ぼんやり

1984年7月生まれの男性です。東京育ち。銀行→不動産管理→電機メーカー→タイヤメーカ…

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1984年7月生まれの男性です。東京育ち。銀行→不動産管理→電機メーカー→タイヤメーカーと3回も転職して、人事の仕事をしています。(過去にはFP、総務・システムも担当) 趣味は、読書、ラジオ視聴、野球観戦、お笑い全般です。 本の個人的な感想等をメモ程度に書いていきます。

記事一覧

読書メモ:ドラマへの遺言

基本情報『ドラマへの遺言』 倉本聰 碓井広義 2019年2月20日発行 「北の国から」シリーズや「やすらぎの郷」等の脚本家である倉本聰さんに弟子である碓井広義さんがイン…

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1日前
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読書メモ:デフレの正体

基本情報『デフレの正体‐経済は「人口の波」で動く』 藻谷 浩介 2010年6月10日 発行 以前コメントでらんたさんにご紹介頂いた本書。発行は、10年以上前だが、らんたさ…

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5日前
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読書メモ:ひらめきを生み出すカオスの法則

基本情報『ひらめきを生み出すカオスの法則』 ティム・ハ―フォード 著 児島修 訳 2017年12月18日発行 エッセイや政治社会系の本を読むことが多いため、たまには別系の…

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8日前
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読書メモ:幸せのひきがね

基本情報『所ジョージの世田谷ベース55 幸せのひきがね』 所ジョージ 2024年3月28日発行 TBSラジオの「土曜朝6時木梨の会」をradikoで聞いていた時に ノリさんがさらっと…

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13日前
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読書メモ:人生100年時代の年金制度

基本情報『人生100年時代の年金制度』 日本年金学会 2021年1月20日発行 MXテレビをたまたま見ていた時に5年に一度の公的年金の財政検証を話題にしており、モデル世帯が…

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2週間前
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読書メモ:世界のDXはどこまで進んでいるか

基本情報『世界のDXはどこまで進んでいるか』 雨宮寛二 2023年7月20日発行 以前、AIに関する本を読んでおり、「DX」も興味があり、特に世界との比較が気になり手に取った…

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2週間前
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読書メモ:調査報道ジャーナリズムの挑戦 市民社会と国際支援戦略

基本情報『調査報道ジャーナリズムの挑戦 市民社会と国際支援戦略』 花田達朗、別府三奈子、大塚一美、デービッド・E・カプラン 2016年12月10日発行 以前読んだ週刊文春…

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3週間前
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読書メモ:いのちの車窓から

基本情報『いのちの車窓から』(文庫版) 星野源 2022年1月25日発行 今更説明も不要だとは思うが、音楽家、俳優、文筆家としても有名な星野源さんのエッセイである。 本作は…

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4週間前
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読書メモ:いまこそ税と社会保障の話をしよう

基本情報『いまこそ税と社会保障の話をしよう』 井出英策(慶應義塾大学経済学部教授) 2019年12月19日発行 「税」の話となると、増税か減税か、また、「消費税」たまに「所…

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1か月前
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読書メモ:桑田佳祐論

基本情報『桑田佳祐論』 スージー鈴木 2022年6月20日発行 国民的バンドのサザンオールスターズの楽曲や桑田佳祐名義の楽曲における「歌詞」の深みを掘り越している本書。 …

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1か月前
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読書メモ:情報武装する政治

基本情報『情報武装する政治』 西田亮介(社会学者) 2018年3月22日発行 情報環境、メディア環境の変化を概観しながら、政治の情報発信の諸相について論じ、「政治のわかり…

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1か月前
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読書メモ:「日本の伝統」の正体

基本情報『「日本の伝統」の正体』 藤井 青銅 2021年1月1日発行 「その伝統、本当に昔からあった?」を調べていく本書。いろいろな「伝統」の成り立ち・歴史を詳細に調べ…

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1か月前
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読書メモ:世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか?

