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GTDを実践するための手助けになる記事

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GTDは自転車と同じ。 自分なりの乗り方が見えるとこんなに便利な道具はない。 しかし、自転車と同じく乗れるまでは意外と大変。 そんなときにヒントになってくれそうな記事たちです。 … もっと読む
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#思考

思考と行動のギャップをマネジメントする(GTD的な視点で)

思考と行動のギャップをマネジメントする(GTD的な視点で)

パスカルは、人間について考える葦という表現をしていますが、「考える」ということはそれくらいに人間にとって重要なことと言えるのでしょう。

生き物の実体としては貧弱だとしても、思考は自由で無限の可能性がありうる。

でも、その思考・考えることがパワフルなためにストレスも増えてしまうとも言えます。

思考と行動のギャップ(実体は一つのため・・・)色々なことを考えることができるのが人間ですが、それらを実

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世の中を究極までシンプルにみる(GTD的な見方で)

世の中を究極までシンプルにみる(GTD的な見方で)

世の中の問題や課題は非常に複雑で入り組んでいるように見えますが、GTD的な見方をしてみると、その本質は非常にシンプルだったりするようです。

結局のところ全ては「する」か「しない」か全ての問題や課題については、まず行動をするのか?しないのか?ということで二分することができます。具体的な行動が浮かんでなくとも、その件について行動をするかしないかを決めることはできます。

全ての問題や課題に適用ができ

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「目的」は何か?(「望む結果」は何か?)

「目的」は何か?(「望む結果」は何か?)

「次に何をするか?」を決めて、具体的な行動を早くしたい、と私はよく思います。具体的な行動をしている時は落ち着きますし、集中もできます。これはとても心地が良い。

しかし、「『目的』は何か?」ということを定めておかないと行動が無駄になる可能性があります。そのためGTDのStep2にて見極める「望む結果」と「次の行動」という明確化は最低限必要なものになります。

この「頭とお尻」のセットを明確化する思

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意識の外にある「気にならないもの」を扱う

意識の外にある「気にならないもの」を扱う

恥ずかしい話ですが、外出自粛の流れもあったため、我が家のクルマのバッテリーあがりをさせてしまいました。

そういえばここのところ外出自体を避けているのもあり、車を全く動かさない日々が続いておりました。

GTDは「気になるもの」からスタートするさて、今回の件で実感したのは、GTDの仕事術・思考法は「気になるもの」がスタートだという点です。

頭の中の気になるものを外に置く、というのがStep1把握

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犬も歩けば何かが始まる(GTDで、止まらずに進みながら整理する)

犬も歩けば何かが始まる(GTDで、止まらずに進みながら整理する)

よく知られた諺「犬も歩けば棒に当たる」・・・あらためて辞書で調べると「でしゃばって出ていくと災難にあう」といった意味です。

しかし、今の時代はそうでもないようです。

棒に当たらないように、よく考えている間に状況は変化し、行動の効果半減してしまうのです。

やってみてから、計画を修正する(GTDの活用)とにかく手をつけてみることが大事です。最低限の計画でまず行動を開始することです。

「最低限の

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変化にも強いぞ!GTD!人生を回し続けろ!(もし、1人では難しい場合には、お声かけください)

変化にも強いぞ!GTD!人生を回し続けろ!(もし、1人では難しい場合には、お声かけください)

仕事の環境が激変しているのではないでしょうか?

テレワーク

在宅勤務

時短勤務

それだけではなく、そもそも自宅待機で仕事ができない!

(それでも、対応ができる環境に感謝すべきですね。医療関係やインフラ関係の場合は、そういった対応どころではなく、むしろ業務が増えて激務になっているのかと思いますので・・・。)

様々な状況が変化する中で「果たして今何をするのがベストなのか?」ということが頭に

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習慣を持つこと(毎日料理を作る苦痛の緩和のために・・・)

習慣を持つこと(毎日料理を作る苦痛の緩和のために・・・)

習慣化するとは、思考せず自動化する部分を作るということ。それによってずいぶんと人間は楽をしています。いちいち「歯を磨く」ということを意識して行動をとらなくても、無意識にそういった行動をとることができるからです。

