- 運営しているクリエイター
記事一覧
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.13】 帰国して2年
去年の3月の初投稿のリキャップシリーズのラストとしてこれを”帰国”というタイトルで下書きに残していたのだけど気が付いたら2年が経っていました。タイムイズファストを見に染みて感じています。
今読むとだいぶ痛々しい想いの数々が散りばめられていて知らない鳩尾の横下みたいなとこがブルってなる。恥ずかしさに耐えられなくなったら古い順に消していくけど、なんとなく躊躇した上で残したりこうして追加して文字を上げ
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.12】 風情
20代前半、社会の一員にも学生の端くれにもなれてない無所属の人間にこの世で通用する財力などあるはずもなく、前回書いたヨーロッパ旅行でその針は完全にマイナスに振り切っています。
その投稿が今までで一番読まれている様で、ありがとうございます。
やっぱり”旅行”とか”サッカー”とかマジョリティコンテンツには需要があるんだなと実感しました。
余談です。
何か作業をする時はもっぱら近所のコメダ珈琲に行くの
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.11】 ヨーロッパサッカー観戦旅行
前回のVol.10は自分でもカロリーが高かったしちょっと内向的すぎる文章だったと思います。正直すぐ消すかも。
そして旅行は本当に楽しかったので、今回は日記形式で全貌をお届けしたいと思います。どなたかのご参考になるかも分かりません。
3月の上旬から中旬にかけて約2週間、友人とサッカーを観に、ヨーロッパへ旅行をしてきました。一日ひとことメモくらいで書こうと思ってたのですが、めちゃくちゃ長くなってしまっ
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.9】 いつかバラを買うのでしょう
やる気が起きない。
どこにも所属していないのに、何もやっていないのに、自己経済も満足に回していないのに、エナジーが湧かない。〜のにを〜からに置き換えることもできるかもだけど今はやめておこ。
旅行の帰りの夜行バスの疲れや一緒にいた友人の風邪が移ったのかもしれない。あと数日様子を見て良くならなかったらまた考えたらいいのだけれど、昨日フットサルをした際にも明らかに息が上がるのが早かったり頭が回らなかっ
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.8】 特効薬もどき
最近よくTikTok的な動画を見てしまいます。それは決まって倦怠感のある日に限ってで、見てしまうという言い方をするのは行為に対する罪悪感やそのコンテンツをどこか蔑んでいる節があるのでしょう。
実際TikTokはアプリとして持っていないのですが、同じような文脈のコンテンツはInstagramやYouTube内に既に確固たる領域を建設済みです。
もうどこにでもショート動画の無限回廊は敷かれているので
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.7】 脱臼するくらい自意識を投げ飛ばす
「ねーなんか私が変なこと言ったみたいじゃん」っていう人だいたい変なこと言ってるんですよね。
でもそういう自意識の無さは少し憧れてしまう部分でもあります。
最近更新していないのは単純に怠惰と書くまでのモチベーションを上げきれなかったからにつきます。書くことはメンタルヘルスにとっても良いみたいな、一行日記的な作用のやつあるじゃないですか。そうは言ってもまず書こうと思って書くとこまでいけないと話になら
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.6】 棚上げ師
家族に対してカッコつけてしまうんです。
特に妹などに対して、たかが2年と4年早く生まれただけなのにまるで人生を一周終えているような態度で話してしまう時がある。勉強の話とか、時事的な話でよく発動してしまう。不意に。留学後から僕の背中に張り付いている監視係の透けた自分が嘲笑している。
「お前もう大学にも行ってないじゃないか。妹は順調に2年生を迎えたと言うのに。」
もっともである。
もし僕が次の4月
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.5】 LIGHT HOUSE
僕にはやりたいことがあって目的がある。でも、その未来は見えない。妄想の範疇でさえ、俯瞰と自意識が働いて無理だと思ってしまう。冒頭から自分語りも甚だしいけど、まあエッセイってそういうもの。
2023年8月22日にNetflixで配信開始されたトークバラエティ「LIGHT HOUSE」のある話の中で街の若者が自分の未来について答えるインタビューが流れてきた。若林さんはMCのイメージがあるのでまだしも、
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.4】 語学学校と4EB Radio
初投稿記事のリキャップシリーズ。
記事はこちら↓
僕も参加していて、毎週番組を放送しているオーストラリア、ブリスベンはカンガルーポイントという地区に放送局を構える4EB Radioについて書こうと思います。
なんせ僕の番組以外も日本語の放送がありますし、もっと知ってほしい魅力のある海外のローカルラジオ局ですから。将来、マスメディアになる未来は見えずとも、もっと地元の日本語使いの人たちに知られても
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.3】 二進も三進も行かない
これから僕の文字で繕った鬱憤の塊を読んでくれるのであれば誠にありがとうございます。エピソードが変われば語尾や文脈も変わります。文筆の練習として書いている21歳の自主連載エッセイ「二進も三進もいかない」第3回です。やっと表題。
今まで、割とこの連載では過去の事象というか、自分のやってきたことや、思っていたことなどについて書いてきましたが、今回は現在の自分の中にある少しねちっこいところというか、まだ濾
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.2】 突発的犯行
生まれて20年ちょい、僕は自分の体に何か手を加えることに理由の分からない拒絶感を抱えていた。たとえば、耳にピアスの穴を開けるとか、タトゥーを入れるとか、髪を染めるとか。
逆に、歯の治療だとかそういった類のものに対しては特に恐怖も拒否感も持っていなかった。詰まるところ、必要不可欠でない事柄で体を弄るのが恐かったんだろう。その思いの根源がどこから来るのか気になり少し自分の感性を振り返ってみようと思う。
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.1】 時間
時間がないように思う。
生きているといつもどこか切羽詰まっている。
シャワーを浴びて風呂に浸かる。
腹が減ったらご飯を食べる。家に人がいればその流れで少し喋る。
全て自分にとって必要で好きな時間だが、それらが終わって1人になるともうこんなに経っているのかというくらい時計が回るのが早い。気づけば一般的にはもう寝たほうが良いとされる時刻まであと1時間を切っている。
ここまでの速さは生きていて感じた
【不定期連載エッセイ:二進も三進も行かないVol.0】
初めて投稿した記事は自分と自分のラジオ番組についてでした。
そこでかなりの分量を使い自己紹介とラジオと人生との話をして、またこのnoteで何をしていくのかを書き記したかと思います。
ラジオ番組の事だけではなく、全く関係ない自分の事にも触れていこうと。
そういう訳でこれから不定期でエッセイを投稿していこうと思います。
初投稿でも記述した通り、何者でもない21歳の日常をお送りします。
どうぞよろしく