ほのぼの

会社員をしています。 仏教、心理学、あと、短歌、占いもします。 ここでは、のんびりと …

ほのぼの

会社員をしています。 仏教、心理学、あと、短歌、占いもします。 ここでは、のんびりと 日々の思いを綴っていきます。

記事一覧

白紙(しらかみ)一枚の心と体

※画像は 東洲斎写楽/メトロポリタン美術館さまより拝借いたしました。ありがとうございます。 さて、タイトルから、いかなるところから文章を起こそうか。始まりはそも…

ほのぼの
1か月前
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あとしまつ

※画像は ポール・ゴーギャン/メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。ありがとうございます。 これは、全くのこと、自分自身についてのことで(まあ、私の場合…

ほのぼの
8か月前
1

くるたのしい

※画像は ピエール=オーギュスト・ルノワール/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。ありがとうございます。 まったくもって、浮世のことはかまびすしい(騒が…

ほのぼの
9か月前
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引き返すこと(頭とからだのはなし)

※画像は フィンセント・ファン・ゴッホ/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。ありがとうございます。 ここのところ、割と調子がよかったのだが、一度風邪をひ…

ほのぼの
10か月前
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なくならない もの

※画像は ポール・セザンヌ/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。ありがとうございます。 人間関係にせよ、仕事の流れにせよ、トラブルを招くときってのはある…

ほのぼの
11か月前
4

ぼちぼち

※ 画像は 歌川国芳/メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。ありがとうございます。 さて、年度末/年度初めの慌ただしさを漸くぬけた感じ。この、一寸の凪の…

ほのぼの
1年前
5

すれ ちがう

※画像は ポール・セザンヌ/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。有り難う御座います。 年度を越えて年度がはじまる。様々な感慨が、それを吟味している間もな…

ほのぼの
1年前
2

つなぐ/つながる

※画像は エドゥアール・マネ/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。有り難う御座います。 ここ暫く忙しく、どうも私はせかされることが苦手で。人によってはそ…

ほのぼの
1年前
2

観音/人間関係についての一考

※画像は 葛飾北斎/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。ありがとうございます。 さて、のんびり過していたら、いろいろと展開を迎えています。むつかしい。飴…

ほのぼの
1年前
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らぶりぃ

※画像は ポール・セザンヌ/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。有り難う御座います。 春になったせいか、一旦、こころも体も緩んできたみたい。人の心も、わ…

ほのぼの
1年前
3

冬から春へ

※画像は 葛飾北斎/メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。ありがとうございます。 いろいろと、昨年の春くらいからかな、長いところ、耐え忍んできた。なにが…

ほのぼの
1年前
2

とことこと

※画像は エドゥアール・マネ/メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。有り難う御座います。 ここのところ、般若の思想、中観というものを改めてこつこつと考え…

ほのぼの
1年前
2

二元的な

※画像は ポール・ゴーギャン/メトロポリタン美術館 から拝借致しました。ありがとうございます。 おはようございます。本日お休みをいただいています。リフレッシュし…

ほのぼの
1年前
3

訝しむ

※画像は フィンセント・ファン・ゴッホ / メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。ありがとうございます。 こんばんはとおはようございます、の間の時間。に、…

ほのぼの
1年前
3

年明けて

※画像は akiyamaikumi さまより拝借いたしました。ありがとうございます。 さて、この年の始まりは、兎について考察しようと『十二支考』兎のところを読みはじめて…

ほのぼの
1年前
5

hon toni maa

※画像は ヨハネス・フェルメール/メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。ありがとうございます。 深謀遠望は浅慮に似たり。あ、おはようございます。いま自分…

ほのぼの
1年前
5
白紙(しらかみ)一枚の心と体

白紙(しらかみ)一枚の心と体

※画像は 東洲斎写楽/メトロポリタン美術館さまより拝借いたしました。ありがとうございます。

さて、タイトルから、いかなるところから文章を起こそうか。始まりはそもそも、私の妄想というか、思念というか、その分厚さのようなもの。その類の人間であること。そこから、禅というものに触れて、自分なりに考え、実践したこと。それは即ち、「己(自我、思念)を薄くしていくこと」これだと。要するに世界との距離を縮めてい

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あとしまつ

あとしまつ

※画像は ポール・ゴーギャン/メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。ありがとうございます。

これは、全くのこと、自分自身についてのことで(まあ、私の場合常に自分ってもんについての言及なのだが)、何にしても乱読・乱聴といったあたりで、若い頃の名残があって。20代、30代のころはそれでも必要だったが、40代も末になって、流石に自分が、何か確たるものを知らず・持たざることが沁みてきて。

元よ

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くるたのしい

くるたのしい

※画像は ピエール=オーギュスト・ルノワール/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。ありがとうございます。

まったくもって、浮世のことはかまびすしい(騒がしい)。そして、収まるところを知らない。暑さも来る、なんもかんもくる。ようだ。

仕事のうえで、一つの山を越えて、すこしだけど、たくましくなったのかもしれない。こういったものは、苦しいけれどたのしい、楽しみ、己の成長も感じられなかったら、

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引き返すこと(頭とからだのはなし)

引き返すこと(頭とからだのはなし)

※画像は フィンセント・ファン・ゴッホ/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。ありがとうございます。

ここのところ、割と調子がよかったのだが、一度風邪をひきかけた。その折におもったこと。風邪を引くのはどうも、頭とからだとのかみ合わせがくるった時が多いなと。特に、煎じ詰めたように頭でっかちになって、何か一つの「気づき」に至って、その高揚感のあるうちに、からだなんかだるい。のような。

