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読みスクラップブック

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他人の作りもの。自分の読み記録。種種雑多な文章の一時的な置き場。
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記事一覧

【プロフィール 】1言語1人格で、キャラを追加し続ける語学講師

【プロフィール 】1言語1人格で、キャラを追加し続ける語学講師

こんにちは、はじめまして。Langnalityというオンライン英語塾を運営している「ゆう」と申します。

今回は初回投稿を記念して、「語学を通して自分を作り変えることは可能なんだ」というメッセージを込めて自己紹介をしていきます。

現在わたしはデザイン・営業・教育の3つの柱で仕事をしていますが。3つ目の柱である教育に絞ってお話をすれば、世界に出ていきたい日本人に英語を教えることと、外国の方に日本語

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平凡で平穏な日々が安穏に続きますように

平凡で平穏な日々が安穏に続きますように

新しい年が始まりましたね。僕はもともと商売人の家庭に育ったのと、13歳から父が亡くなり母子家庭だったのとで、新年は母が働いてサポートをする家庭でした。

ひるがえって現在、70を超えてなお現役の着付師である母は正月は繁忙期なので着付の依頼を受けて某ホテルやらへ出張。僕は妻と娘2人とのんびりとした元旦を過ごしております。

こうして正月が来るたびにもう20年以上前の1月17日のあの阪神淡路大震災を思

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”社会”からの同調圧力と日本がオワコン化した理由

”社会”からの同調圧力と日本がオワコン化した理由

yoko_kishimotoさんの記事、『帰国すると、イライラしがちな日本人に戻る問題」を読んだ。

「電車の中でうるさく電話をする人、道いっぱいにならんで歩く人、進まないバス、愛想のない居酒屋の店員。ベトナムに住んでいる時には、気にもとめなかったことに、イラっと胸が騒ぐ。」

読んでいてこのきもち、すげえわかると思った。自分でも別人かよ!と思う程、居る国の常識に感情の余白が左右されることがある。

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【書評】首都感染

【書評】首都感染

本書は、大規模な地震や原発のメルトダウンをテーマにした小説を大震災の何年も前に著していたりして、本当に預言者かと思うような作品を次々に発表されている高嶋哲夫さんが2010年に発表した作品です。

若干ネタバレを含めて、作品を読む楽しみを奪わない程度にあらすじを紹介すると、北京オリンピック後の20XX年、中国でサッカー・ワールドカップが開催されたという背景設定のもと、雲南省でH5N1インフルエンザウ

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まちあるきZINEを続けたい理由

まちあるきZINEを続けたい理由

最近は、新潟で色んな地域を歩いて、みんなでひとつのZINEをつくるイベントを開催しています。今週末にもひとつ、新潟の北限村上市で開催予定。

今回はそのイベントのはじまりと、なぜ続けていきたいのかについてちょっと書いてみようと思っています。

まちあるきZINEのはじまりことの始まりは、2019年1月下旬。伊佐さんのコミュニティ #旅と写真と文章と でご一緒したことみさんが、新潟に来るとのことでふ

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ロンリー・プラネット―私と世界との出会い

ロンリー・プラネット―私と世界との出会い

ロンリー・プラネット(Lonely Planet)英語では「孤独な惑星」という意味になりますが、これは英語圏の国々で出版されている旅行ガイドのこと。日本でいえば「地球の歩き方」と同じようなものですね。さて、私はこのガイドブックを手に、22歳の時、ニューヨークに留学しました。初めての海外、初めて独りで乗る飛行機。すべてが初体験でした。それが私の今に至るまでの人生のコアになる部分をつくったのだなと思い

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その土器ください

その土器ください

「その土器を私にください」
もらえないのはわかってる。けどこうも言いたくなる。
岐阜県土岐市でそんな土器を見た。

私はやきものが好きで、なかでもアジア全域の古い器が好きだ。こんなざっくりしたカテゴライズだったら縄文土器も好みに入ってもいいはずなんだけど、縄文土器に他のやきものに見ているような美しさを見ることは少ない。理由はふたつあって、ひとつは縄文土器から拾える情報が多くなりつつあることで、もう

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3年間のnoteより。ビュー数トップ10。

3年間のnoteより。ビュー数トップ10。

ちょうど3年前にnoteを始めました。
最初の日の初めの記事は活動紹介と決めていたので 途中で色々と書き足していたんですが、先日、手直しをしている途中で下書きと間違って本記事を消してしまったため、内容を新しくして こちらに作りなおしました。 
https://note.mu/maryann/n/nf445e0c4e2aa

閑話休題。せっかくの節目なので、
3年分の記事でビュー数の多いものを拾って

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「僕は いるよ」の気軽さで。

「僕は いるよ」の気軽さで。

山登りだ。空気が素敵に美味しい。僕らはワンゲル部。
五人で急角度の小径を登っている。
「村石君、ラジカセを持ってきたんだって?」
「持ってきたよ、音楽かけようか?」
「山登りにさ、ラジカセなんて持ってくるやついないぞ」
「僕はいるよ」 ( 森博嗣「アイソパラメトリック」)

このやりとりが すごく好きだ。
「そんなやついないぞ」に対して「僕はいるよ」。
ひと休みするのにちょうど良さそうな 切り株の

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「小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」」1.5.9 公開。

https://crocro.com/pc/soft/novel_supporter/

各種大量にバグ修正。

ウミちゃんと以心伝心。

ウミちゃんと以心伝心。

人の思いや念というものを感じるのだろうか。僕にもその力が備わっているのだろうか。

いえね。昨日の晩、唐揚げを作って気持ちよく飲んで、片付けもそのままに、ベッドへ直行したのです。割と早い時間でした。noteを眺めながら、うつらうつら記憶が曖昧ですが、夢の中へ入っていたと思います。

確かに記憶があります。玄関を叩く音が、何となく聞こえたような。聞こえなかったような。日本のようにチャイムがあるわけで

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器を満たすもの

話をしていても 心が満たされる相手と 何かが足りない感じのする相手がいる。
違いは どこにあるのだろう?
その答えは とてもシンプルだと思う。
話している相手のグラスが 満たされているかどうかだ。
グラスに水が入っていなければ もう一方のグラスに 分けることは出来ない。
日々の忙しさを理由にしたがる人には きっと無いもの。
人間 それぞれに生活環境が違って 職業や生活の中で 他人には 伝わらない苦

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価値の無い私が価値の無いあなたに送りたい話

価値の無い私が価値の無いあなたに送りたい話

私はずっと、自分に価値があるとするならスマートフォンみたいなものだと思っていた。無くても何かで代用できるけど、あったらあったで便利だから使っておこう。みたいな。私はずっと、言葉が通じるやたら便利な道具だったのだ。そう気付いてしまった時、私はどうやって他人と関われば良いのか分からなくなってしまった。

赤ちゃんでいたい小さいころ、中学校を卒業するくらいまでは、良かったんだと思う。気がつくとか気がつか

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あなたがいるから

あなたがいるから

どこかの本で読んだかも知れないし

どこかの動画を視聴したのかも知れない

記憶に残っている言葉

生まれて来たことに意味がある

あなたは存在しているのだ

存在していることに、価値がある

何をしたか、何をするか

それが全てではない

今、ここにあたなが、いることに価値がある

今、私は確かに存在している

私という人生においては、主人公なのだ

脇役ではないことも間違いない

あくまで、私

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