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【読書】 十字屋敷のピエロ 東野圭吾(著) 講談社文庫

【読書】 十字屋敷のピエロ 東野圭吾(著) 講談社文庫

十字屋敷のピエロ
東野圭吾(著)
講談社文庫またまた久々です。健康は大事ですね。

東野圭吾さんの『クスノキの番人』をはやく読みたいものの、(東野圭吾さんの作品を一冊目から読み返している都合で)まだまだ先が長い。

さて本書『十字屋敷のピエロ』は、ピエロの視点から物語が進行する。
自らは動けない、話せない、ただただそこにいるだけのピエロからの考察が面白かった。

それにしても………人の映画とか読書

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【読者】 『刑務所の中』 花輪和一(著) 青林工芸舎

【読者】 『刑務所の中』 花輪和一(著) 青林工芸舎

『刑務所の中』 花輪和一(著) 青林工芸舎久々の投稿になってしまった。
そして、久々に読んだ本書『刑務所の中』。
約20年前のベストセラー。懐かしい。
読み返して改めて思うのは、3食バランスの良い食事が提供され、作業賞与金が支給され、住居費も光熱費も税金の支払いすらない刑務所の中から、出所後に待ち受ける辛く苦しい出所後。
本書が発行されて約20年。
登場する人物の出所後についての後述記があれば読ん

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【読書】 コギじり

【読書】 コギじり

コギじり 引き続き、色々なジャンルの色々な本を読んでみよう週間の一冊。
つまり、あえて自分では選ばない本を読んでみよう週間です。
さて本書『コギじり』は、コーギー愛好家の中でも、コーギーの尻が好きなニッチな人向けの写真集。
全篇に渡ってコーギーの尻。
ひたすらコーギーの尻。
略してコギじり。
世の中には色々なマニアの人がいて面白い。

【読書】 『柴犬麦くんの毎日』

【読書】 『柴犬麦くんの毎日』

『柴犬麦くんの毎日』引き続き、色々なジャンルの色々な本を読んでみよう週間の一冊。
つまり、あえて自分では選ばない本を読んでみよう週間です。
本書は、写真集というよりも、アルバム。
他所の家のアルバムを盗み見ているようなそんなほのぼのした本。
麦くんを知らなかったけど...とりあえず、柴犬の麦くんが可愛い。

【読書】 『異世界でレシピ本を発行しようと思います!』 1巻

【読書】 『異世界でレシピ本を発行しようと思います!』 1巻

『異世界でレシピ本を発行しようと思います!』 1巻色々なジャンルの色々な本を読んでみよう週間の一冊。
つまり、あえて、自分では選ばない本を読んでみよう週間です。
さて、本書。
内容よりも何よりも、お料理漫画なのに...漫画に登場する料理が美味しそうに見えない...。
同じ物語でも、違う漫画家さんが描いたら...そんな残念気持ちに苛まされる本でした。

【読書】 『世界のすごい駅 旅情あふれる珠玉の鉄道駅と地下鉄駅170選 (地球の歩き方BOOKS 旅の図鑑シリーズ)』 〈「地球の歩き方」図鑑シリーズ第20弾〉

【読書】 『世界のすごい駅 旅情あふれる珠玉の鉄道駅と地下鉄駅170選 (地球の歩き方BOOKS 旅の図鑑シリーズ)』 〈「地球の歩き方」図鑑シリーズ第20弾〉

『世界のすごい駅 旅情あふれる珠玉の鉄道駅と地下鉄駅170選
(地球の歩き方BOOKS 旅の図鑑シリーズ)
〈「地球の歩き方」図鑑シリーズ第20弾〉こちらも旅に行きたいなーっと思いつつ手に取った一冊。
ぱらぱらページを捲ると世界の有名駅が紹介され、思わず旅への情景を思い描く。
ただし、残念なのは本書の大半が西欧州に偏った構成で編集されていること。鉄道大国インドの駅等もっと掘り下げて掲載してほしいな

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【読書】 『はじめてフィンランド白夜と極夜ひとり旅』 トナカイフサコ(著) ヨキネンタル(監修) 河出書房新社

【読書】 『はじめてフィンランド白夜と極夜ひとり旅』 トナカイフサコ(著) ヨキネンタル(監修) 河出書房新社

『はじめてフィンランド白夜と極夜ひとり旅』
トナカイフサコ(著) ヨキネンタル(監修) 河出書房新社引き続きフィンランド本。
本書は、旅行記というよりもコミックエッセイ風ガイド本の様相。
トナカイ大好きなトナカイフサコさんによる実録コミックエッセイ風ガイド本で、トナカイ推し。トナカイは臭みがなくて美味しいらしい。
フィンランドに行ってみたいなー。

【読書】 『北欧フィンランド 食べて 旅して お洒落して』 てらいまき(著) 実業之日本社

【読書】 『北欧フィンランド 食べて 旅して お洒落して』 てらいまき(著) 実業之日本社

『北欧フィンランド 食べて 旅して お洒落して』
てらいまき(著) 実業之日本社マリメッコが大好きな著者が旅したフィンランド旅行記。
マリメッコ大好きな人には刺さるのかな?
フィンランド好きや旅行記が好きな人には少し違うかもしれないけど、マリメッコ好きから見たフィンランドもまたおつ。
読み終わった後には、マリメッコのお店に行きたくなる、そんな本でした。

【読書】 『告白』 湊かなえ(著)

【読書】 『告白』 湊かなえ(著)

『告白』 湊かなえ(著)怖かった。
何度読み返してもじわじわとした恐怖感。
そして、後味の悪い読後感がまさに"イヤミス"。
登場人物が誰ひとりとして幸せになれないどころか追い詰められていく。
そこには、何の罪もない最愛の子をくだらない理由で死に追いやった犯人への復讐か、それとも報復か。
本文には、

とあるように、未成年には罪を償う機会すらない。いや、未成年は罪を犯しても、罪を償うフリをすれば成人

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