こうい

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なくならない もの

なくならない もの

※画像は ポール・セザンヌ/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。ありがとうございます。

人間関係にせよ、仕事の流れにせよ、トラブルを招くときってのはあるもので、そういうとき、私の場合は「過剰になっている」ことが多い。つまり、余計に仕事を増やし、余計なひとを引き寄せる。

で、それらの根拠になっているものって、愛着心、執着の心だなと思うのです。

それを無くしてしまえば、生きるのは楽になる

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ぼちぼち

ぼちぼち

※ 画像は 歌川国芳/メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。ありがとうございます。

さて、年度末/年度初めの慌ただしさを漸くぬけた感じ。この、一寸の凪の時間を味わおうではないか! 僅かな隙に息継ぎをする、遠泳の選手みたいに。最近益々、自分は普通なんだなとおもうようになって来ています。ああ、普通。平凡やなあ、でもどこかでひとより秀でていたいなんて思っていたりもして、案外めんどくさい。

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すれ ちがう

すれ ちがう

※画像は ポール・セザンヌ/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。有り難う御座います。

年度を越えて年度がはじまる。様々な感慨が、それを吟味している間もなく、過ぎていきます。ただただ、過ぎる。

そのなかで離れていく人たちとは、離れていきます。でも、その、根っこのところは言えない。人が離れていくときには、なんとなく、というのは、まだいい方で。もう、考え方の方向が違えば、人は離れていく以外に

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つなぐ/つながる

つなぐ/つながる

※画像は エドゥアール・マネ/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。有り難う御座います。

ここ暫く忙しく、どうも私はせかされることが苦手で。人によってはそれで燃えてくるというのもあるのでしょう。人様々。

前回の観音、観ずること、と書いてみて、なかなかイメージがしづらいことを書きました。そこで、ひとつイメージをしやすい「観ずる」ということの(私なりの)概説というか。ひとの意識って、其の人其

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観音/人間関係についての一考

観音/人間関係についての一考

※画像は 葛飾北斎/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。ありがとうございます。

さて、のんびり過していたら、いろいろと展開を迎えています。むつかしい。飴と鞭というか、そういう日々。飴はもっぱら、私が私自身に与えているのかも知れず。

観音さまというものについて。「音を観ずる」って書きますよね。この「音」ってなんだというと、一切衆生ともいえるし、おのれの「心の声」ともとれる。で、その一切衆

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らぶりぃ

らぶりぃ

※画像は ポール・セザンヌ/メトロポリタン美術館 様より拝借致しました。有り難う御座います。

春になったせいか、一旦、こころも体も緩んできたみたい。人の心も、わが心もつかみがたし、わかりがたし、はかりがたし。でも、なんとなく、流れが来ているのを感じる。知的好奇心の高まり、すこしの押しつけがましさもありつつ、でも、まっ、いっかあと。

ブッダ、孔子、ソクラテス。賢人達の話されたことや書かれたもの、

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冬から春へ

冬から春へ

※画像は 葛飾北斎/メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。ありがとうございます。

いろいろと、昨年の春くらいからかな、長いところ、耐え忍んできた。なにがいけないと思って、何もかもうまくいかないような気がしていた。でも、そこは忍んで、目の前のこと、仕事でも、まず少しずつでもパフォーマンスを上げようと。

そこから、この冬のはじまりあたりから、少しずつだけれど、ほんのり光がともりはじめた。い

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とことこと

とことこと

※画像は エドゥアール・マネ/メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。有り難う御座います。

ここのところ、般若の思想、中観というものを改めてこつこつと考えて、読んでいて。テキストは岩波文庫の『般若心経 金剛般若経』です。いままで、縁起というもの、相互に依存するということを狭く捉えていたなと。ぱっと開ける思いでした。

それを更に敷衍させると、華厳経の理と事の世界になってくる訳ですね。そして

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二元的な

二元的な

※画像は ポール・ゴーギャン/メトロポリタン美術館 から拝借致しました。ありがとうございます。

おはようございます。本日お休みをいただいています。リフレッシュします。最近考えていたことの一つに「二元論」というのがあります。例えば心と体、ですね、私とあなた(他者)もそうです。この、古典的とも、又例えば二元を乗り越えるなどと言われる二元論ですが、案外と「使い勝手がいい」面もあるかと。

心と体、とい

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訝しむ

訝しむ

※画像は フィンセント・ファン・ゴッホ / メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。ありがとうございます。

こんばんはとおはようございます、の間の時間。に、綴ります。今年の目標としては「探究と、備えの年」とすること。探究については、仕事と短歌、それと仏教を今一度。仏教に関しては、やはり入り口である「空観」からまた学び直す。

備えるというのは、仕事術・リスクに関する学びですね、そこをもっと

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年明けて

年明けて

※画像は akiyamaikumi さまより拝借いたしました。ありがとうございます。

さて、この年の始まりは、兎について考察しようと『十二支考』兎のところを読みはじめて、これは面白いと初めて思えた。斯くして思うのは、人間がこの、兎という生き物の生態を捉えんとして、いかようにも、遠回りを続けてきたという。その、網の目のような、徒労のような、それこそが学であり、知そのものではないか。

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hon toni maa

hon toni maa

※画像は ヨハネス・フェルメール/メトロポリタン美術館 さまより拝借致しました。ありがとうございます。

深謀遠望は浅慮に似たり。あ、おはようございます。いま自分のなかでは、思考のパラダイムが移って行っている。其れは次第次第に表面化してきているけれど、まだ大きな事には至っていない。

いわば、ひとつの遷移期な訳だが。なぜ人は、自分とは異なるひとに惹かれるのだろう、そして同様に、どうして自分とおんな

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