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ゲンコツの手(エッセイ)
僕の母は、とても幼い頃に這い這いで掘り炬燵に潜り込んでしまい、炭で火傷をして左手の指を失ったそうだ。それでも、指のないゲンコツの手で、車の運転でも家事でも、日常生活はほぼ問題なくこなしてしまうので、母がれっきとした手帳を持つ身体障害者だということは、つい忘れてしまいそうになる。明るく世話焼きな性格で、人望が厚く、友達が多い方ではないかと思う。
子供の頃は、指がないことでずいぶんいじめられたらしい。
怒り、アンガーマネジメントについて
最近、怒っている人と話をしているので、怒りという感情について考えました。
怒りという感情はとても厄介で、なかなか自分でコントロールするのが難しいという方も多いのではないかと想像します。
僕もかつてはそのことで悩みました。怒りをコントロールできない自分が嫌で仕方なく、怖いとさえ思っていました。
怒りとうまく付き合えなかった頃は、怒りが沸いてきたときに、それを抑えつけようとしていました。
しかし、
新たな命の誕生を迎えて思うこと
先日、おかげさまで無事に子供が産まれました。
「天使のような寝顔」という表現がぴったりの顔ですやすや寝ています。
命がお母さんのお腹に宿るという現象はまさに神秘で、僕には天から贈り物としか思えません。
どの子もまさに天からのお使いなのだと思います。
そして、赤ちゃんを見ていると、みんな最初からすべてが備わって生まれてくるのでないかと感じます。
備わっているんだけれど、開花していないというか。
コミュニティ型の豆腐屋/パン屋にしたい
先日「風の時代を生きるために」のグループでお話させていただいた時に、僕の思い描いているものを、どう言葉にしたらいいか考えているうちに、このことに思い当たった。
「コミュニティ型の豆腐屋でありパン屋」。
それかなぁ、と。
コミュニティという言葉自体は、正直まだしっくりきていない。
他にもっと適切な言葉が見つかれば置き換えたいけれど、今のところ見つからないので、とりあえず「コミュニティ」としておこ