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GTDを実践するための手助けになる記事

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GTDは自転車と同じ。 自分なりの乗り方が見えるとこんなに便利な道具はない。 しかし、自転車と同じく乗れるまでは意外と大変。 そんなときにヒントになってくれそうな記事たちです。 … もっと読む
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#書き出す

新人の方へ…「まずは書き出す!」

新人の方へ…「まずは書き出す!」

頭の中は思ったより容量がありません。すぐにメモリは一杯になるので頭は回らなくなります。その結果、今やるべきことがわからない、やるべきことを決めても集中して取り組めないということに陥ってしまいがちです。

そこでGTDのStep1「把握する」が役に立ちます。

「気になること」は、とにかく書き出せ!GTDの仕事術・整理術の入り口は非常にシンプルです。頭に浮かぶ「気になること」はプライベートも仕事も、

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ポータブルな「IN-BOX」の価値(ロケーションフリーでのGTDの活用)

ポータブルな「IN-BOX」の価値(ロケーションフリーでのGTDの活用)

GTDの仕事術の入り口は、何でも書き出して頭を常に空っぽにしておくことです。

そのためには、頭に溜めないようにするために書き出す場所や未処理の書類をとりあえず入れておく一時置き場「In-Box」が重要になります。

場所が変わっても、大丈夫なようシステムを作るコロナ禍の影響もあって、オフィス以外で仕事をする人も本格的に増えてきました。私も在宅とオフィスを使いながら働いています。

オフィス以外で

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書き出せ!書き出せ!それで頭は軽くなる!

書き出せ!書き出せ!それで頭は軽くなる!

雑念を精神統一で頭から吹き飛ばすようなことは難しい。なくそうすればするほど追いかけてくる。

結局は頭の中でモヤモヤさせているものを気合だけでなんとかはできないものです。

だから書き出す!頭の中から追い出すことが重要です。

目の前に出てくるのは最初はそのモヤモヤと対峙しなければいけない感じがして気がのらないかもしれませんが、こんな有名な言葉があります、

敵を知り己を知れば百戦殆うからず

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ポストイットの魅力(GTDの第一歩・その実践ツールとして)

ポストイットの魅力(GTDの第一歩・その実践ツールとして)

ポストイットとは何事にも便利な道具です。

GTD仕事術をまわす上でも大変重宝します。

気になったら、秒で書き出すGTDのStep1把握する、というステップにおいては「気になること」をとにかく書き出すことをしていきます。頭に残しておくことは、頭に無用な負荷をかけることになります。

そのためには、気になったらその場で即書き出す、ということがポイントになります。この時に、少しでも書き出すことが手間

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自分の作用域にないものは・・・

自分の作用域にないものは・・・

自分が何か手を下せる、または自分が影響を与えられると感じている、そういった範疇以外のものが、日々ストレスをかけてきます。

ストレスは感じるのに、自分は何もできない、という無力感を感じるかもしれません。

「それは、置いといて・・・」そういったものを横に置いておくことはできますか?

それができるならば、横に置いておくしかないでしょう。

自分じゃ何も行動できないもののことに脳を使用しているなんて

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「まだ明確にできていないこと」を捨てずに拾う

「まだ明確にできていないこと」を捨てずに拾う

曖昧なもの、モヤモヤ、違和感、そういった感覚こそ大事にすべきなのかもしれません。

そういった時には、明確な言語化の難しい感覚かもしれませんが、大事なことを早期に感じ取っている可能性があります。虫の知らせといったり、勘といったりするものです。

抽象的であっても書き出してみるGTDのStep1:把握するというステップにおける「書き出す」が単なる書き出すということと違うのは、具体的でないことも書き出

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意識の外にある「気にならないもの」を扱う

意識の外にある「気にならないもの」を扱う

恥ずかしい話ですが、外出自粛の流れもあったため、我が家のクルマのバッテリーあがりをさせてしまいました。

そういえばここのところ外出自体を避けているのもあり、車を全く動かさない日々が続いておりました。

GTDは「気になるもの」からスタートするさて、今回の件で実感したのは、GTDの仕事術・思考法は「気になるもの」がスタートだという点です。

頭の中の気になるものを外に置く、というのがStep1把握

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自分の内にためすぎず、外に出す(話すor書く)

