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セイのカクリツ:「多様“性”」に満ちた未来をいきる

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太古の時代、生物の「性」は一つのみであり、細胞分裂や株分けで自分のクローン体を増やすだけだった。そこから「メス」と「オス」に分化し、遺伝子交換によって生殖するようになったのは「多… もっと読む
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#毎日note

6月はLGBTプライド月間、7月は障害プライド月間

6月はLGBTプライド月間、7月は障害プライド月間

6月はLGBTの尊厳と権利を考えるプライド月間でしたが、実は障害者にもプライド月間(Disability Pride Month)があります。

1990年7月26日、当時の米国のジョージ・H・W・ブッシュ大統領が、世界各国の障害者法制や国連障害者権利条約に影響を与えた、「障害を持つアメリカ人法(ADA)」に署名しました。そのことから7月が「障害プライド月間」に設定されました。それ以来、米国、英国

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「被害妄想」「配慮は特別扱いだ」一人だけ在宅勤務許可せず出社強制…職場の発達障害者への差別・偏見に関するアンケート結果①

「被害妄想」「配慮は特別扱いだ」一人だけ在宅勤務許可せず出社強制…職場の発達障害者への差別・偏見に関するアンケート結果①

筆者は世界自閉症啓発デーおよび発達障害啓発週間(4月2日~8日)に合わせて、「職場の発達障害者への差別・偏見に関する緊急アンケート調査」を実施しました。職場で発達障害者が受けた差別や偏見の状況を明らかにし、障害者雇用促進法の効果を検証すると同時に、障害者雇用訴訟に対する発達障害者の意識についても調査しました。

回答内容は回答者の個人的体験などを基にした印象を答えた主観的なものであり、必ずしも最新

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女性を救う「フェムテック」の力

女性を救う「フェムテック」の力

column vol.644

昨日、妻が前職で大変お世話になった方と4年ぶりに食事に行き、良い意味でのお互いの変わらなさを感じながらも、その方はこの4年間は実に大変だったと聞きました。

その一つが「がん」です。

幸い早期発見、早期手術をしたおかげで大事には至らなかったのですが、その方の仲の良いお友達の5人中、4人はがんを患ったそうです…。

「日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人がが

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「自分はこういう人です」が自分を縛っていないか?

「自分はこういう人です」が自分を縛っていないか?

「私ってこういう人です」と、
自分のことを言葉で伝えることは大事だ。

でも、それが自分を縛ることにもなる。

誰かが定義した「あなたはこういう人」という箱の中に閉じこもっていないか?
自分で自分に決めた「私はこういう人です」に、自分を縛り付けていないか?

いつだって、自分に問いかけていたい。

「私はこういう人」って、自分を決めつけていない?私は人見知りなんで、
私、話すの苦手なんです。

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多様性ってむしろ生きづらいよね?

多様性ってむしろ生きづらいよね?

皆さんお疲れ様です。
やっとお正月が終わり落ち着いてきました。
仕事始めや切り替えがいきなり変わり大変だと思います。

私は変わらないのでノホホーンとしています。
ふとnoteを1年弱続けて思ったことがあります。

noteという場所は、色々な人間の成功や失敗を平等に共有できる場所だなあと感じました。

どうしても世間ではビジネスで成功した人
壮絶な過去を持ってるけどなんだかんだ成功した人というよ

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BEAMSの広告でひとつ気になる点が。そして、気になった自分に驚いた。

BEAMSの広告でひとつ気になる点が。そして、気になった自分に驚いた。

2020年の5月に公開されたBEAMSの広告。

※画像はこちらの記事から拝借しております。

飾り気のない素直な文章で、胸にすっと染みてくる。

とてもいい広告だと思う。

けれど、ひとつ気になった点があって。

それは、「男だったら結婚したいやつ」だ。

いまの世の中、このフレーズは性差別としてバッシングを受けるのではないか・・・?と思ってしまった。

しかし、調べてみても、とくに避難している

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孤高に容姿が必要ですか

私は「猛禽類」とプロフに書いている
しかし、孤高の人ではない
ただの「孤立」した人間

最近読んだものに、こういうのが書いてあった
「孤高=美形」
疑問に思うのが、孤高とは生き方であって
容姿が伴う孤高ってどういうことよ

「絵になるから孤高」
「絵にならないブスは孤独」
孤高の定義が稚拙で鼻白む
そんなアホは書いたライターだけだろうけど

私が抱く「孤高」のイメージは
群れることはないが
趣味や

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バカで女っぽい?

