幻田恋人

私、幻田恋人(げんだれんと)の文字(小説、ポエム.etc)の世界へお越しいただき光栄で…

幻田恋人

私、幻田恋人(げんだれんと)の文字(小説、ポエム.etc)の世界へお越しいただき光栄であります。 私の世界を貴方に楽しく旅していただく事が、私の願いであり喜びであります。 どうぞごゆっくり、私の作り上げたこの世界をご堪能いただきますようにお願い申し上げます。

マガジン

  • 幻田恋人'S 短編&ポエム集

    幻田恋人の一話限りの短編やポエムばかりを集めたマガジンです。

  • ヒッチハイカー

    その男はどこへ行こうとしているのか…? 自分を乗せてくれる車を求めて今日もヒッチハイクを続ける。 ヒッチハイカーの行くところ…殺戮の嵐が吹き荒れる。 今日も男は一人、親切な車を求めて放浪する…

  • 幻田恋人の怖い話…

    一人で読むと怖くなるかもしれません… それでもよろしければ、どうぞご覧下さい… 怖ろしい話… 妖しい話… 不思議な話… etc…

  • 【R18】幽閉returns

    僕は蘇った。 身体の半分をロケットランチャーで吹き飛ばされ たくさんのカニが僕を食べた だけど、僕は王様なんだ このぐらいで死んでたまるか 僕はカニの王として復活した あの父娘に復讐するために…  待っていろ、くみ… カニの恐ろしさを教えてやる

  • 妖狩りの侍と魔剣『斬妖丸』

    拙者は天下浪々の身… 生業は妖を退治する事 拙者の相棒は妖の生き血を吸う魔剣『斬妖丸』… 今日も風の吹くまま、人の世に害成す妖退治の旅を続けておる

記事一覧

素敵な世界

何も言わなくても 人の心から人の心へ 素敵な気持ちだけ 流れ込んで 素敵な気持ちだけ 流れて行けばいいのに… そうすれば世界は 素敵な気持ちで満たされる そうすれば世…

幻田恋人
6日前
3

二人の行方…

そうだね 君と二人で生きている事 これが愛なんだと思う 僕は君といるだけで 安心出来るんだ この幸せを 当たり前の様に いつの間にか思ってた 愛なんて言葉 忘れてしま…

幻田恋人
11日前
3

歩け、ランドセル!

目の前を ランドセルが歩いていく 目の錯覚か…? 前に回り込んで見ると 可愛い男の子の笑顔があった 少し緊張している笑顔… 彼の姿は 背負っていると言うよりも まる…

幻田恋人
3週間前
5

月に願いを…

夜空の月よ… 君は今日も 無言のまま僕を見つめてる 少し恥ずかしい 誰にも見られたくない時だって 君は何も言わないけど やっぱり見つめてるんだね ねえ… 君にお願い…

幻田恋人
1か月前
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第34話『青白く燃える人魂の猛攻! 遂に迎えるヒッチハイカーの最期!?』

「ハハハハハ! ノビタのクソ野郎、遂にくたばりやがったか! 本当に邪魔なヤツだったぜえっ!」  激走していた蜘蛛型巨大怪物の頭部に当たる位置から、人間形態の上半…

幻田恋人
1か月前
4

春の妖精を見かけた…

君は春の妖精… 蝶のように舞い 草木に花を咲かす 君の行く所 花が咲き乱れ 人の心も 明るく変えていく そうだよ 君が僕の目の前で 舞ってるって事は もう春なんだね 一…

幻田恋人
1か月前
7

ボトルに詰められた想い

昨日海で 一本のボトルを拾った… 君の願いと祈り ちゃんと届いたよ 僕が蓋を開けたら ほわあって 目の前に広がった 僕達の国でも 君の想いを ちゃんと実行するよ ホント…

幻田恋人
1か月前
9

君と家族に幸あれ!

