マガジンのカバー画像

ライフスタイル

124
運営しているクリエイター

#コラム

SNSをめぐる親子間トラブルは親がSNSをよく知ることで回避できる可能性が高い

SNSをめぐる親子間トラブルは親がSNSをよく知ることで回避できる可能性が高い

先日静岡県牧之原市で13歳の娘が母親を刺殺する悲劇が起きた。

報道によれば、娘がやっていたSNSの利用をめぐって親子間でトラブルになり、激高した娘が就寝中の母親を何ヶ所も刺して殺したらしい。

その報道だけでは親子の間にどんなトラブルが起こったかを正確に知ることは不可能だ。

ただ、一連の報道から推測するに、母親が娘のSNS利用に不安を抱いて頭ごなしに娘を叱り、SNSの利用に強い制限をかけたと思

もっとみる
【更年期体験談:その2】思わぬ症状が「更年期障害」だった

【更年期体験談:その2】思わぬ症状が「更年期障害」だった

すみません。更年期障害体験談の続きを書く予定がだいぶ遅くなってしまいました。今回は少々シビアな内容になるので、お読みになる方はご注意ください。

更年期障害あるあるな症状は意外と軽かった更年期障害あるあるな症状として知られているのは、「生理の異常」「ホットフラッシュ」「めまい」「イライラ」あたりでしょう。

私も一通りそれらの症状は出ましたが、倦怠感以外は意外と症状が軽かった記憶があります。

もっとみる
ただ「逃げる術を知らなかった」だけ

ただ「逃げる術を知らなかった」だけ

先日友人に「楓さんは逃げずに立ち向かえる強い人だ」と言われた。

別の複数の友人には「パワフル」とよく言われる。

私から見れば彼女たちの方がよっぽどパワフルで、「どの口がそれを言いますかw」と思うが、そこは案外「類友」なのかもしれない。

ちなみに高校の時のあだ名はなぜか「ダイナミック楓(実際には本名)」と呼ばれていた。どういう意味だか。

どうも私は強くてパワフルで逃げない印象があるらしい。

もっとみる
「あなたのために」は「私」のためでしょ?

「あなたのために」は「私」のためでしょ?

今日はかねてからnoteで言おうと思っていたことを書こう。



これまでの人生において、「あなたのために」と私に言う人が本当に私を思ってその言葉を言う場面に遭遇したことがない。

今思えば、私自身も誰かに「あなたのために」と切り出した時に考えているのは相手よりも自分自身の都合が優先されていたと思う。

もっとストレートに言えば、こちらを思い通りにしたい洗脳願望だと言っても差し支えなかろう。

もっとみる
明け方の言いたい放題・対モラハラの話

明け方の言いたい放題・対モラハラの話

今思えばだが、私はかなりの頻度で数々のモラハラの被害に遭っていたらしい。割と最近そのことに気づいた。

あの頃の私の周りにはモラハラ人間しかいなかったと言っても過言ではないかもしれない。それくらいには度重なる人格攻撃を受けていた時期がある。



信じがたいことに、モラハラを仕掛けてくる人にはまったくその自覚がない。彼らは本気で私のためを思い、まったくの善意からそれを言っている。どう疑ってみても

もっとみる
それ言っちゃう?びっくりママ友エピソード:お金編

それ言っちゃう?びっくりママ友エピソード:お金編

母親歴約30年にもなれば、そりゃあ様々なママ友エピソードを記憶に留めています。そんな昔のママ友エピソードが夢に出てくることもしばしばです。

意外にも、その内容は現役ママさんがSNSなどで暴露する内容と大差なし。時代や世代を超えてもママ友関係は進歩がない……というか、変わらないものなんでしょうかね?