バカで女っぽい?

男勝り。この言葉は全然嫌いじゃない。強くたくましくガッツのある女性を形容する。私も彼女たちが好きだ。これを肯定的に使う、すべての人と同じように。

彼女たちは強い。男性のほうが有利な場所を戦い抜いていく。ルックスは人それぞれだけれど、たいていは髪を短く切り揃え、甘い格好をしない。それを「女を捨てている」と見るか「カッコいい」と思うかは個人の自由であって、自分は後者だ。

それにしても「男に勝ってい

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インターネットが変えた“カミングアウト”─若者に知識を与え、人々をつなぐ【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.7】

インターネットが変えた“カミングアウト”─若者に知識を与え、人々をつなぐ【クーリエ・ジャポンからの抜粋-Vol.7】

今回はLGBTについて、インターネットが果たしている役割について解説をしている。

最近、ニュースやSNSを見ると、自らの性的指向や性自認をあきらかにする「カミングアウト」をする人が増えてきた。

LGBTの人々のなかには、自らのアイデンティティについて、友人や家族にはけっして話さない人もいるものの、ピュー研究所の調査によれば、アメリカ人のゲイ男性4人に3人が、人生において大切な人全員、あるいはほ

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「ホフステッド指数」で国民性を知る

【アイルランド留学84日目】

昨日の授業で「ホフステッド指数」というものを知りました。

ざっくり言うと、国ごとの社会性や国民性みたいなものを、6つの指標に分けて数値化したものですね。

下記の6つの指標から成るようです。

Power Distance ...上下関係の強さ
Individualism ...個人主義の強さ
Masculinity ...男らしさを求める強さ
U

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世代間の価値観

世代間の価値観

column vol.136

中年に差し掛かると、やはり次の世代の意識や価値観は気になるところです。特にこのコロナ禍での変化に注目しています。

ここ最近、今をときめくZ世代に関する最新記事があったので、まずはそちらからご紹介したいと思います。

コロナ禍におけるZ世代の変化LGBTを含めた全ての子どもが、ありのままの自分でオトナになれる社会を目指す認定NPO法人「ReBit」がコロナ禍において

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noteの風土が生み出している"内輪ノリ"について

noteの風土が生み出している"内輪ノリ"について

昨日、cakesのホームレス記事炎上に関するnoteを書いた。

今回炎上したことによって、記事を書いたライターさんのnoteに注目が集まり、いくつかのnoteを問題視する声が上がった。その中のいくつかのnoteを私は違和感に気づけず拡散したり、評価してしまっていたことについて、自らの倫理観のズレにショックを受け、このnoteを書くに至った。

このnoteを書いたことで、コメントをくださったり、

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男女平等に向かっているのか?

男女平等に向かっているのか?

先日、私は母と結婚についての話をした。

母は「今どきの若い子たちは共働きが当たり前だし、育児や家事の分担も普通だと思ってるでしょ?」と言う。

私自身も、私の周囲の友人知人も「仕事は男性、家事育児は女性」という偏見を持っている人はほとんどいないので、母の言い分は肯定したいところだ。

しかし、実際に国内の男女が思う「普通」なのかといわれると、統計データを見ていないのでわからない。

実際に共働き

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経済効果をもたらす「女性教育」の可能性

経済効果をもたらす「女性教育」の可能性

今回はタイトルの通り、「女性教育」に対する考え方について書いていこうと思います!教育に恵まれない発展途上国の女性の取り巻く環境について気になり、『国際教育協力論集』に寄稿されている黒田一雄先生の文献を参考に書いています。

未だ男尊女卑が根づく日本でもぜひ理解しておきたい話。。ぜひ多くの方に読んでいただけると嬉しいです!

「女性教育」が男性と比べて重要視されていないのはなぜか?女性教育が男性教育

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