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アンチ合理性。熱を帯びるつくり手を育めるか。BONOの2023年
デジタル領域のデザインを知れば知るほど、
私語厳禁のスープの味を楽しませるラーメン屋ではなく、
コンビニのカップラーメンを目指すような気がする。
年末です。BONOというUIを中心としたデザインが学べるサービスを運営しているカイクンです。
サービスをリリースしてから丸3年を迎えようとしています。継続メンバーは300を超えられるぐらいにまで2023年は成長、今のところ全てほぼ1人で運営してここまで
なぜ僕たちは「助けて」と言えないのか。孤立、分断を助長するものはなにか。
この本には、誰にも「助けて」と言えず孤立する30代の人たちの声が記されている。
どんなに苦しくても、「助けて」と言えない。
人を頼れない。
これを読んで、決して人ごとではないなと思いました。
私自身、かつて苦しい状況に陥った時、誰にも「助けて」と言えずに自分で解決しようと泥沼にハマったことがある。
誰かの助けを借りれば、あんなにしんどい思いをせずにすんだのに、死ぬ気でやればなんとかなる、我慢す
あなたの口は何のためについてるの?~「察しろ」という自分の都合を押し付けてくる便利な言葉~
「これくらい察して。」、「察して動いて」。
何度か聞いたり、言われたり、思ったりした言葉ではないだろうか。
私はこの言葉が嫌いだ。
他人の気持ちなんか正確にわかりっこないのに、他人の気持ちを「察して」かつそれに見合った行動をとらなければならない。
なんて押しつけがましい言葉なのだろう。
私は、前に働いていた職場の上司から、「先のことを察して動いてくれない?」と言われたことがある。
その時、その
エンジニアの稼働率を上げれば上げるほど機能リリースが遅くなっていく
組織内のメンバーを「リソース」として見始めると、それを100%使い切ることにばかり注力してしまいます。リソースの稼働率を下げることは、すなわち、生産性を下げること。マネージャーは、まるで強迫観念に取り憑かれたように、そのような考えに囚われます。
自社でのソフトウェアプロダクト開発において、その対象は特に、開発者に強く向けられます。その理由は明らかでしょう。バックログに積み上がり続けるアイデアをソ
「共感」が負債に。元GoogleのUXリサーチャーが語る、デザイナーのメンタルヘルス問題
自分自身という「人間」を理解すること記事の内容を紹介する前に『HmntyCntrd』やCastillo氏について紹介しておきたい。
『HmntyCntrd』は、人間中心なUXデザインのためのオンラインコースやコミュニティを提供している。2021年にはFast Companyの『最もイノベーティブなデザインカンパニー』にも選ばれた。以下はコース内容を一部抜粋したものだ。
人間中心なデザインを実践
デザイナーとしての「ゆるやかな死」
アダルト業界でデザイナーとして働いていた頃、
あるデザイナーの「ゆるやかな死」を見たことがある。
ここでいう「ゆるやかな死」というのは、
「アウトプットの決定的な低下」のこと。
エースデザイナーの「異変」その人(以後、Nさんとします)は僕が新卒入社する前から、DVDジャケットのデザインを1ヶ月で10点前後作り続けている現役バリバリのグラフィックデザイナーだった。
月で10点は、ジャケット以外