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朝ドラ「らんまん」感想文
朝ドラ「らんまん」が終盤を迎えている。
「らんまん」はこれまで私が観てきた朝ドラの中で、一番好きかもしれない。
他にも、ときめき、ワクワクし、泣き、笑い、「明日まで待てない!」と思った朝ドラは多かった。
感情の振れ幅は例えば「おちょやん」の方が大きかったかもしれない。
痛みがとてつもなく大きく伝わるドラマだったから。
でも、「らんまん」は何よりも「居心地が良い」ドラマだった。
ずっとその世界に浸っ
老後を支えるものとは
私は郵便局の電話受付の仕事をしています。再配達、不着、苦情、なんでもござれ。そして、もちろんお客さまからの相談事も賜ります。
一人暮らしの高齢者からの相談をよく受けます。
「足が悪くて集合ポストまで取りに行けないので部屋まで届けて欲しい」
しばしばそんな相談をうけますが、残念ながら対応することができません。
どなたにも公平に配達するという理由からです。皆の希望に添い、集合住宅で一軒ずつ部屋まで
映画感想文「めぐりあう時間たち」〜もしかしたらミステリーかも
わからない
わからない
なにが言いたいのか
なにが起こっているのか
わからない...
と思いながらも観続けたのは、映像の美しさと俳優陣の演技の素晴らしさと見事な演出のせいだろうか。
状況を説明するようなセリフも無く、抑えた演技で、3つの時代の3人の女性たちの時間が次第に絡み合っていく。
伝わってくるのはただただ、何物かに縛り付けられている心の痛み。
その痛みとは、
自分の居場所が無い不安定さ