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「怒ってはいけないのか?どう怒れば良いのか?」~部下育成の現場からの話~
こんにちは、お金が入るでかねいりです。
「部下を怒ることができない」という話を管理職の方から聞くことがあります。その理由を聞くと「怒ると部下がやる気をなくす」、「ついてきてくれなくなる」と話していました。
また、最近の若手社員は怒られることに慣れていないという時代背景もあり、「怒る」ということが難しくなってきていることも管理職の方々の悩みを深くさせている要因だと考えられます。
今日は、「怒っ
自発的な社員はどうすれば育つのか? ~JリーグFC町田ゼルビア黒田剛監督からの学び~
こんにちは、お金が入るでかねいりです。
先日、ある企業に訪問し、人材育成の場面で、社長や幹部に「社員に期待することはどのようなことですか?」と聞くと「自発的に考えて、行動できる社員になってほしい」という話をされていました。
実はこういった声、多くの企業で耳にします。経営者として組織作りをおこなっていく上で重要なテーマであることがわかります。
今日は「自発的な社員は育つのか、育つとすればどう育
EVシフト鮮明だった欧州でEV需要が減っているのはなぜか?~戦略を狂わせたある国の動き~
こんにちは、お金が入るでかねいりです。
先日の日経新聞の記事に「フォード、全車種にHV 30年までに~EV需要減で戦略転換~」というものがありました。
この記事を見て「おや?」と思ったことがありました。私の記憶では、欧州の自動車メーカーを中心に「EV自動車シフト」が進んでいると思ったからです。
今日は、「EV自動車の需要減」について調べてみて気づいたことをお伝えできればと思います。
■「脱
人材が流動化すれば、日本の経済は活性化するのか?~取引先の幹部の退職から考えたこと~
こんにちは、お金が入るでかねいりです。
昨年から今年にかけて、取引先からよく聞いた話が、社員の退職です。
若手の方が辞めるというパターンは、これまでもそうだったのですが、幹部や管理職の方が辞めるという話が出てきたことは、これまでにない流れでした。
大企業では、幹部や管理職の方が転職をするということは珍しくない時代になりましたが、中堅・中小企業においては、これまでは多い事例ではありませんでした
「青森でりんごが盛んになった理由はある社会問題を解決するためだった」という話
こんにちは、お金が入るでかねいりです。
私は出身が青森県なのですが、「青森県と言えば何を連想しますか?」と聞くと、「りんご」と答えらえる方が多い印象です。
たしかに青森県はりんごの収穫量が多いイメージがありますよね。
そこで今日は、なぜ青森県でりんごが盛んになったのか調べて考えたことをお伝えできればと思います。
■青森県のりんごの収穫量青森県は、りんごの収穫量が日本一。
日本全体の約60%
「中小企業が元気になれば、日本は元気になるのか?」について考えてみた
こんにちは、お金が入るでかねいりです。
最近、ニュースで話題になっているベースアップ。大手企業では、33年ぶりの大幅な水準となったと発表がありました。次の段階として、中小企業がどのくらいの水準まで持っていけるかということが焦点になっています。
その背景として、日本の企業数に占める中小企業の割合が約90%と言われており、「中小企業が元気になれば、日本は元気になる」と言われるゆえんです。
そこで
『エヌビディアと株価上昇の関係』~エヌビディアはなぜ注目されているのか?~
こんにちは、お金が入るでかねいりです。
2月23日、日経新聞の一面を大きく飾ったのは「日経平均株価 最高値」というニュースでした。34年ぶりの最高値の更新となりました。
日本の株価が最高値をつけた要因はいくつか挙げられますが、その要因のひとつとなったのが、米企業エヌビディア(NVIDIA)の好業績です。
エヌビディアが2月21日に発表した2024年1月期通期決算は、売上高が前期比2.3倍の6
「事業欲の強い経営者の落とし穴」~ある経営者の話から考えたこと~
こんにちは、お金が入るでかねいりです。
今日は、事業欲の強い経営者のお話から「企業の成長と会社の存続」について考えたことをお伝えできればと思います。
■業績好調なBtoB業態のA社2代目の経営者(Z社長)に継承後、右肩上がりで会社は成長を続けていました。
Z社長は、顧客開拓能力が高く、これまでの営業手法の中で次々と新しい顧客との取引を契約するだけではなく、新たな仕組みや仕掛けをつくり、その中
創業半年で45億円を資金調達した『Sakana AI』について調べてみた
こんにちは、お金が入るでかねいりです。
2024年2月2日の日経の記事に「生成AI基盤の開発支援、84億円拠出 経産省が正式発表」というものがあり、そこには、
とありました。
その中の1社に、『Sakana(さかな) AI』という会社があります。
この記事を見て初めて知った会社でした。
見たところ、Sakana AIは社員数がまだ10名。創業も半年しか経っていません。
そのような会社になぜ日