記事一覧

人生に途方もなく悩んだら

 あまりに悩みすぎると悩み事とその解決策の案とっていう道が2パターンしか描けなくなることってありますよね。いやないのか?私はよくありました。嫌いになった人の言動…

mako_kirie
2週間前
12

私は宗教がなんなのかよく分からない

 宗教って何だろう?私はココで疑問を投げかける形で自分が知識があることを誇示したいわけではないです。むしろ知識がない。小学生の頃にお経を唱えるためにお寺に通って…

mako_kirie
2週間前
12

絶望するように現代はできていない

 自分のnoteを読み返してたら暗いことばっかり書いてる気がして、あーあ、もうちょい良いことないかなぁ、なんか楽しいことないかなぁと何となくこのnote記事を書…

mako_kirie
3週間前
11

ドリームズカムトゥルーの思い出

 何も言わずに付き合ってくれてサンキュだなんて可愛い詩をかける吉田美和は天才だと思ってます。  ハローハローこちらは高校を卒業して映画の専門学校に進学して激しく…

mako_kirie
1か月前
9

敵は我にあり

 今日はとっても良い日でした。人の心の影に触れるのって感慨深いものあるよね。  ハローハロー私はSNSリセット症候群(そんな言葉あるのかな?)を患う愛知県在住のし…

mako_kirie
1か月前
15

過ぎたるは罪のごとし

 表題は遠藤周作さんの言葉です。最近思うんすけど、自己肯定感を高めていく先に何か失うものもあるんじゃないか?って話です。  ハローハロー花粉が通り過ぎて晴れ晴れ…

mako_kirie
1か月前
12

年末年始の日記

  俺は人をよく疑う。  優しい言葉の中にさえ、呪いのような相手の暗い過去を想像してしまう癖がある。  なぜこうなったかはいくら胸の内に問い合わせたところで分から…

mako_kirie
4か月前
4

ショートショート 「きんもくせい」

 夕の言葉はいつも正しいから私はいつも疲れていた。秋は意外なところにいつも訪れ、帰り道に路地を間違えてしまいキンモクセイに出会った私は、匂いをかいだり、スマホで…

mako_kirie
5か月前
15

ノイズ

 ハローハロー地球の民よ。僕は愛知に住むしがない切り絵作家で、新作を作るためのノートを深夜0時を回った今、エナジードリンクのみてーとか考えながら書いている変態で…

mako_kirie
6か月前
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止まらない走馬灯

「世の中には人が苦しんでいるのを見ると本気で喜ぶ人間がいる。」  いつかお前言ってたっけ?でもなぁ、まさかおまえ自身がサイコパスだなんて気が付かなかったよ。詰め…

mako_kirie
6か月前
7

止まれ走馬灯

 あぁ、あいつイジメてたんだよなヒロポンのこと。腹立つ腹立つ腹立つ。どうせ佳代ちゃんがヒロポンといい感じだから嫉妬してたんだろ佳菜子め!イジメてんじゃないよホン…

mako_kirie
6か月前
6

思い出したかのように自己紹介(未完)

「昔のアナタの方が好きだった。」  好きだった人にそう言われたら皆さんはどんな気持ちになりますか?  ハローハロー眠れぬ民よ。私は愛知県に住むしがない切り絵作家…

mako_kirie
7か月前
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その満月を見るために~プランB~

 title 「夜」  2020 . 5 . 7  私はこの満月は特別だと思ってスマートフォンを空にかざしている人々を遠巻きに見ながら、ただ、ベンチに座っていた。いつか私は自分…

mako_kirie
2年前
4

あの帰り道を覚えている 小説

私の話  会社の事務所を出るとすぐに小部屋があり、その小部屋は説教部屋と呼ばれていた。季節感を感じ取ることができない暗い蛍光灯のその小部屋で上司と部下が何かを話…

mako_kirie
2年前
5

心の風景 小説

 私たちはおんなじだ。同じ星の同じ国の同じ地域で出会い、同じようなことで悩み、同じようなことに笑っている。  ふと、私は誰かを過剰に尊敬したり、大したことないと…

mako_kirie
2年前
13

つまらない人(小説)

