記事一覧
生きること、学ぶこと
(問い)松本美奈の授業が目指すものとは?
帝京大学で松本美奈(当時、読売新聞)の授業を観る。
「(相手、対象に)なりきって(コミュニケートする)」という教養課程の授業である。ジャーナリストであるだけに、学びに「時間」の使い方を導入する。大体1~3分で区切り学生に活動させる。緊張感と集中力は自然と高まる。記事をコンセプトマップに描く予習を経て、チームワーク学習では話し手と聞き手の立場にな
生きること、学ぶこと
(問い) 音楽をなぜ学ぶのか? ―バレンボイムの音楽論を少し―
ダニエル・バレンボイムとE.W.サイードの“Parallels and Paradoxes”を読む。
バレンボイムが言う音楽を学ぶ目的は全く異なる2つである。一つは自分が不条理の世界や困難から脱出するためである。音楽は感情を高める。あるときに熱狂frenzyで、ある時に野生的savageryにもなる。もう一つは音楽をやると、頭、心
生きること、学ぶこと
(問い)ChatGPTについて考える ―AIと人間は非対象であるー
LLA言語モデルを2つの視点で考える。
まずは、言語の起源という視点がある。LLAのアーキテクチャーはベクトル化によるアプローチであり、これが人間の言語認識に近いのではあるが、言語起源について考えているのではない。自然言語処理は、RNNやLSTMなどの回帰型ニューラルネットワークに代わりTransformerモデルが主流になっ
生きること、学ぶこと
(問い)ICE アプローチをどう学修に活用するのか?
ICEアプローチを活用したアクティブラーニングに関して、「Students exiting things happen」を生徒と共に推進している柞磨昭孝先生(元県立安芸高等学校校長・元県立祇園北高等学校校長)とTaxonomyの開発者Dr. Sue Fostatyとの座談である。
BloomのTaxonomyの考え方とICEの位置づけ、クリ