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記事一覧

一日にできることは、限られている。

一日にできることは、限られている。

「一日は、有限だ」

頭ではわかっているけれど、つい無駄に過ごしてしまう。

自分の時間―――1日24時間でどう生きるか (三笠書房 電子書籍)を興味本位で手に取って、読んでみたら、自分の中に変化が起こった。

私たちは、本当に時間を有効に活用できているのだろうか??おそらく、この問いに応えられる人は、少ないだろう。

いや、もしかしたら、
「私は有効に活用できている!忙しいんだ!」
と仰るかもし

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「自己啓発書は麻薬のようだ」は本当なのか?本の、もうひとつの可能性を考える。

「自己啓発書は麻薬のようだ」は本当なのか?本の、もうひとつの可能性を考える。

自己啓発書やビジネス書と言われるものを読むと、
なぜか自分でもできるような気がする。
挑戦できるような気がする。
スピリチュアルな本はちょっと宗教色がするので、ここでは考えないことにする。

「僕はこうやって成功した、次はあなただ」
「こうやって働くと、うまくいく!」
「怖がってちゃ、一生つかめないままだよ」

そうやって、言葉を変えて、私たちを誘惑してくる。

自己啓発書を読んでも現状は一向に変

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読書脳「読書の効果とは何か?」

読書脳「読書の効果とは何か?」

みなさんは、読書の効果とは何だと思いますか??

・知識が増える
・語彙力が増える
・説明力アップ
・話のネタになる?

上記で挙げた理由の中では、
知識が増える
という点に注目している人が多数派だと思います。

単純に、知りたいことがあって、調べよう!と思う時。
スマホで検索するけれど、もっと体系的に背景知識まで調べたい!という時に、本にあたる人。

読書には、知識を頭に入れるというはっきりとし

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読書量を一気に増やしても、入ってくる情報が止まらない件

読書量を一気に増やしても、入ってくる情報が止まらない件

今日は日記で締めくくりたいと思います。

適応障害を患って休職してから、本はコンスタントに読んでいました。

しかし、以前に比べると集中力が格段に続かず、10分や5分単位で読書時間を取っていたのです。
1時間ずっと読むことは普通にできていたので、集中力が続かないことによるもどかしさを感じていました。

ここ数週間は、本をまとまった時間で読めるように、集中力が戻ったことに気付き、今日は2~3時間単位

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信じられない人々~愛と信念とは~

信じられない人々~愛と信念とは~

最初に断っておこう。本記事は、人に対して信じられないと非難するものではない。
「信じるとは」ということを論じたものである。

「誰しも、打算なしでは人を愛することができない」

一度は、人生の中で言われた言葉ではないでしょうか?

ここでいう打算とは、
・恋愛関係にある人
・友人関係
・会社、取引先の人
どの関係においても、発生するものとされている。

要は、自分にとってメリットがあるからその人と

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【書籍紹介#4】戦略読書~読書も戦略を以てする必要性~

このように訴えかけてくる著者の一文は、読書家として様々な書籍を読んでいくなかで、ガツンと心の中に響いた気がしました。

なぜなら、私自身もこのような理由から、ベストセラーを避けていた時期があったからです。

この本で、著者の三谷宏治さんは、キャリアアップや勉強のために、様々なビジネス本を読みすぎることに対して下記のように警鐘を鳴らしています。

…なるほど。確かに、その時々の文化や流行が時代を作り

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言語化は頭の整理の第一歩

言語化は頭の整理の第一歩

”言語化”と聞くと、みなさんは何を思い浮かべますか??

心の中で思っていることを、言葉に翻訳すること
と、私の中では定義しています。

翻訳と聞くと、外国語⇔日本語と変換作業をイメージしますが、私たちはそれ以外でも日常的に使っているのです。

・年代の離れた人たちの発言
・自分とは圧倒的に、違う経験をしている人
・発言にオリジナリティがある人

など、会話の中で
「この人は何を言っているの…?」

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【オススメ書籍】思考の整理学
私の敬愛する外山滋比古先生の、思考術の本です。
編集、発酵という言葉を巧みに用いて、思考はどのように整理されるのかを説いています。

また、その中でも思考整理の過程で、「忘れること」の大切さについては目から鱗ですので、一読の価値ありです!📖

書き続けることの、意味。

有益な情報を発信したい。
なにかキッカケになれば嬉しい。
自分の思いの丈を、この一文ずつに込める!

そう思って、言葉を紡ぎだした去年の10月。

読書生活と並行して、読書を通じて考えたことなどを発信してきましたが、最近とあることに気付きます。

発信の質、内容が最初と変わってきたのです。

始めた頃に決めたことがブレなかったら、それは美しいことです。
しかし、人は普段見聞きしたもの、読むもので、

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【書籍紹介③】辞書編纂者の裏側、苦悩の物語

【書籍紹介③】辞書編纂者の裏側、苦悩の物語

みなさんは、英語の辞書は何を使っているでしょうか?
オックスフォードやロングマン、ジーニアスなど、学習者向けの辞書が学生時代に使っていたことと思います。

私たちが何気なく使っている辞書は誰が作っているものなのでしょう?
国家の中でもエリート中のエリート?国の官公庁が作成している?

そんなことはありません。
辞書は、出版社が作成、見直し、追加をしているものなのです。

タイトル:
ウェブスター辞

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【書籍紹介②】ライティングの哲学「書く人のための、書く行為に対するお悩み書」

【書籍紹介②】ライティングの哲学「書く人のための、書く行為に対するお悩み書」

冒頭のはじめにから、書くことに対する悩み、葛藤が伝わってきます。
この冒頭を読んだとき、過激だな~と笑っていたのですが、自分ごとに置き換えてみると、笑ってもいられません。

私たちは、ずっと学生時代の頃から、
「締め切り」というものに追われていて、今もなお仕事で追われている。

これは、「書く人」が読むと共感できるのですが、そうじゃない人も楽しめる。そんな一冊です。

どこが共感できるのか?と思っ

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読書レポ①「1分で話せ」相手に聞いてもらう伝える技術

読書レポ①「1分で話せ」相手に聞いてもらう伝える技術

ー伝え方を知れば劇的に変わるー

私たちは、ついつい長く説明しがちです。
仕事を引き継ぐ時、なにかの講義をする時、知らないことを手取り足取り教える時。
そして、仕事の場では主にプレゼンテーション機会が特に長く説明しがちです。
どんな状況であっても、説明する側というものは、説明する事柄について熟知しています。仕事の作業手順や、プレゼンでの商品説明など。
しかし、話すことに夢中になりすぎてつい聞き手の

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