自分の内にためすぎず、外に出す(話すor書く)

セルフマネジメントをする上で、どんな形でもいいのでまずは自分の内面に留めておくのではなく、外に出すことをしましょう。

残念ながら人間の頭は、気になることをそう多くは頭に留めておくことができません。本当は、そんなに多くの項目があるわけではないのに、必要以上に不安を感じてしまいやすいのです。正体が見極められていないものは大きく強く見えるものです。

その結果は、手元の集中すべきことに集中ができなかっ

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子どもと一緒に整理術をはじめよう!(休校の今こそ・・・GTDで整理術を身につける)

子どもと一緒に整理術をはじめよう!(休校の今こそ・・・GTDで整理術を身につける)

我が家でやっていることです。なにも難しいことではありません!

まずは「やりたいこと・やるべきこと」を一緒に書き出してみましょう!まだ「望む結果」を意識するのは難しいかもしれませんので、まずはここから始めましょう!

この時に「やるべきこと」だけ書き出すと、すごくみるのがつまらない「嫌なリスト」になってしまいますので、分け隔てなく「やりたいこと・やるべきこと」のリストをつくることがポイントです。一

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情報処理にも、GTD(5つのステップ活用):まずはStep1「把握する」

情報処理にも、GTD(5つのステップ活用):まずはStep1「把握する」

情報を活かすためには、単なる情報を、自分のために活かせる「情報」として理解・解釈する必要があります。このことを、

「単なる情報」=インフォメーションを、「活かせる情報」=インテリジェンスに変換する、と言います。

GTDを活用して、「インテリジェンス」にするGTDの処理フローは5つのステップから成っています。おさらいしますと、

1:把握する(「気になること」を出す)

2:見極める(「気になる

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「休日につながらない権利」を本当にハッピーにするために

「休日につながらない権利」を本当にハッピーにするために

休日などに仕事や職場と「つながらない権利」というものを尊重しよう、という話があります。

「つながらない」ことで、休日のプライベートに専念ができて、リラックスし、リフレッシュができるようになる・・・というのがこの権利の目指す姿のようです。

少し疑問なのが、この目的のためには、はたして「つながらない」方がいいのだろうか、ということです。

*だからって別に、仕事中心人間になれ!ということではないの

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手軽であること+抜けがないこと(GTDの良さであり、継続のためのポイント)(前)

手軽であること+抜けがないこと(GTDの良さであり、継続のためのポイント)(前)

個人的に感じているGTDの良さであり、継続する上でのポイントで、重要と感じる点を絞って、二つあげます。

前編:手軽であること(常にIn Boxに書き出す)GTDの最初のStepでは、「気になること」を書き出すことになります。簡単そうに見えて、この部分を徹底して自分が手軽にできるやり方・ツールにしておくかということがGTDの継続・実践・効果の実感にかなり大きな影響を与えます。

日常生活では、あら

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依頼事は、口頭ではなくメモを見ながら合意する(家庭にて・・・)

依頼事は、口頭ではなくメモを見ながら合意する(家庭にて・・・)

仕事では当たり前ともいえる「仕事を受けるときには、メモを見て、確認をして理解して受ける」ということを家庭でも丁寧にやったら、ストレスが減ったという話です。

家庭で起こる・・・言った・言わない・聞いてない→やらない・やってくれないちょっとした買い物や、家事を相手に頼む時に家庭で起こりがちなのが、口頭でやって欲しいことを頼むのだが、つい忘れてしまうという問題です。

頼んだ方は、当然ですが、やってく

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できるだけ少ない集約点に集める(「書き出す」は「書き散らす」ではない)

できるだけ少ない集約点に集める(「書き出す」は「書き散らす」ではない)

GTDを実践する上で、「書き出す」ということが入口になります。ただし、むやみに書き出すだけでは上手くいかないでしょう。

集約点(書き出す場所)「書き出す」ことで、頭の中の気になることが外に出て、スッキリします。しかし、そこら中のメモに自由に書き出したり、スマホやパソコンなどそこかしこに書き出してしまうと、結局どこに書いたかわからなくなってしまい、その結果として「あれ、書き出したか?書き出してない

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