人が君を見て 幸せそうだと思ったのは 今の君が幸せそうだから… 昔の君が 人の知らない苦労を重ね 子供達のために懸命に 生きて来て そして今… 愛する子供達を想う君…

幻田恋人
1か月前
4

巣立つ子供達へ、島が贈る言葉

船が港を出ていく… 見送りながら そっと島がつぶやいた 「今年も春になり  巣立っていく彼らも  いつかまた  ここに戻って来るだろう」 島の自然は 優しくおおらかに…

幻田恋人
1か月前
5

善悪は人と共にある

人は皆… 善でもあり悪でもある 善悪は表裏一体… どちらも いつも人と共にある 善も悪も 自分では決められない 人が自分で 善であろうとしても 他人に悪であると 決めつ…

幻田恋人
2か月前
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【R-18】ヒッチハイカー:第33話『誕生!青白く輝く光の玉!! 伸田の危機に結集する4人の魂!』

 吹雪の吹き荒れる中を『ウインドライダーシステム』の飛行ユニットで上昇した伸田が『黒鉄の翼』の静止飛行して待機する高度に達した時、無人の操縦席を覆う特殊強化ファ…

幻田恋人
2か月前
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ひとつがいい

ぼくときみ ひとつづつの命 それぞれは ちいさくて弱い でも ふたつよりそうと 強くなる あたため合い あいし合って やがて きみのからだに もうひとつの 命がやどった…

幻田恋人
2か月前
4

追憶の三つ星

寒い冬の夜 空にオリオン座の 三つ星を見るたびに あの日の君の笑顔と 温もりを思い出す 明るく輝く三つ星が 僕の追憶を照らし出す もう一度 あの夜に戻れるなら… いや…

幻田恋人
2か月前
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立春に『春』に逢いに行こう!

立春… 暦の上では春なのか… 天気予報では まだまだ寒くなるという 昨日オニを追い払ったけど 冬将軍は まだまだ居座りそう… 早く春が来ないかな 誰の心も身体も あたた…

幻田恋人
3か月前
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冷たい冬の雨は、やがて…

冬の雨… 冷たい雨はイヤだ 身体を芯から冷やしてしまう 冷えた身体は 心まで寒くする 傘を持たない僕は 膝を抱えたまま 凍えた身体で震え続ける でも… ふと感じたあ…

幻田恋人
3か月前
3

ショート・LOVE・ストーリー『再び…?』

恋愛というには まだ幼かった二人… 手を繋いで歩く 学校の帰り道 君が僕のほっぺにチューをした 赤くなった二人は 自分達の想いを 愛だと思った 永遠に続くと思った 成…

幻田恋人
3か月前
2
素敵な世界

素敵な世界

何も言わなくても
人の心から人の心へ
素敵な気持ちだけ
流れ込んで
素敵な気持ちだけ
流れて行けばいいのに…

そうすれば世界は
素敵な気持ちで満たされる
そうすれば世界から
争いなんて無くなるのかな

人と人が傷付け合う事が無く
戦争の無い
素敵な世界になるのかな
そんな世界になればいいな
そんな世界で生きたいな

そんな素敵な世界で
子供達を育てたいな

夢なら叶って欲しい

どうか…
子供達

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二人の行方…

二人の行方…

そうだね

君と二人で生きている事
これが愛なんだと思う

僕は君といるだけで
安心出来るんだ
この幸せを
当たり前の様に
いつの間にか思ってた
愛なんて言葉
忘れてしまっていた

ごめんよ…

これからの
僕達二人の行方なんて
正直言って分からない

でも…
一緒に歩き続けるなら
君がいいんだ
君しか考えられない
お願いだよ
これからも
いつも僕の隣に
いてくれないか

君と二人なら
どこに向か

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歩け、ランドセル!

歩け、ランドセル!

目の前を
ランドセルが歩いていく

目の錯覚か…?

前に回り込んで見ると
可愛い男の子の笑顔があった

少し緊張している笑顔…

彼の姿は
背負っていると言うよりも
まるで巨大なランドセルに
抱えられている様だ…

僕は彼を見て笑ってしまった
ごめんよ

男の子は道端の桜を見上げながら
慌てて前を行く母親を追いかける

入学式かな…?

