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#LGBT
フェミニズムとミソジニーの議論をパワポで考えていたら「無意識の既得権益」が見えてきた。(後編)
前回の記事では「射精責任」という書籍の発売をめぐって起きている論争をきっかけに、思考のフレームを整理した。
その結果「◯◯で得をした or 損をした」という経験を拡げようとした場合に軋轢が生まれやすいこと。特に「得をした」という経験を拡大させる場合、得の上限によっては抵抗勢力が生まれやすく、それは同時に「無意識の既得権益」が顕在化するトリガーである、という話を書いた。
後編では、この「無意識の
フェミニズムとミソジニーの議論をパワポで考えていたら「無意識の既得権益」が見えてきた。(前編)
「射精責任」というタイトルの本が出るらしい。
まだ中身はわからないが、なかなか刺激的なタイトルなので、Twitterでは発売前から物議を醸している。
「受精責任もあるだろ!」
という男性からの批判が多いが、今回の件に限らず、この手の議論はよく見かける。
女性だけが損をしている
男性だけが得をしている
もしくは
女性だけが得をしている
男性だけが損をしている
こんな対立構造で語られるこ
埼玉県LGBT条例に対するツッコミ・ツイート集1
埼玉県のLGBT条例の内容が、私のようなLGBT当事者から見てもなかなか危ういので、ツッコミ・ツイートをここに収録します。
過去のツイートも拾って収録してゆくつもりですので、時々チェックしていただければ、幸いです。
そして、ツイッターユーザーの皆様、お気が向きましたらリツイートをお願いします!
1.性自認による差別禁止は女性スペースの危機2.埼玉のLGBT差別通報窓口の恐怖3.ファミリーシ
【トランス差別】橋本愛は何故”差別主義者”と言われたのか?
こんばんは、烏丸百九です。
別の話題について書く予定だったのですが、先日発表されたスポニチアネックスの記事がネットで大バズし、Twitterなどが地獄絵図となっていたので、緊急的に対応しようと思います。
まず、批判を受けて当初の意見を180度転換し、潔く謝罪した橋本愛さんの判断の正しさに敬意を表したいと思います。「それは差別では?」と指摘されるとすぐ逆上するのがデフォルトの日本人としては、本当
ジェンダーギャップ指数116位と肌感覚
7月13日に世界経済フォーラムが発表したジェンダーギャップ指数で、日本は116位。G7のなかで最下位なのはもちろん、対象さんカ国が146カ国なので、他国と比べて低い順位なのは明らかでした。
ジェンダーギャップ指数は一見、国の政策や社会など大きな括りの中の話で、私たち市民には関係ないように思えます。しかし、日々 仕事をする私たちにとって大きく関わる『暮らしのこと』でした。
ジェンダーギャップ指数
「ジェンダー」はフィクション!?ジェンダーレスな世界へようこそ。
ジェンダーはなくなる
私たちを縛り続けてきた、女らしく。男らしく。そんな「ジェンダー」の存在感が近年どんどん薄くなってきてる気がします。
いずれ「ジェンダー」は世の中的にも消えてしまうと思いますが、そんなん待てねえという方のために、今すぐにジェンダーをレスさせる方法をお伝えしたいと思います。よかったら聞いていってください。
少しだけ自己紹介
みなさんこんにちは。あゆみむです。30代、猫と暮
ノンバイナリー全員を「彼」「彼女」と呼んではダメ、という誤解。
ニューアルバム『BADモード』や、世界最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」への出演で、今また世界中から注目を集めている宇多田ヒカル。
先日、彼女が公表しているセクシュアリティ「ノンバイナリー」について講談社FRaUで執筆し、たくさんのみなさんに好評をいただきました。
読んでくださったみなさん、ありがとうございました。
しかし、一部の読者の方から、こんな指摘がありました。
結論から
女の子の姿になって初めて、わたしは鏡を直視できるようになった。
物心ついた時には、
すでに自分の顔が嫌いだった。
ほんとうは女の子として生きていきたいのに!!などと思える余裕は無くて。
ただ一方的に適応を迫られるだけの
地獄のような境遇。
家は宗教団体で、うやうやしく掲げられた教祖の肖像画に睨まれながら暮らす日々。ほかの信者たちからみて、わたしだけが明らかに異質な存在で、教団内の誰とも気が合わない。そんなわたしがいることを両親は明らかに恥じていた。
男の子もセーラームーンを楽しんでいいじゃない
「美少女戦士セーラームーン」の3つのアニメシリーズが、YouTubeで公開される。
sailormoon-officialチャンネルで、随時公開。
この機会に、少しずつセーラームーンを観直している。
公開された30年程前に観たときには、どこか後ろめたい思いがあった。なぜなら、私が男の子だったからだ。
最初は、特に気にしていなかったんじゃないかと思う。ありふれた子どもが、不思議な力を手に入れ