マガジンのカバー画像

トルストイの国 愛すべき隣人たち

10
日本、そしてロシアで出会った愛すべき素敵な人たちについて様々な出来事を通し綴っています。 旅の風景写真はこちらにたくさんアップしています。 https://Instagram… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

ソチの思い出 ロシアのダンスと歌 2019年11月4日

久しぶりにロシアの思い出をアップ🇷🇺
ソチでの民族統一記念日、懐かし〜🤗😸✨
中程に出てくる女の子、めちゃくちゃ歌が上手いです🤩🎵
ほんの数年前まで、世界は東西に拘らず、どこでも自由に旅ができました。
🤝早く平和が訪れますように🙏🌏💞

 隣人を愛すること

 隣人を愛すること

※見出しの写真はロシアのソチに住むウクライナ系の人たちです

 2019年11月4日、民族統一記念日にて

 一昨日、仕事の現場が岩槻区だったため、帰る途中で大宮の「ロシア家庭料理ターニャ」を訪れた。

本当に久しぶりだ。

 この一年、それぞれに色々と大変であったけど、こうして元気でいられたことを先ずは互いに喜びあった。

 とりあえず席に着き、大好物のボルシチとビーフストロガノフを注文する。

もっとみる
トルストイの国 愛すべき隣人たち ⑤ 冬のウラジオストク編 Ⅱ

トルストイの国 愛すべき隣人たち ⑤ 冬のウラジオストク編 Ⅱ

 

 先ずは電話から

 「練習として、ホテルから私の実家に電話を

掛けてください」

 「エ〜ッ…」

日本を発つ前、先生からそんなハードルの高い

指令を課されていた。

 ただでさえあがり症で、しかもまだろくにロ

シア語を喋れる訳でもないのに、釣りの確認の

電話を入れなさいとのこと(泣)

アンチョコ作っておいて棒読みするだけならな

んとかなるかな?

質問されても上手く返せる自信

もっとみる
トルストイの国 愛すべき隣人たち ④ 冬のウラジオストク編 Ⅰ

トルストイの国 愛すべき隣人たち ④ 冬のウラジオストク編 Ⅰ

 再びその日はやって来た。

夏に続いて二度目のロシア渡航、
2014年から15年への年越しをウラジオストクで迎える事となっなた。

 真冬のロシアといえば、気温マイナス何十度!? とかをイメージするけれど、実際はどれほどなのだろう?

 判っているのは海が凍るほど寒いと言う事だ。

先生によれば部屋の中はセントラルヒーティングで暖かいらしく、内と外の温度差が凄いらしい。

なので、出発までに耐寒

もっとみる
トルストイの国 愛すべき隣人たち ③  夏のウラジオストク編 

トルストイの国 愛すべき隣人たち ③  夏のウラジオストク編 

 ロシア人は笑わない?

 「ロシアには『無意味な笑顔はバカの印』って諺があるのは本当ですか?」

ある時先生に冗談交じりに尋ねると、かなりウケていた。

それは確かに存在するのだが、もはやソ連時代の遺物であり、笑わないなんてことはない。

 熊がバスに乗っているとか、みんなが密造酒を作ってるだのお馬鹿な都市伝説は枚挙にいとまがないが、
本当のロシア人について知ってる人はあまりに少ないのが実情だ。

もっとみる
トルストイの国 愛すべき隣人たち ②

トルストイの国 愛すべき隣人たち ②

 

 正直なところ、自分は机に向かうのが苦手でしかたがない。
 
過去のトラウマに起因する学習障害かもしれないが、とにかくじっとしていられないのだ。

だからスタバで毎週2時間(はじめのうちは隔週)行われたロシア語のレッスンは、慣れるまでとても苦労した。

 しかも対面である。

 当然ながら周りは他の大勢のお客さんで賑わっており、座席も毎回椅子取りゲームである。

 早めに行って二人分のコーヒ

もっとみる
トルストイの国 愛すべき隣人たち ①

トルストイの国 愛すべき隣人たち ①

 ロシアの文豪トルストイについて、
誰もがその名を一度は耳にしたことがあるだろう。

 彼は徹底した平和主義者で、
当時の日露戦争にも反対し、ガンジーは彼の説く「愛の原則」に感銘を受けてインドの指導者として非暴力の道を歩んだという。

 皆さんは彼の国の人たちについてどれだけご存知だろうか。

今のウクライナ戦争からは良いイメージは浮かばないかもしれない。

しかし直接対話することもなく、テレビを

もっとみる