そこで、自分が20年以上前に体験したママ友エピソードについて不定期でお話しします。性格の悪い私の

もっとみる
日本中が「戦慄の一瞬」を目にした「ドーハの悲劇」

日本中が「戦慄の一瞬」を目にした「ドーハの悲劇」

「サッカーの町」に育った私には #サッカーの忘れられないシーン が数多くあるが、記憶に刻まれているのは極めてメジャーな3つのシーンだ。

地元の高校が全国高校サッカー選手権で優勝した瞬間

国立競技場で見たJリーグ開幕戦(1993年)のオープニングセレモニー

真夜中にTVで見た「ドーハの悲劇」

以上の3つの中で最も記憶に深く刻まれたシーンが「ドーハの悲劇」。それは1993年5月に日本でJリーグ

もっとみる
「姑」の気持ち

「姑」の気持ち

私が「姑」になってから、SNSや子育て世代向けメディアで「嫁」と思われる人が書く姑批判が胸に突き刺さるようになった。

かつては自分もまたそちら側にいたはずだ。それに、私の姑は健在で、まだ私は「嫁」を卒業していない。加えて、子どもの配偶者との関係もまだ薄い。そもそもコロナ禍で会う機会がほとんどないので、もめるほど近しい関係になっていない。

にもかかわらず、私はすでに「姑」の気持ちになっている。私

もっとみる
淡々と「今できること」をやろう。自らの心身を守るために。

淡々と「今できること」をやろう。自らの心身を守るために。

年が明けてからだいぶ経ちました。遅ればせながらどころではありませんが明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

これが今年初めのエントリーとなりますが、お題はやはりCOVID-19しかないでしょう。今回はそれについて最近私が感じていることなど、自らの勝手な意見を綴りたいと思います。

COVID-19が猛威を振るう今こそ睡眠が大事だと痛感さて、全国的にCOVID-19が猛威を

もっとみる
パソコン通信の時代からネットの世界は「戦場」今もそれは変わらない

パソコン通信の時代からネットの世界は「戦場」今もそれは変わらない

インターネットを始めた25年以上前からパソコン通信で見ず知らずの人と交流を行い、そこで意気投合した人と実際に会った回数もそれなりに多い。

そんな私からみれば、パソコン通信でよく起こっていたトラブルも今のSNSで起こっているトラブルもさほど変わらない。

ただ、分母となる利用者の数がここ25年で爆発的に増えた分、数の暴力ゆえの悲劇も爆発的に増えたことは間違いないだろう。

といっても、フォロワーが

もっとみる
子育てに正解などない

子育てに正解などない

子育てが始まると、突然周囲に「ご意見番」が増える。

「ご意見番」とは、自分の育児経験や保母・教師経験、ちょっと聞きかじったメディア情報だけを元に、したり顔で「これが子育ての正解!」などと説く厄介な人を指す。(最近はそういう人をクソバイザーと呼ぶとか呼ばないとか……)

最近は、私自身もつい口にしたアドバイスがクソバイスになったことがたまに……いや、よくある。まずい。それではかつて辟易させられた「

もっとみる
「やさしさ」について、長年感じていたことを書こう

「やさしさ」について、長年感じていたことを書こう

「人のやさしさにふれた経験がなければ、人にやさしくはできない」

それが私がこれまでの人生で得た一つの教訓だ。

「親族からやさしくされた記憶があまりない」

「周囲からのやさしさにふれる機会に乏しかった」

私が知る限り、人にやさしくできない人は例外なくそのような過去を抱えていたと記憶している。



そんな彼らとて、おそらく冷血な人間ではないと思う。人間らしい感情が垣間見え、やさしさも持ち合

もっとみる
どうか幸せになることを恐れないでほしい

どうか幸せになることを恐れないでほしい

夜中だから普段あまり言わないことを話す。単なる独り言で申し訳ない。



5年前、私は子育てが終わってようやく一息ついたところでひどいうつ状態になり、一時は死ぬことばかり考えていた。もしその時コロナ禍でもっとストレスがかかる状態だったら本当に自ら命を絶っていたかもしれない。それくらい危険だった。周囲が病院に行くことを強く勧めたのもその時期だ。



その当時、私を取り巻く環境は決して悪くはなか

もっとみる
戦前生まれの母が無痛分娩を予定していたと聞いて驚いた話

戦前生まれの母が無痛分娩を予定していたと聞いて驚いた話

先日母と電話で出産がらみの話をしていた時、ふと母が「私は帝王切開でなければ無痛分娩をする予定だったのよ」と言った。

私が生まれた50年以上前から無痛分娩ができたことにも驚いたが、戦前生まれの母が無痛分娩を予定していたことにはもっと驚いた。



私自身は無痛分娩なんて思いもよらず、普通にお腹を痛めて分娩するのが普通だと思っていた……と母に告げたら、母は呆れたようにこう言った。

「あんた若いの

もっとみる