- 運営しているクリエイター
記事一覧
いい文章が書ける最短の近道
いい文章が書ける最短の近道を紹介します。
いい文章とはなにか。この答えを求めて、三島由紀夫の『文章読本』という本を読んでいると「文章を味わう」という表現が出てきました。
「文章を味わう」とは、文章を読むとは少しちがう感覚だ。文章を読むよりももっと文章の中に入り込む作法のことです。この表現が好きだとか、この言葉選びが好きだという、文章の細部にまでこだわって、それを受け取ったり、楽しんだり感じながら具
【万人ではなく特定少数の共感を】心を揺るがす文章を生み出す方法
「剌さる」が人を選ぶのはなぜ?心の中の負の部分が「剌さる」を発見する
なぜ、ある人には刺さり、ある人には刺さらないという現象が起きるのでしょう。それは、ある人に目につくものは、その人の内面そのものだからです。
風景は誰にでも見えるものではなく、目の前で葉が風に揺れても、花が咲いていても、見えない人には見えません。
風景は、内面が発見するものだからです。
だから、抱えている問題が違え
「書きたいけど書けない」ときに試したい5つのこと
こんにちは!
前々回、「うまい文章」を以下のように定義しました。
=================================
うまい文章=「わかりやすさ」×「モチベーション」×「独自性」
=================================
今回は、2つめの要素である「モチベーション」を高める方法を解説します。
1つめの「わかりやすさ」はこちら。
レポート、感想
デザインスキルを上げるならこれを読むべし!基本の人間工学記事 3選
こんにちは!東芝UIデザインチームnote事務局の小林Jです。
みなさんは「使いやすさ」について、どのように考え、どのようにデザインしていますか?ちゃんと「使いやすい」ものづくりができているか不安になったことはありませんか?
そんな時によりどころになるのが「人間工学」です。
「人間工学」とは、人間にとって使いやすく、安全な道具や製品、システムを考える学問です。人間特性をもとに環境や道具の使い勝
【短編を制する者は小説を制す】短編で学ぶ小説講座(2014年6月号特集)
短編の書き方の特徴 短編小説は、400字詰め原稿用紙で言うと、100枚以内の作品になり、文学賞で100枚以内の枚数のものは短編の賞に分類されます。
もちろん、はっきりした決まりはありませんので、単行本になった短編集の中には150枚ぐらいのものもありますが、短くて10枚、長くて100枚、多くは60~80枚ぐらいという感じでしょうか。5枚、3枚、もっと少なくて300字といった枚数の短編は掌編と呼ば
【あなたの文章、実は「読みにくい」かも?】文章をぐっと読みやすくするコツ(2011年8月号特集)
係り受けだよ文章は文節は意味が分かる最小の単位
文は文節に分けられます。文節は、意味が分かる範囲で、できるだけ短く切ったまとまりです。
文節に分ける方法は簡単です。合いの手を入れて読めば分けられます。
「私は(ねえ)たらこの(ねえ)パスタが(ねえ)好き。」
はい、できました。
多くの文節は、あとにある文節に係ります。これを係り受け関係と言います。
「書くことは楽しい。」
この場合、
【気の向くままに書いてない?】ワンランク上のエッセイを書くために必要なこと(2014年8月号特集)
エッセイの定義エッセイってなに?
エッセイの語源はフランス語のエッセ(essai)で、これは試みという意味だそうです。
一方、日本語で随筆と言った場合、随には勝手気ままという意味がありますから、筆のおもむくままに書いたものという印象が強くなります。
エッセイを辞書で引くと、
とありますが、1はエッセイを随筆の面から捉えたもの、2はエッセイをフランス語のessai の面から捉えたものではな