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恋なの愛なの知らないの

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恋愛なのか、恋なのか、愛なのか、そうじゃないのか。わからないことをわからないままに
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記事一覧

秘密主義ディストピア

人は人に合わせていくつもの顔を持っているものだと思うけれど、相手に合わせた自分を持ちすぎている人を正直あまり信用していない。

本人すら素の自分、ひとりだけになったときの自分を思い出せなくなるのではと感じるぐらいに。

あなたの理想の自分はたぶん、あなたからどんどん遠ざかっている。

「私はあの人を絶対的に信頼しているわけではないよ」
「だから何を言われても大丈夫」

ふと口をついて出た言葉で、恋

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好きになれない才能ならば

前回の「友達レーダー」という記事を書いてから本当に30分後ぐらいに、その悩みの矛先である相手から

「自分の気持ちがはっきりしました。ララさんのことがめちゃめちゃ好きです!彼女になってほしいです」

とメッセージが届き
悲しくなってしまった。

そうなんですか??ありがとうございます。嬉しいですが一体私のどこに好きになっていただける要素があるのでしょうか。自分のことが好きになれないことがあるので好

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友達レーダー

何度か会って全然緊張もせず楽しく会話を交わし、仲良くなっても「いい友達になれそうだな」の感覚しか生まれてこないのはそういうことだよな、と思う。
それ以上がない。あることが想像できない。
たとえばどんなにこちらにメリットがあるとしても。

そういうのしかない。

好意を利用するわけにもいかない。
向こうもいい友達だと楽しく思ってくれているだけなら成立するだろうけれど
そうじゃない可能性もある。
だっ

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たまご焼き、甘いとしょっぱいどっちで生きる

あー面倒だよーって時期、なにも連絡しないようにするとちょっと回復するライフハック。

行きたくなるような予定を自分に課して出かけた。
自分は冷たい人だ、ひどいやつだ、そう思いながらも でも私も私の気持ちがまだよくわからないから。

深夜まで仕事のことを考えて、朝も早くから準備ができなかったと正直に詫びた。
本当のことだけれど、仕事がなくてもたぶんそこまで早起きはできなかった。
それでも出かけるため

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思い通りにならないのは相手じゃなくて自分

本当に自分の気持ちさえ思い通りになれば苦労せずに済むのにと思う。
相手の気持ちを思い通りにしたい、とじたばたする時期はもう過ぎた。
自分が身近な人に恋愛感情や愛情を持てればきっと、人自体にもっと感謝もできるはず。
もうやだ、なんでこんなに冷たいのかな。

想いがひっくり返ることはあるのかな。
あると信じたい。
時計を気にせず楽しめるようになりたい。
本当にわがままを聞いてくれてありがとう。

おねがい怠惰

ああー大雨予報なのにまだ週末の予定どうするか聞かれているけど天然なのかな。

大雨なら家にいたいんだけど、ドライなのかな。

でも勇気を出して言ったよ正直に。「ごめんなさい。本当に気圧に弱いので大雨はちょっと危険かもで…当日体調が良くなかったら別の日でもいいですか」と。

大雨だったらそもそも外に出たくないんよと、もっと端的に言ったほうがいいのかな。それはでもあまりにも。

家族なら言うんだけど。

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恋愛掘り下げプロジェクト(メンバー1名)

「週末は会えそうですか?」のメッセージを寝かせてしまうあたり、自分とはなぜいつもそうなのかと思ってしまう。
いよいよ、わかってはいたことだけれど
─どうも、好意を感じ取ると逃げたくなるようだ。

だから、自分のことなんて絶対に好きにならないような「はなから無理めのあいつたち」に惹かれてしまってきたのだろう。

それは自己肯定感が低いからという噂も聞いた。
自分が嫌いだから、そんな自分を好きになる人

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あなたのことは諦めた。

とても仲がいいけれど
私に言っていないことがあると知っている。
何度言っても肝心なことは
覚える気がないと知っている。

覚えているのが嫌だから、
君への想いを雑にした。

君のことは諦めた。
諦めるって、恋愛感情だけじゃない。

君を変えるのを、
君が変わってくれることを、
君のすべてを「すばらしく思うことを」
信じることを
諦めた。

そしたらうまく回り出した。

君の望む形としては
たぶんこ

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結婚に対しての想いを定期的に振り返ろうと思います(過去メモシリーズ)

iPhoneのメモで「結婚」と検索をかけると、まあ出てくる出てくる、直近とか6年前とか、いろんな自分の歴史と感情の記録たちが。

結婚しそうになっただけで一度もしたことないんですが、一応、定期的に結婚とは…もっと言うと結婚からの子どもとは…と脳内などで向き合っているということだよね。なんにも考えていないような楽しい生活をしているなと自分すら思っているのに、すごいね。(ほめるハードルが低い)

本日

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ただの近況と、いま結婚していなくて良かったと思う瞬間

開き直って充実している感がすごい。

自分って万人が思う形の結婚観とか
人生観を持ち合わせてはいないんだな!
と実感してから、それなりに毎日が楽しい。

それでも生きていくことは罪ではないはずだ。
一応、働いて税金なども納めている。
なぜか昇格もした。少しでも世の中になにかを返せていければいいなと思う。

自分の特性を知っているほうが周りにも優しくなれる。
同じ考えではないから同じにはなれない、と

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好きな人は誰なんですか。

好きな人いる?と聞かれる歳ではないと思うが、迷うときがある。
ところで誰が好きなんだっけ、と。

いや、おかしいのは分かってる。
でも、いろいろ思い返すと、ふわふわと好きな人が、できては変わったり 戻ったりしているような気がする。

心の中にいるのは数人なんですよ。
ひとりは好きで好きで、でも言えなくて
たぶんこれからも言わないほうがいいと思っている。
ただ、言わないほうがいいなと思っているうちに

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恋愛じゃなければうまくいく相手ってことなのだろうか

たまに会って話して、ときめいたこともあって、
ふたりで日帰り旅行なんて行っちゃったりもして、
告白したこともあったけれども時間をかけて振られて、
その後はSNSでだけ繋がって。

あるときなぜかまた会うことになって、個人的には以前よりいい感じなのではと思う反応ではあったが
また曖昧なまま周期が終わって。

またあるとき何度目かの再会をして、いろんなところに一緒に出かけたり深い話もしたはずだったけれ

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まず、結婚したいのかどうか

いい歳になり、「そういえば」と自問自答するようになった。

私って結婚したいんだっけ。どうなんだっけ。

そもそも逃げ続けていなかったっけ。

いや、たしかに結婚したいほど好きだった人はいたよ。
幼なじみのあいつだったり、忘れられなかった彼だったり、
今でも尊敬している人だったり。

ただ、それって大きな概念で言っていることではあったのだろうと思う。
生活というか、この先も一緒に話せたら嬉しいだろ

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心境の変化

なにも期待しないことがいちばん穏やかだってこと
20歳の私は知っていたかな

よっぽど辛く悲しいことがない限り
笑っていればいいんじゃないかと思っている。
思うようになったから、
最近はよく笑う。

口角をあげるだけで柔らかく、
なんでも許せているように見える
脳も錯覚するらしいよ

はしゃいでも心の奥ではなにも感じず、
だれにも期待せず、
ふわふわの寝顔と好きな食べ物と、
その場の素敵な会話だけ

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