記事一覧
絶望するように現代はできていない
自分のnoteを読み返してたら暗いことばっかり書いてる気がして、あーあ、もうちょい良いことないかなぁ、なんか楽しいことないかなぁと何となくこのnote記事を書いています。
ハローハロー、なんかさぁ古い時代のことを見返して時事ネタが言える人ってカッコいいよねって思うようになっちまったあたり、日曜日に政治番組を見ながら米粒を口につけたままうんうんうなづいているようなオッサンにどんどん近づいている気
思い出したかのように自己紹介(未完)
「昔のアナタの方が好きだった。」
好きだった人にそう言われたら皆さんはどんな気持ちになりますか?
ハローハロー眠れぬ民よ。私は愛知県に住むしがない切り絵作家で、不意に自己紹介を更新しようと思ってこのnoteに向かっています。眠れないときってさぁ、どうしてもSNS見ちゃうよね。人間関係の断捨離とか言える人たちってきっと心が真冬の北極ぐらい冷んやり固く凍っているんだろうな。笑
僕は実は2019
その満月を見るために~プランB~
title 「夜」 2020 . 5 . 7
私はこの満月は特別だと思ってスマートフォンを空にかざしている人々を遠巻きに見ながら、ただ、ベンチに座っていた。いつか私は自分の進みたかった人生へ進んでいくのだ。その時にまたここへ来る。いつもより大きく見えるというこの特別な満月が見られるのは半年後の11月だ。その時までに人生はきっと大きく動いているんだろう、そう思いながら私は高台にあるそのベンチ
あの帰り道を覚えている 小説
私の話
会社の事務所を出るとすぐに小部屋があり、その小部屋は説教部屋と呼ばれていた。季節感を感じ取ることができない暗い蛍光灯のその小部屋で上司と部下が何かを話していれば、「あー、あの子やめるのかもね」と、事務所の中ではうわさが広がっていくような仕組みだ。
今日その小部屋にいたのは私の直属の上司と、最近社内恋愛をしていると噂が立っている女の子だった。くだらねー、と私は思う。事務所であんなことを
つまらない人(小説)
もう10年だ。俺はなんでアニメーションダンス何てマニアックなものをやってるんだ?夜、バイトの帰り道に街の明かりは電気が消えている家やすべてを照らしてるとはいえない心細い街灯が自分の寂しい心象風景を盛り上げていた。俺は、俺は、どうしてダンスを続けているんだ?堂々巡りをする脳の回路は現実をしっかりとらえてなどおらず、玄関前のちょっとした段差に俺はつまずいて派手に転んでしまった。
全身から血の気が引