除、炊事はもちろん気が向けば頼んだこともしてくれるようになりました。

案外と料理は私より上手で、帰宅すると部屋はきれいに片づき、今まで気が付かなかった夫の能力に感動している毎日…。もちろん、毎日本心から褒めたたえ、感謝の気持ちを表現しています。

現代は、女性は~しなければならないなど、差別

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50代になったら、ただ与えるだけ

50代になったら、ただ与えるだけ

職場で若いスタッフに「あーだ」「こーだ」と言っている年配の看護師さん。
その考え方や価値観は、懐かしき昭和の根性論。

確かに30分前行動で、全力をつくすことは必要かも知れないけど、子育て中の若い人にとって、朝の30分はとっても貴重な時間であり、心の焦りは敏感な子供にはすぐに気づかれてしまいます。

50代がそこを理解すると、子や孫の世代も心豊かに過ごすことが出来きます。

今は、昔のように地域で

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死という表現「命」と「いのち」

死という表現「命」と「いのち」

「死」についての話をします。

看護師をしていると、死に関わることが多いと錯覚しがちです。
しかし、実際には一日に300人余りの人が亡くなっており、親戚の死やテレビのニュースあるいは偶然に遭遇した事故等を通して普段から何らかの形で、死を見つめているのではないでしょうか。

こんな時、亡くなった人の影響が生きる糧にもなれば、更なる憎しみが大きくなることもあるでしょう。
例えば、亡くなった後で家族で財

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金属と感情 現代の鉄の女

金属と感情 現代の鉄の女

なんだか分からない落ち込みやイライラ…
何処にも持っていきようがないこの気持ち。
存在を消したくなるような感覚は誰でも一度は経験しているのではないでしょうか。

日本では精神疾患が急増していますが、女性のうつ病も例外ではありません。
女性は、妊娠や出産、そして更年期からの女性ホルモンの減少やライフスタイルに心と体が付いて行けずに、バランスを失っている方も多いと思います。

これを更年期障害だからと

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母から娘に伝える血の道への歩み

母から娘に伝える血の道への歩み

私が学生の頃、朝の朝礼で急に倒れる女子が何にかいました。青白く血の気が引いたその顔は、精気を失い在学中も何度か繰り返されていました。

看護師になってからも採血中に急に意識を失う女性、最近ではワクチン接種後にもこのようなことが多いと報告されています。

このような急に血の気が引いて意識を失う迷走神経反射は女性の方が圧倒的に多いとされていますね。

血の上がり下がり、滞りは感情に左右されますが、それ

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