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理念とか信念とか美意識とか

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記事一覧

「音楽が好きな人は、文章もうまい」は本当か?

「音楽が好きな人は、文章もうまい」は本当か?

こんにちは!

先日、パット・メセニーとロン・カーターの来日公演に行ってきました。

ぼくは17歳でギターを習い始めたのをきっかけに、ブルーズとジャズを熱心に聴くようになりました。多感な時期をともに過ごした音楽(ミュージシャン)はその後の人生にも影響を与えるといわれますが、まさにパット・メセニーはその一人。

5年ぶりの来日公演だったわけですが、今回はとくに86歳(!)のロン・カーターのソロが印象

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【前編】これからの教育のために、「社会との結び目」を増やす、3つの方法

【前編】これからの教育のために、「社会との結び目」を増やす、3つの方法

お疲れさまです。メタバースクリエイターズ若宮です。

今日はパーソナリティをしているVoicyで「#これからの教育」というトークテーマが出ていたので、「これからの教育」について話したことを記事にしてみました(文字の文化と声の文化のちがいがあるので、そのまま書き起こしではなく加筆リライトの感じです)

文字読むより音声の方がいい方はこちら↓をお聴きください

学校や教育は、これからもっと「社会との結

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美徳・美談に気をつけよう 〜宝塚問題で改めて思うこと

美徳・美談に気をつけよう 〜宝塚問題で改めて思うこと

お疲れ様です。メタバースクリエイターズ若宮です。

今日は「美徳・美談に気をつけよう」という話を書きます。

宝塚の過酷な環境先日宝塚劇団員の方が亡くなり、劇団側の体質の問題がニュースで話題になっています。

宝塚の問題は大きく言って、①パワハラやいじめと②過重労働の2つが原因だと言われています。

パワハラについてはこちらの記事で、

元劇団員の東小雪さんが証言をされています。

僕は基本的に、

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公式 宇宙飛行士・野口聡一著 『どう生きるか つらかったときの話をしよう』 まえがき

公式 宇宙飛行士・野口聡一著 『どう生きるか つらかったときの話をしよう』 まえがき

9月27日にアスコムから、宇宙飛行士・野口聡一さんの書籍
『どう生きるか つらかったときの話をしよう』が発売されました。
発売を記念し、期間限定で「まえがき」を無料で公開します。
※無料公開の期間は未定です。予告なく、公開を終えることがあります。

まえがき「宇宙に行って人生観は変わりましたか? 」

僕は1996年に宇宙開発事業団(NASDA、現・宇宙航空研究開発機構〈JAXA〉)の募集に応募し

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当事者意識の話。為末大さんの伝説的なブログ記事。

当事者意識の話。為末大さんの伝説的なブログ記事。

上半期を振り返っているときに、4~7月は人間関係というか、コミュニケーション上の課題で、色々と考えさせていただくことがあって、以前にインタビューしていただいたこちらの記事を自分で読み返していて、

■《会計×哲学×個性》のチカラ

今から8年前、2015年の、陸上の為末大さんのブログ記事を思い出しました。

8年経った今でも、きっと、ものすごく気づきのある内容じゃないかな、って思うので、ぜひ、ご紹

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デザインがかっこいい。お笑い芸人のライブポスター15選

デザインがかっこいい。お笑い芸人のライブポスター15選

こんにちは、iDID Magazine編集部です。荒天ではじまった6月。今年もはや2分の1が終わりそうで「ひぇーーー」という声が聞こえてきそうです。さて、今回は「デザインがかっこいい!お笑い芸人のライブポスター」をまとめてみました。目に入ったポスターからとてつもないこだわりを感じ、ぎょうさん居られる芸人さんがその芸を見てもらうために宣伝しているポスターは、どんな個性を出しているのか。気になり始めた

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成功は運か努力か才能か?についての考察

成功は運か努力か才能か?についての考察

「人生は運ゲーに過ぎないのか?」「運ゲーだとしたら攻略法はあるのか?」というテーマをここ数年ずっと考えていて、自分なりに納得できたので備忘録として書き残しておこうと思う。

