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好奇心の本棚

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崩れる本棚のウサギノヴィッチとPさんによる競作エッセイ。 5の付く日はPさんが更新。10の付く日はウサギノヴィッチが更新します。
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#エッセイ

虫垂炎体験記(ウサギノヴィッチ)

虫垂炎体験記(ウサギノヴィッチ)

ただいま。

この前まで、虫垂炎で入院をしていました。
詳しいことはラジオの方で話しました。

繰り返しになりますが、それについてと病院での生活についてを書いていこうと思います。

序盤の方はほぼほぼ記憶がなくて、とにかく関係者に連絡をしなくてはいけないということだけで崩壊した日本語でメールやLINEしていました。
最初の方は中々、体調の方が治らず、その中でもぼくの記憶は混濁したまま、ただ点滴を打

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ウサギロス(Pさん)

 ウサギノヴィッチが、入院してからもう何週間か経つ。
 私は、完全にウサギロスに入ってしまった。
 というのも、精神的なロスは措くとして、五日ごとに書いて交わしていたこの「好奇心の本棚」、それからほぼ毎週更新されていた「崩れかけのラジオ」、そして月一回行っていたその収録、さらには偶然ながら集稿や準備の時期が被ってしまった「崩れる本棚」、本誌とサークル活動の全般が、これ全て停止してしまうことを意味し

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古井由吉の思い出(Pさん)

 Pさんです。

 昨日、古井由吉が亡くなったというニュースがあって、一作家が亡くなったという知らせにしては驚くほどの量の人がそれに対してコメントしていた。
 僕は古井由吉の著作を読んだのは全著作中半分以下だから、なにがしか語るのは気が引ける。
 作家で面白いコメントを出していたのは吉村萬壱で、ツイッターで

古井由吉さんには「読者の中にはエッセイしか読まない人もいるから、決してエッセイの手を抜か

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ぼくが1日遅く書いた理由(ウサギノヴィッチ)

ぼくが1日遅く書いた理由(ウサギノヴィッチ)

 一日締め切りが遅れている。
 それは知っている。
 じゃあ、なぜ、それを慌てて、急いで、穴埋めにいかないのか?
 それは手がワニに噛まれているから。
 今日は休みだから静岡にあるバナナワニ園にハニーを連れて行ったら、ワニはみんな暇そうにしていた。そこで「バナナワニチャンス」とイベントをやっていて、素手でワニにバナナを食べさせることができたら、バナナワニ園永久無料パスという企画だった。それを見たハ

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1月30日(ウサギノヴィッチ)

1月30日(ウサギノヴィッチ)

 なんも考えてない。
 今日が来るな、来るなと思って生活していたけど、これとしておっきい自分的なニュースがないので書くことができない。
 小説も書けないでいるし、読めないでいる。数日後にはラジオの収録なのに課題本でさえ読めていない。
 今日は、あんまり、いや、ほとんど血のながりのないおじさんのお通夜で、両親が帰ってくるの遅くなるから適当に食事をしようとして、メバチマグロを一匹食べようと思ったら、「

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バラして、組み換えて、やりなおす(ウサギノヴィッチ)

バラして、組み換えて、やりなおす(ウサギノヴィッチ)

 ラジオの編集中に書いてます。

 興味ない人には興味のない話をするが、今年の初めにぼくのマガジンで掌編小説を何本かあげた。
 あれに対して感想が来るはずもないのだが、自分の中では個人的な手答えを感じた。どうでもいいこと、出鱈目なことを書いて物語を混乱させていく、それが楽しくてしょうがない。
 んで、いきなりそんな個人的な感触だけで、新人賞の原稿を書いている。ただし、そんなに掌編みたいにしっちゃか

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隣の芝生は、広大なモンゴルだったら、そりゃ青くて広いよね。(ウサギノヴィッチ)

隣の芝生は、広大なモンゴルだったら、そりゃ青くて広いよね。(ウサギノヴィッチ)

 新年明けました。
 ことよろ。

 はい、というわけで、今年一発目の投稿なんですけど、Twitterで他人が読んでいる本が面白そうに思えるときってありませんか?
 いや、もっと抽象的な話でいいんですけど、ネットで見た他人のものを文章付きで紹介されると妙に購買意欲にかられませんか?
 ぼくだけかな?
 自分はそれなんですよね。Twitterで、読書垢で何人かの人が同じようなツイートしていると、「あ

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やり過ぎ感のある今年だったなぁ(ウサギノヴィッチ)

やり過ぎ感のある今年だったなぁ(ウサギノヴィッチ)

 福山雅治!