ピカピカの一年生は
何とも微笑ましい…

未来ある子供達よ

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月に願いを…

月に願いを…

夜空の月よ…

君は今日も
無言のまま僕を見つめてる
少し恥ずかしい
誰にも見られたくない時だって
君は何も言わないけど
やっぱり見つめてるんだね

ねえ…

君にお願いがあるんだ
僕の好きなあの娘のこと
教えてくれないかな
どうせ君は
彼女の事も見つめてるんだろ?
ダメかい?

じゃあさ…

少しだけ僕と
代わってくれないかな
一度でいいから
君みたいに
僕も空から彼女を
見下ろしてみたいんだ

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第34話『青白く燃える人魂の猛攻! 遂に迎えるヒッチハイカーの最期!?』

第34話『青白く燃える人魂の猛攻! 遂に迎えるヒッチハイカーの最期!?』

「ハハハハハ! ノビタのクソ野郎、遂にくたばりやがったか! 本当に邪魔なヤツだったぜえっ!」
 激走していた蜘蛛型巨大怪物の頭部に当たる位置から、人間形態の上半身がまるで生えているかの様に存在しているヒッチハイカーが、首を大きく後ろに振り向けて高らかに笑いながら叫んだ。

その時だった。

「グワァオオオオウーッ!」

 突然、吹きすさぶ吹雪の音をかき消すように、猛獣の雄叫びが辺り一帯に響き渡った

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春の妖精を見かけた…

春の妖精を見かけた…

君は春の妖精…

蝶のように舞い
草木に花を咲かす
君の行く所
花が咲き乱れ
人の心も
明るく変えていく

そうだよ
君が僕の目の前で
舞ってるって事は
もう春なんだね
一年ぶりに君に逢えたね
ようこそ僕の町へ
うれしいな
君のおかげで
ここにも春が来たよ
出来れば君には
ゆっくりしていって
欲しいけど
君は忙しいんだよね
あっちこっちに
春を届けなきゃね

とにかく春をありがとう
もう重いコート

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ボトルに詰められた想い

ボトルに詰められた想い

昨日海で
一本のボトルを拾った…

君の願いと祈り
ちゃんと届いたよ
僕が蓋を開けたら
ほわあって
目の前に広がった
僕達の国でも
君の想いを
ちゃんと実行するよ
ホントだよ
君から届いた
願いと祈り…
それは
『平和と愛』だよね
僕達の気持ちも同じさ
僕もボトルに想いを詰めて
海に流そう
世界中の人に想いが届き
みんなが同じ様に
実行してくれたら
この世界は
『平和と愛』に
満たされるかもしれな

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君と家族に幸あれ!

君と家族に幸あれ!

人が君を見て
幸せそうだと思ったのは
今の君が幸せそうだから…

昔の君が
人の知らない苦労を重ね
子供達のために懸命に
生きて来て

そして今…

愛する子供達を想う君と
愛する母を想う子供達
こんなに素敵で
愛し合う家族は
そんなにいないから…

だから
人が君の家族を見ると
幸せそうに見えるんだ
だって本当に
今の君は幸せなんだろう?