習慣が崩れると、心身に負担がかかるしかし、一度習慣化した流れが崩れると、行動の前に思考が必要になるためにストレスが増えます。その顕著な例が、日々の自炊だったりします。

家事の中で一番負

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情報処理にも、GTD(5つのステップ活用):まずはStep1「把握する」

情報処理にも、GTD(5つのステップ活用):まずはStep1「把握する」

情報を活かすためには、単なる情報を、自分のために活かせる「情報」として理解・解釈する必要があります。このことを、

「単なる情報」=インフォメーションを、「活かせる情報」=インテリジェンスに変換する、と言います。

GTDを活用して、「インテリジェンス」にするGTDの処理フローは5つのステップから成っています。おさらいしますと、

1:把握する(「気になること」を出す)

2:見極める(「気になる

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あれ、今、私たちは歴史に立ち会っているのかな?

あれ、今、私たちは歴史に立ち会っているのかな?

「私と一緒に見たいだろう。インディアナ、私たちは単に歴史を通り過ぎていくだけだ。アークは・・・アークは歴史そのものなんだ」(『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』に登場する主人公インディのライバル、フランス人考古学者べロックのセリフよる)

ウイルスによって世の中激震。仕事も生活も直撃です。ニュースを見ていても、悪いニュースばかりです。

・・・と暗くなってばかりいても底無しですから。

これは相

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昼寝や遊びも実は「生産的(オン)」かもしれません(GTD的な「オン」と「オフ」)

昼寝や遊びも実は「生産的(オン)」かもしれません(GTD的な「オン」と「オフ」)

自分にとっての「オン」と「オフ」というものをどう考えるのか?ということです。

一般的な『オン』と『オフ』→自分以外の基準で見ている主に仕事、業務、家事など「やるべきこと」をしてアクティブに動いている時のことを『オン』ととらえて、休憩中やプライベートでの趣味などをしている時のことを『オフ』と考えるのが一般的なように思います。

なんとなく『オン』と『オフ』という分け方をしているのですが、その分け方

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「『目的』は何か?」から考える(GTD:ナチュラルプランニングモデルの考え方から)

「『目的』は何か?」から考える(GTD:ナチュラルプランニングモデルの考え方から)

世の中がバタバタしております。新しい事態・慣れない物事への対応は難しいものです。

新しい事態や、慣れていない物事を進める必要がある時には、GTDの「Step2 見極める」だけでは「気になること」を明確化する少しシンプルすぎる場合があります。

そういった時のために、GTDの中では「ナチュラルプランニングモデル」というやり方を提示しています。

その入り口である「目的」についてです。

スタートは

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事柄の連続的な捉え方:後編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

事柄の連続的な捉え方:後編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

続きものです。前編はこちら。

さて、今回は後編です。

前編では「高度マップ」は、自分にとってのミクロからマクロまでをつなげて考えようとする見方・思考であると書きました。

この見方や思考は、何も「自分」だけではなく、世の中や周囲のことを考える上でも、「高度マップ」の考え方は使えるのではないだろうか?というのが今回です。

会社や組織(「家族」までも含む?)について「6つのレベル」で考えてみる例

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事柄の連続的な捉え方:前編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

事柄の連続的な捉え方:前編(GTDStep5:「6つのレベル」から発想されたこと)

「前編」としたのは、GTDの全体像から整理からスタートするためです。

あらためてGTD実践における5つのStepGTDを実践する上で、基本は5つのstepから成り立っています。簡単にStepを列挙しておくと、

Step1:把握する(「気になること」の把握)

Step2:見極める(具体化・明確化をする)

Step3:整理する(Step2を適切なリストへおとす)

Step4:更新する(システ

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人生は常に途切れずに続いていく・・・(あけましておめでとう)

人生は常に途切れずに続いていく・・・(あけましておめでとう)

仕事が年末年始で休みに入ると、なんだか流れが途切れるような感覚になることがあるかと思います。

しかし、季節の節目であっても、自分の生活・行動とゴール・プロジェクトは途切れることなく継続されていくのです。

年があらたまっても、何も変わらない正月を過ぎたからといって、物事が自然と片付いたり、勝手に進捗したり、なんてことはなく、年末の状況が引き継がれて進んでいくだけです。

GTDの仕事術で行動とプ

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