 どうも、ウサギノヴィッチさんです。

 本当は昨日更新だったにも拘らず、今日に更新させてもらいました。

 さて、今年はなにをやったかな?
 なんてことは関係ないかなと思います。
 文フリに二回出て、新刊四冊出して、note始めて、ラジオも始めてました。
 でも、公募には一本も出していない。
 これは由々しき事態だと思う。
 ぼくはなんのために小説を書いているのだろうか?
 来年

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文章のグラデーション(ウサギノヴィッチ)

文章のグラデーション(ウサギノヴィッチ)

 今回も自分の文章作成カウンセリングみたいな、一人語り的なものです。

 最近はちょっと自分の気持ちの浮き沈みがあるので小説をコンスタントに書けていないのですが、書いたものを俯瞰的に見てみると自分の癖みたいなものが見えてきます。
 それが、文章の濃淡みたいなのがあるなと思えるようになった。
 濃淡というのは、密度が濃い所は濃いし、薄いところは薄いと、当たり前のことを書いてしまったが、それが如実に出

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はじめての整骨院(ウサギノヴィッチ)

はじめての整骨院(ウサギノヴィッチ)

ドロリッチ!

どうも、ウサギノヴィッチさんです。

ここ二、三週間ほど腰が痛くて、文フリにきた人にもそんなことを漏らしていました。最初のうちは朝が酷くて夕方から段々痛みが引いていくパターンだったのですが、ここ数日はずっと痛みが消えないでなにをするのにも痛みを伴って、気持ち悪くもなっていました。
流石にいよいよヤバイだろうと思って、近所の夜遅くまでやっている整骨院に行ってきました。

整骨院なんて

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描写のバランス(ウサギノヴィッチ)

描写のバランス(ウサギノヴィッチ)

 コンサドーレ札幌!
 
 どうも、ウサギノヴィッチさんです。
 
 まずは、文学フリマで崩れる本棚に来て本を取っていただいた方、会場でお会いした方、ネットで見守っていただいた方、本当にありがとうございます。
 今回は、崩れる本棚らしい出会いがあったのが収穫なのではないでしょうか。それについては、崩れかけのラジオで読書会という形でやりたいと思っていますので、それまでお待ち下さい。
 ぼくは買った本

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宣伝のような、まえがきのような、あとがきのようなことを書いてみた(ウサギノヴィッチ)

宣伝のような、まえがきのような、あとがきのようなことを書いてみた(ウサギノヴィッチ)

どーも、ウサギノヴィッチです。

ついに今度の日曜日です。
ラジオを月曜日に前倒しにして宣伝をしましたが、ついについに、文学フリマ東京が二十四日の日曜日に開催されます。

今、iPhoneの週間予報を見たら雨でした。残念!
それでも、会場は屋内ですので是非ともいらっしゃってくださいね。
最寄りの駅が、浜松町から出てるモノレールの流通センター駅という僻地ですが。残念!

自分なりに今回の新刊三冊につ

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みなさんは、どこで、なにで、どうやって、文章を書いていますか?(ウサギノヴィッチ)

みなさんは、どこで、なにで、どうやって、文章を書いていますか?(ウサギノヴィッチ)

 おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 どうも、ウサギノヴィッチです。

 今回はみなさんにお訊きしたいことがあります。
 まぁタイトルの通りなんですけど、みなさんが私的に文章を書くときはデバイスはなにを使いますか? ということです。

 ぼくは今はパソコンで、メモ帳を使っています。でも、USA・MAPではスマホの縦書き機能のあるテキストエディタで書いているし、小説はパソコンのMacに

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ただただ忙しい。ただただネタがない。ただただプロになりたい。

ただただ忙しい。ただただネタがない。ただただプロになりたい。

これと言って話すことはない!

どうも、ウサギノヴィッチです。
今日は音声動画の「崩れかけのラジオ」の更新日でした。
だからというわけでもないけど、昨日から編集やら、アップロードやらでバタバタしていて、話すネタがこれと言ってないんですよね。

リアクションがあんまりないんで、方向性が定まらないところはないのですが、
今回から3回に渡る更新が多分自分たちのスタンスになったらいいなと思っています。

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