マガジンのカバー画像

後藤大Blog

404
後藤大のブログ
運営しているクリエイター

2019年5月の記事一覧

5×10=1

5×10=1

「学ぶ」ことが5や10を知ることだとしたら「わかる」は1に戻ることではないかと思った。

「僕はスポーツの練習じゃなくて”武井壮を動かす練習”をしている」

武井壮さんのこの考え方に僕は衝撃を受けた。まさに!と思った。

トップアスリートが他の競技をやってみると意外なことに全然いいプレイができないのだという。それはその競技の反復練習しかしていないから。

その前にまず自分の身体がどういう状態か、イ

もっとみる

大人になったら夢なんかで暮らしていけない?

初めて付き合った人のことを永遠に好きでいると思っていた。

他の人を好きになったり別れてボロ雑巾のようになるなんてこれっぽっちも思っていなかった。

中学生、高校生の僕は何も知らなくて、何も知らないから信じていられることがたくさんあった。青い時代は全てが新しく輝かしい。根拠もなく毎日が楽しかった。

「一緒にいても迷惑かけるから…」そう言って別れた恋人だった人はしっかりと浮気をしていて、もはや僕が

もっとみる
僕らはみんなおかげさま

僕らはみんなおかげさま

自分の力だと思ってたものはぜんぶ誰かのおかげだった。

昨日はシンガーソングライター のウエダケイタくん主催のイベントがあり、そんなメッセージを込めてライブをしてきた。

いまライブ自体を減らしていて5月20日のライブ以外は辞退させていただくつもりだったのだけど、それを分かった上で出演してほしいという気持ちをはじめに受け取った。

穴埋めではなくそこに僕の形をした穴を作ってくれるというのは本当に嬉

もっとみる

ライブでした!!!

今から打ち上げなので下書きしておきます:-)
楽しかったー!

と書いておいて打ち上げが盛り上がりまくってなんと帰ったら朝の9時(笑)

久しぶりにオールというやつをしてしまいました。

身体もしんどかったけど好きな人たちとなんでもないことで朝まで遊ぶってたまにはいいですね。

ということでこの日のnoteは結局サボりになってしまいましたが、現実世界がとても充実していた証拠ということでこのままにし

もっとみる

命の価値は変わるか

全然知らない人と身内の死は価値が変わると思っている。ただそれは命そのものではなくて自分にとっての大切さの違いだ。

3.11の地震や阪神大震災みたいに歴史的に大きな災害や戦争や事件の時だけ黙祷をしたり話題になることがあまり好きではない。

記憶に残る大規模なものであったことは間違いないし、そういうものに注目したくなる気持ちは僕にもあるのだけれど、毎日どこかで誰かが死んでいるし、小さくても事件は起こ

もっとみる
超サイヤ人と界王拳に学ぶ等身大

超サイヤ人と界王拳に学ぶ等身大

ドラゴンボールで一番好きなシーンはあの極悪非道だったベジータが家族と地球のために命を捨てて魔人ブウを倒そうとするところだ。

一番好きなシリーズは「私の戦闘力は53万です」や「クリリンのことかーー!!!!」で有名なナメック星編。見たことがない人も男子がこの台詞でゲラゲラ笑っているのを見たことがあるのではないだろうか。

だけど感動やワクワクとは違った意味で好きな箇所がもう一つある。

セルを倒すた

もっとみる
道を説明できない

道を説明できない

人に道を説明するのが苦手だ。

車に乗らないので何号線だとか何通りだとか全然分からない上に、店から出たらどっちから来たのかも見失ってしまうほど方向感覚もないときたもんだから東西南北で伝えることも難しい。

