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後藤大Blog

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#勉強

わかった気にならない

わかった気にならない

この前とあるイベントのために「学力テスト」の問題を作ることになったのだけれど、恥ずかしいことに中学生で習った様な方程式や地図記号が全然わからなくなっていた。

卒業してから使う機会のないものばかりとはいえここまで忘れていることが自分でも衝撃だった。正直大人になったからどころかテストが終わって1ヶ月もすれば御成敗式目がなんだったかも危うい。

人は必死で覚えたことも使わないと忘れる。もう少し厳密にい

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同じ価値だと思うものを交換し合うこと

各地へ流れている川をたどってみると1つの湧き水へたどり着いたりするみたいに、ばらばらな物事でも元をたどればどこかで合流するものだと思っている。

それを「本質」というのだろう。

2018年末にSHOWROOM社長の前田裕二さんのメモの魔力という本を読んでから、本質を探すことにすっかりハマってしまった。

それから物事を考える角度やルートが変わって内面的にも急激に成長できた自覚がある。人生の中で自

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虎の穴に突っ込む楽しさ

虎の穴に突っ込む楽しさ

今日は朝にとある曲制作の案件が来て、夜には弾き語りのデモ音源まで作って提出することができた。

作詞と作曲はだいたい2〜3時間あればできるのが平均だと思っていた。

昔から曲作りに時間がかかったことがあまりなくて、いろんなミュージシャンと話すようになってから初めて僕が平均よりも早いんだなとわかった。

逆にアレンジに関しては無の状態からひねり出さなくてはいけないのでものすごく時間がかかる。

人に

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挫折だと思わない人

挫折だと思わない人

努力を努力だと思っていない人が一番伸びるというのは本当だろう。

努力は「できない」を感じているから出てくる言葉だからだ。

走ることが単純に楽しくて毎日走っても、苦しみながらなんとか続けても、結果として体力はつく。

だけど前者は苦しむことを知らない分集中している時間が長くなるし、工夫も忘れなかったりして努力だと思っている人よりもぐんぐん伸びていくのだ。

同じように「できない」を挫折だと思わな

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見られていたのは姿勢

「できる」こともすごいけれど「学ぼうとする」ことも同じぐらい価値があるものだと思った。

今、働かせてもらっている会社の社長はできることの水準が高い人だ。なので求められる基準が僕の身長では背伸びが必要なあたりになる。

例えば「掃除しといて」と言われた時、床に掃除機をかけたりきれいに見えるように物を整理するのではなく、どこに何を置いたら散らからなくなるのか、埃がたまりやすい場所をどうしていくか、と

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5×10=1

5×10=1

「学ぶ」ことが5や10を知ることだとしたら「わかる」は1に戻ることではないかと思った。

「僕はスポーツの練習じゃなくて”武井壮を動かす練習”をしている」

武井壮さんのこの考え方に僕は衝撃を受けた。まさに!と思った。

トップアスリートが他の競技をやってみると意外なことに全然いいプレイができないのだという。それはその競技の反復練習しかしていないから。

その前にまず自分の身体がどういう状態か、イ

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道を説明できない

道を説明できない

人に道を説明するのが苦手だ。

車に乗らないので何号線だとか何通りだとか全然分からない上に、店から出たらどっちから来たのかも見失ってしまうほど方向感覚もないときたもんだから東西南北で伝えることも難しい。

出て右、まっすぐ行って次の角を左、そういう風に説明されないといけないし、自分もその説明しかできない。

でも逆にこれはチャンスかもしれない。できない人の気持ちはできる人には理解できない。東西南北

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25mを泳ぎ切れ。

どれだけ雑念をなくして目の前のことに集中できるかだと思う。

小学生の頃水泳の授業で25m泳げないと泳げるまで夏休みに登校させられる制度があった。

二人目の「考える人」になってしまうほど「休みとは一体なんなのか」と疑問に思いながらもしぶしぶ追試を受け、夏休み中盤に差し掛かった頃なんとか25mを泳ぎ切ったのだった。

僕が泳げなかったのは体に力が入りすぎていたのと息継ぎのタイミングが悪いのが原因で

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感動なき学びはもはや勉強ではなく苦行だ。

感動なき学びはもはや勉強ではなく苦行だ。

昔から嫌な事は後回しにするタイプであった。

小学生のころ「漢字100字」という宿題はなかっただろうか。正方形のマスが100並べられた漢字練習帳をひたすら埋めていくあれだ。

自分の背丈よりずっと高かった鉄棒が、今見ると「こんなに低かったっけ」と感じるように、辛かった宿題も大人になってみればなんて事はない、なんて事はなく同じ漢字100字は今でも普通に辛い。

やがて字を覚えることではなくノートを早

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わからないを教えられる人になりたい。

わからないを教えられる人になりたい。

わからないを教えられる人になりたい。

世界はわからないことだらけ。いまnoteに文字を打ち込んでいるMacbook Proの蓋を開けてもどんな仕組みになっているかわからないし、後ろの棚にあるまだ読めていないFACT FULNESSの続きにどんな知識が詰まっているか予測もつかない。

スーパーのビニールぶくろがどうやってできてるか、鍋つかみって誰が最初に作ったのかさえも知らないし、さっきまで自分の

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