今の時代に「努力は報われる」といった話を素直に信じることはできないのは明白だが、分不相応な夢は描かないほうが良いという雰囲気もある。

そこで、昔から続く「成功は運か努力か才能か?」という疑問に対する考えをまとめてみることにし

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親愛なるクソ上司へ

親愛なるクソ上司へ

4月ですね。新社会人として歩みだした方、あるいは転職先で新しい仲間たちと出会った方、さまざまな方々がこの季節に胸を震わせていることと思います。

私は今春、新社会人として世に出てからは11年目、フリーランスになってからは6年目、法人成りしてからは3年目を迎えます。年齢はかぞえで33歳、社会人として未熟という意識はいまだありつつも、ある程度はキャリアを重ねていると認識されるお年頃になってしまったなぁ

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相手の時間にリスペクトがあるビジネスパーソンは推せる。

相手の時間にリスペクトがあるビジネスパーソンは推せる。

今月のnoteビジネスと、日経COMEMOの共同執筆テーマは
#仕事の心がけ

とのこと。

そういえば先日、後輩からこんなことを言われた。

「昔、小島さんが『こういう風にメールを書いてくれる人は神!』って言っていた習慣あったじゃないですか?あれを聞いてから、私も心がけているんですよ」

発言した記憶は曖昧だったが、聞いてみると確かに言ったような気がした。

その習慣とは本当に些細なもので「日

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前例がないことに挑むときの仕事の心がけ

前例がないことに挑むときの仕事の心がけ

前提今回は、日本経済新聞とnoteの共同お題企画「#仕事の心がけ」をテーマ書きます。

まず私はみんなができて当たり前といわれることができない。

みんなができて当たり前といわれることができない

改めて自分の仕事を紹介すると、
宇宙スタートアップの代表取締役である。
「宇宙スタートアップの代表取締役」という職業は響きが非常に魅力的だが、困難の連続、予期せぬ問題などを含んでいる。

正直に言って、

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「自分の価値」に迷ったフリーランスが読むべき記事。

「自分の価値」に迷ったフリーランスが読むべき記事。

これから起業しようとしている人に、これだけは言っておきたい。

「何をどこでいくらで売るか」を考える前に、まずその仕事で「誰をどう幸せにしたいのか」を先に考えるべきだよと。

ビジネスの目的は「売ること」じゃない。それを買ってくれる人の人生に"良い未来”を届けること。それを目的にするからこそ、世の中の人にとって必要な存在であり 必要な価値そのものになるのだ。

「売れるフリーランス」にあって、

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人は覚悟で信頼され、弱みで愛されることの真意

人は覚悟で信頼され、弱みで愛されることの真意

私は、人は覚悟で信頼され、弱みで愛されるようになれば「自分らしく生きていける人」になっていると考えています。

そして、自分らしく生きていける人の特徴は、「自分で生きていくという覚悟」を持っている点です。

”覚悟”というと「よし、するぞ!」と力むイメージが浮かぶと思いますが、私の思う覚悟というのは、ある種の”諦め”の感情も含んでいます。

諦めとは、自分以外の何者かになることはできないということ

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社会や文化の変容における「フェーズ」と「サイズ」

社会や文化の変容における「フェーズ」と「サイズ」

お疲れさまです、uni'que若宮です。

今日は社会や文化の理解における「フェーズ」と「サイズ」について書きたいと思います。

「誰一人取り残さない」と「満場一致」はちがう社会や文化の変容のプロセスにおいては、それまでの常識と異なる新しい価値観が理解されづらかったりします。

働き方改革やDX、教育、ジェンダーやダイバーシティの問題でもそうした場面を度々目にすることがあります。既存の価値観に安住

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2022年振り返り

2022年振り返り

こんにちは!
今日は、「公務員で綴る Advent Calendar 2022」の12/5(月)を担当させて頂きます!

今年もコロナ禍の対応に追われた一年だったと思います。

1〜3月…ワクチン担当(集団接種)4〜5月…疫学調査の改善10月…公務員アワード表彰式

仕事をすればするほど家庭を犠牲にする訳で、奥さんにはかなりの負担をかけてしまいました。
奥さんもこの状況を予知したのか、今年の4月か

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