それなら
辛かった過去なんて
もういいじゃないか

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巣立つ子供達へ、島が贈る言葉

巣立つ子供達へ、島が贈る言葉

船が港を出ていく…
見送りながら
そっと島がつぶやいた

「今年も春になり
 巣立っていく彼らも
 いつかまた
 ここに戻って来るだろう」

島の自然は
優しくおおらかに
いつまでも
彼らの帰りを待っている

「また私の元へ
 いつでも戻っておいで
 それまで私は
 悠久の時の中で
 のんびりと待っていよう
 だから今は
 自由に羽ばたきなさい
 私の子供達よ」

島が贈る
優しいつぶやきを
波と

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善悪は人と共にある

善悪は人と共にある

人は皆…
善でもあり悪でもある

善悪は表裏一体…
どちらも
いつも人と共にある

善も悪も
自分では決められない
人が自分で
善であろうとしても
他人に悪であると
決めつけられたら
どうしようもない…

ただ…
人が善であろうと努力する
その想いを
その姿を
きっと誰かが
見ていてくれる

そう思えば
努力し続ける事が出来る

その姿は美しく尊い

それこそまさしく
善である

そこに悪は無い…

【R-18】ヒッチハイカー:第33話『誕生!青白く輝く光の玉!! 伸田の危機に結集する4人の魂!』

【R-18】ヒッチハイカー:第33話『誕生!青白く輝く光の玉!! 伸田の危機に結集する4人の魂!』

 吹雪の吹き荒れる中を『ウインドライダーシステム』の飛行ユニットで上昇した伸田が『黒鉄の翼』の静止飛行して待機する高度に達した時、無人の操縦席を覆う特殊強化ファイバーグラス製の透明なキャノピーが内側から自動で開いた。

「さあ、早く乗りなさい。」

 ウインドライダーシステムのヘルメットに仕込まれた通信デバイスを通して、新宿カブキ町の『千寿探偵事務所』内にいる風祭 聖子の声が伸田の耳に伝わって来た

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ひとつがいい

ひとつがいい

ぼくときみ
ひとつづつの命

それぞれは
ちいさくて弱い

でも

ふたつよりそうと
強くなる

あたため合い
あいし合って
やがて
きみのからだに
もうひとつの
命がやどった

きみの
ひとつのからだに
ふたつの命

もうすぐ

ぼくたちは
みっつの命になる

ぼくは
きみたちを
命がけで
まもって見せる

幸せもみっつ
よろこびもみっつ

よりそい合って
いきていく

ぼくらは
みっつでひとつ

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追憶の三つ星

追憶の三つ星

寒い冬の夜
空にオリオン座の
三つ星を見るたびに
あの日の君の笑顔と
温もりを思い出す
明るく輝く三つ星が
僕の追憶を照らし出す

もう一度
あの夜に戻れるなら…

いや、やめよう

あのオリオン座と同じ
もう遠い昔の事…
今、君が幸せなら
それでいい

二人の思い出は
いつまでも変わらず美しく
僕の心で輝き続けるだろう

あの空の
三つ星のように…

立春に『春』に逢いに行こう!

立春に『春』に逢いに行こう!

立春…
暦の上では春なのか…
天気予報では
まだまだ寒くなるという
昨日オニを追い払ったけど
冬将軍は
まだまだ居座りそう…
早く春が来ないかな
誰の心も身体も
あたたかくしてくれる
春が恋しいな

春よ恋
早く恋

春を想ってると
恋しい君に逢いたくなった…

よし
あったかくして
逢いに行くぞ

君に逢えば
僕の心も身体も温まる
僕の春は君なんだ

待っててね
愛しい僕の『春』

今、行くから

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冷たい冬の雨は、やがて…

冷たい冬の雨は、やがて…

冬の雨…

冷たい雨はイヤだ
身体を芯から冷やしてしまう
冷えた身体は
心まで寒くする

傘を持たない僕は
膝を抱えたまま
凍えた身体で震え続ける

でも…

ふと感じたあたたかさに
見上げた僕の前に

君がいたんだ…

君の伸ばした指が
僕の肩にそっと触れた
震えていた身体に少しずつ
君のあたたかさが広がっていく

凍て付いた僕の身体と心が
君のぬくもりで
溶かされていく

僕は君の手を取り

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ショート・LOVE・ストーリー『再び…?』

ショート・LOVE・ストーリー『再び…?』

恋愛というには
まだ幼かった二人…

手を繋いで歩く
学校の帰り道
君が僕のほっぺにチューをした

赤くなった二人は
自分達の想いを
愛だと思った
永遠に続くと思った

成長し
進路の違いと共に
次第に疎遠になった二人

やがて二人は
それぞれの道を歩き始め
連絡さえ取らなくなった
互いの消息も
気にならなくなっていく
それを悲しいとも
淋しいとも
思う事も無く
二人は大人へと…

時は流れ

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