出て右、まっすぐ行って次の角を左、そういう風に説明されないといけないし、自分もその説明しかできない。

でも逆にこれはチャンスかもしれない。できない人の気持ちはできる人には理解できない。東西南北

もっとみる
人気バンドと共演した時の切なさあるある

人気バンドと共演した時の切なさあるある

人気バンドと共演した時の切なさあるある。

自分のライブ中は無表情だったお客さんがそのバンドの時に違う人格が乗り移ったかのように豹変し、頭の上で手拍子し、ジャンプし、フウウウウ!と声を上げる。

そんな時「僕のライブはこの人たちの心を動かし切ることができなかった」と落ち込んでしまっていた。

だけどよく考えてみれば曲も知らずどんな人間かも知らない状態で大好きなバンドと同じように盛り上がれる方がすご

もっとみる

25mを泳ぎ切れ。

どれだけ雑念をなくして目の前のことに集中できるかだと思う。

小学生の頃水泳の授業で25m泳げないと泳げるまで夏休みに登校させられる制度があった。

二人目の「考える人」になってしまうほど「休みとは一体なんなのか」と疑問に思いながらもしぶしぶ追試を受け、夏休み中盤に差し掛かった頃なんとか25mを泳ぎ切ったのだった。

僕が泳げなかったのは体に力が入りすぎていたのと息継ぎのタイミングが悪いのが原因で

もっとみる

中身がなければ誰にも認めてはもらえない

言葉は「容れ物」のようだ。
行動は「モノ」みたいだ。

お金がなければ貯金箱は埃をかぶってただのぶたの置物になってしまうように、容れ物はモノがあって初めて役割を持つ。

何もしていない時ほど空白を言葉で埋めてしまうのは後ろめたいから。貯金箱を作っているからと言い訳してお金を入れるのをサボる。

そして「何もしていない」が溢れかえって、ちょっと努力をしたぐらいじゃ埋まらない空っぽの容れ物だらけの部屋

もっとみる
恋が愛に変わる時

恋が愛に変わる時

「あんたまだあんな男と付き合ってるの?早く別れた方がいいって!」そんな会話が今日もどこかの白木屋やラインで繰り広げられていることだろう。

恋は盲目というのは本当で冷静に見たらそれはないだろうということでも見過ごしてしまったりする。

普通の友達ならなんて酷い顔だと思うような寝顔でさえ何故か可愛く見えてくるのだからもはや一種の麻薬と言っても過言ではないだろう。

好きという気持ちは計り知れないパワ

もっとみる
ライブありがとうございました!

ライブありがとうございました!

4ヶ月ぶりのライブが終了しました。
今楽屋でこれを書いています。

やっぱりライブは最高に楽しい。

これやったら面白いんじゃないか?これはなにが何でもやりたい。今日はこの曲を歌いたい。

そんな個人的なニヤニヤやワクワクを

笑ってくれるかな、この曲は胸に残るかな、ふと思い出す思い出を作れるかな。

ってみんなのニヤニヤと重ねてこの世界に産み落とす。

それが交わった瞬間の喜びは何回味わってもい

もっとみる
「オタク」と呼ぶのは悪いことか

「オタク」と呼ぶのは悪いことか

「差別をするな」と言う人ほど差別意識を持っていると思う。

僕は関西のアイドルさんに楽曲提供をさせてもらっていて、先日ふらふらとツイッターを巡っているとプロフィールや固定ツイートで楽曲が聴ける人が少ないことに気が付いた。

その時「オタクのみなさんが初見で載せていて欲しいものって何なんだろう?」と疑問を感じてツイートしたものにリプライが来ていた。

アイドルの支援者はファンじゃなくてオタク扱いなん

もっとみる
楽しむことが苦手なら、乗り越えるのが苦手なら。

楽しむことが苦手なら、乗り越えるのが苦手なら。

修学旅行の本番は消灯後。観光でも名産品でもなく暗闇の中で好きな子の名前を暴露し合うその時間だ。

などというエピソードをたまに聞く気がするけれどあいにく僕にはそんな友達はおらず、眠たくないのに寝なければいけないその状況をどう打破するかに困っていた。

僕は退屈が嫌いだ。

かといって目の前のことを何でも楽しめる幅広い好奇心も持ち合わせておらず、一つ見つけた好きなものを飽きるまで掘り下げるタイプであ

もっとみる