 もう10年だ。俺はなんでアニメーションダンス何てマニアックなものをやってるんだ?夜、バイトの帰り道に街の明かりは電気が消えている家やすべてを照らしてるとはいえ…

mako_kirie
2年前
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人生に途方もなく悩んだら

人生に途方もなく悩んだら

 あまりに悩みすぎると悩み事とその解決策の案とっていう道が2パターンしか描けなくなることってありますよね。いやないのか?私はよくありました。嫌いになった人の言動や行動を考えたくもないのに何度も反芻してしまう時期が何度となくありました。あんまり悩まず生きていきたい。悩み事の対抗案だってたくさん持ってたい。椎名林檎がキラーチューンで言うみたいに「贅沢は味方」かもしんないけど、「ほんとに欲しいものは目立

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私は宗教がなんなのかよく分からない

私は宗教がなんなのかよく分からない

 宗教って何だろう?私はココで疑問を投げかける形で自分が知識があることを誇示したいわけではないです。むしろ知識がない。小学生の頃にお経を唱えるためにお寺に通っていた時期があるとか、親族の葬式の経験が2度ほどあるとか、そういう接点はあるけど、特定の宗教を持たない無宗教な人だと自認しています。
 ハローハロー、私は愛知に住むしがない切り絵作家という看板をぶら下げて実は無職の三十代です。無職だとさぁ、仕

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絶望するように現代はできていない

絶望するように現代はできていない

 自分のnoteを読み返してたら暗いことばっかり書いてる気がして、あーあ、もうちょい良いことないかなぁ、なんか楽しいことないかなぁと何となくこのnote記事を書いています。
 ハローハロー、なんかさぁ古い時代のことを見返して時事ネタが言える人ってカッコいいよねって思うようになっちまったあたり、日曜日に政治番組を見ながら米粒を口につけたままうんうんうなづいているようなオッサンにどんどん近づいている気

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ドリームズカムトゥルーの思い出

ドリームズカムトゥルーの思い出

 何も言わずに付き合ってくれてサンキュだなんて可愛い詩をかける吉田美和は天才だと思ってます。
 ハローハローこちらは高校を卒業して映画の専門学校に進学して激しく夢破れて砕け散った生き物です。夢活、していますか?
 私、あんまり素晴らしいミュージカル映画ですとか素晴らしい舞台ですとか音楽ライブですとかに出会うと、
「あぁ、自分はこんな世界に行きたかったんだよな。」
 そういう感慨で涙がぽろぽろこぼれ

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敵は我にあり

敵は我にあり

 今日はとっても良い日でした。人の心の影に触れるのって感慨深いものあるよね。

 ハローハロー私はSNSリセット症候群(そんな言葉あるのかな?)を患う愛知県在住のしがない切り絵作家です。もうさ。15年もやってるんだよ。なのに日の目を見ない作品の数々!私にスポットライトを当てる係の方、明日は必ず出勤するように(笑)

 私はよくSNSをリセットします。きっかけはいつもとても些細なことです。晩御飯がま

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過ぎたるは罪のごとし

過ぎたるは罪のごとし

 表題は遠藤周作さんの言葉です。最近思うんすけど、自己肯定感を高めていく先に何か失うものもあるんじゃないか?って話です。

 ハローハロー花粉が通り過ぎて晴れ晴れとした気分の今日この頃の私です。皆様はいかがお過ごしですか。
 私は双極性感情障害を患っています。それはもう、症状が最初に出た時はそりゃあひどいもんで警察に保護されて入院になりました。でも今日はそんなパンチがある話がしたいんじゃなくって私

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年末年始の日記

年末年始の日記

  俺は人をよく疑う。
 優しい言葉の中にさえ、呪いのような相手の暗い過去を想像してしまう癖がある。
 なぜこうなったかはいくら胸の内に問い合わせたところで分からない。
 冬の日差しはしっとりと降った雨の跡をじんわりと温めて、スーパーで買った安いスティックミルクティーを飲みながら年末を過ごしている。
  
 よい一年だったな、と思う。
 人を疑う気持ちを幾分か遠ざけることができたから。
 カーテン

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ショートショート 「きんもくせい」

ショートショート 「きんもくせい」

 夕の言葉はいつも正しいから私はいつも疲れていた。秋は意外なところにいつも訪れ、帰り道に路地を間違えてしまいキンモクセイに出会った私は、匂いをかいだり、スマホで写真を撮っていたら帰りが思いがけず遅くなってしまった。
「カオはさぁ、疲れてるときに疲れたって言えないから植物が好きなんだよきっと」
 気にする風でもなく夕は言った。それはそうなんだけど疲れているのはアナタのせいだなんて言えない私は、夕が作

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ノイズ

 ハローハロー地球の民よ。僕は愛知に住むしがない切り絵作家で、新作を作るためのノートを深夜0時を回った今、エナジードリンクのみてーとか考えながら書いている変態です。
 いつからか僕らの周りの時間は機械によって圧縮されて、人間には息苦しい労働量と労働環境になってしまったように思う。僕は躁うつ病で障がい者で陰キャでコミュ障。現代社会にはとことん形を合わせることのできないクズです。
 そんな僕でも生きて

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止まらない走馬灯

止まらない走馬灯

「世の中には人が苦しんでいるのを見ると本気で喜ぶ人間がいる。」
 いつかお前言ってたっけ?でもなぁ、まさかおまえ自身がサイコパスだなんて気が付かなかったよ。詰めが甘いんだよなぁ俺ってさ。こうして屋上でタバコ吸ってたぐらいの小さな罪を片手に、俺は落ちていく落ちていく。飛び降りる時って意識失うもんだって何かの番組で言ってたけどアレってウソだったんだなぁ。俺はたぶん10秒と経たないこの時間に襲い掛かって

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止まれ走馬灯

止まれ走馬灯

 あぁ、あいつイジメてたんだよなヒロポンのこと。腹立つ腹立つ腹立つ。どうせ佳代ちゃんがヒロポンといい感じだから嫉妬してたんだろ佳菜子め!イジメてんじゃないよホント。私がいつまでも面倒見てられるわけじゃないんだ。何考えてんだよホント。高校生になるまで道徳で何習ってたんだよ。そのくせビジネスの授業だけ優秀で社会の犬になり下がる能力だけは高そうなやつなんだよなぁ佳菜子のヤツ。入学早々1か月半であのイジメ

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思い出したかのように自己紹介(未完)

思い出したかのように自己紹介(未完)

「昔のアナタの方が好きだった。」
 好きだった人にそう言われたら皆さんはどんな気持ちになりますか?

 ハローハロー眠れぬ民よ。私は愛知県に住むしがない切り絵作家で、不意に自己紹介を更新しようと思ってこのnoteに向かっています。眠れないときってさぁ、どうしてもSNS見ちゃうよね。人間関係の断捨離とか言える人たちってきっと心が真冬の北極ぐらい冷んやり固く凍っているんだろうな。笑
 僕は実は2019

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その満月を見るために~プランB~

その満月を見るために~プランB~

 title 「夜」  2020 . 5 . 7

 私はこの満月は特別だと思ってスマートフォンを空にかざしている人々を遠巻きに見ながら、ただ、ベンチに座っていた。いつか私は自分の進みたかった人生へ進んでいくのだ。その時にまたここへ来る。いつもより大きく見えるというこの特別な満月が見られるのは半年後の11月だ。その時までに人生はきっと大きく動いているんだろう、そう思いながら私は高台にあるそのベンチ

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あの帰り道を覚えている 小説

あの帰り道を覚えている 小説

私の話

 会社の事務所を出るとすぐに小部屋があり、その小部屋は説教部屋と呼ばれていた。季節感を感じ取ることができない暗い蛍光灯のその小部屋で上司と部下が何かを話していれば、「あー、あの子やめるのかもね」と、事務所の中ではうわさが広がっていくような仕組みだ。
 今日その小部屋にいたのは私の直属の上司と、最近社内恋愛をしていると噂が立っている女の子だった。くだらねー、と私は思う。事務所であんなことを

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心の風景 小説

心の風景 小説

 私たちはおんなじだ。同じ星の同じ国の同じ地域で出会い、同じようなことで悩み、同じようなことに笑っている。
 ふと、私は誰かを過剰に尊敬したり、大したことないと誰かをあざ笑ったりしている自分の考えは小さいなぁと思った。相手の心を勝手に理解した気になったり、分からないと言い放って私を必要としてくれる人を突き放したり。今まさに電車の向かいの席で音楽を聞いて狸寝入りをしている男子高校生も、つり革を何度も

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つまらない人(小説)

 もう10年だ。俺はなんでアニメーションダンス何てマニアックなものをやってるんだ?夜、バイトの帰り道に街の明かりは電気が消えている家やすべてを照らしてるとはいえない心細い街灯が自分の寂しい心象風景を盛り上げていた。俺は、俺は、どうしてダンスを続けているんだ?堂々巡りをする脳の回路は現実をしっかりとらえてなどおらず、玄関前のちょっとした段差に俺はつまずいて派手に転んでしまった。
 全身から血の気が引

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