基本情報『世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか?』 毎日新聞取材班 2022年4月20日発行 韓国、中国、フランス、イスラエル、アメリカ、ハンガリー、フィンランドの各…

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1か月前
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読書メモ:証言 大谷翔平 大リーグを変える「天才二刀流」の素顔

基本情報『証言 大谷翔平 大リーグを変える 「天才二刀流」の素顔』 野村克也+張本勲+黒木知宏+大野奨太+渡部健ほか 著 2018年7月11日 発行 改めての説明が不要…

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1か月前
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読書メモ:18時に帰る「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方

基本情報『18時に帰る 「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方』 一般財団法人1more Baby 応援団 2017年6月 発行 西ヨーロッパの人口約1…

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1か月前
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読書メモ:獲る・守る・稼ぐ週刊文春「危機突破」リーダー論

基本情報『獲る・守る・稼ぐ週刊文春「危機突破リーダー論」』 新谷学 2021年7月30日 発行 最近でもダウンタウン松本人志さんの性加害スキャンダルを報道した「週刊文春…

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1か月前
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読書メモ:ドラマへの遺言

読書メモ:ドラマへの遺言

基本情報『ドラマへの遺言』
倉本聰 碓井広義
2019年2月20日発行

「北の国から」シリーズや「やすらぎの郷」等の脚本家である倉本聰さんに弟子である碓井広義さんがインタビューする形でまとめられた本書。

恥ずかしながら倉本聰作品ドラマをちゃんと拝見したことはないが、大御所脚本家であり、どのような思いを持って作品を作り、また、現在のドラマ界に対してどのような「遺言」があるのか興味があり、手に取っ

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読書メモ:デフレの正体

読書メモ:デフレの正体

基本情報『デフレの正体‐経済は「人口の波」で動く』
藻谷 浩介
2010年6月10日 発行

以前コメントでらんたさんにご紹介頂いた本書。発行は、10年以上前だが、らんたさんの仰る現在でも通用し、納得できる良書であった。
発行された当時と比較し、多少の状況変化はあるものの日本の経済の現状の原因に関しては、大きくは変わっておらず納得できるものであった。
日本経済の不振の原因を「人口」に観点から検討、

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読書メモ:ひらめきを生み出すカオスの法則

読書メモ:ひらめきを生み出すカオスの法則

基本情報『ひらめきを生み出すカオスの法則』
ティム・ハ―フォード 著
児島修 訳
2017年12月18日発行

エッセイや政治社会系の本を読むことが多いため、たまには別系の本を読もうと思い手に取った一冊。
イギリス人経済学者であるティム・ハ―フォードさんの原題「Messy:THE POWER OF DISORDER TO TORANSFORM OUR LIVES」を翻訳した本書。
ティムさんは、以

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読書メモ:幸せのひきがね

読書メモ:幸せのひきがね

基本情報『所ジョージの世田谷ベース55 幸せのひきがね』
所ジョージ
2024年3月28日発行

TBSラジオの「土曜朝6時木梨の会」をradikoで聞いていた時に
ノリさんがさらっと「所さんも本の出したんだよね?」と振っており、
所さんが「買わなくていいですから」と言っており、気になり、購入した一冊。
「所ジョージの世田谷ベース」のムック本である。

構成

はじめに 幸せのひきがねは何処にある

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読書メモ:人生100年時代の年金制度

読書メモ:人生100年時代の年金制度

基本情報『人生100年時代の年金制度』
日本年金学会
2021年1月20日発行

MXテレビをたまたま見ていた時に5年に一度の公的年金の財政検証を話題にしており、モデル世帯が「夫婦と子二人」で検証されており、さすがに成り立たないのでは?ということを議論していた。
確かに夫婦共働きも増え、少子化が進む中で「モデル世帯」という考え方含め検討が必要なのではないか?と感じていた。

また、社会保険労務士(

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読書メモ:世界のDXはどこまで進んでいるか

読書メモ:世界のDXはどこまで進んでいるか

基本情報『世界のDXはどこまで進んでいるか』
雨宮寛二
2023年7月20日発行

以前、AIに関する本を読んでおり、「DX」も興味があり、特に世界との比較が気になり手に取った一冊。

DXに関して、以下のような構成でまとめられている。
基礎編:これまでのデジタル化の動きを捉えたうえで、企業がデジタル化を進めるうえで必要なことを解説する。
戦略編:企業がDXにより全体最適化をはかることで採るべき戦

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読書メモ:調査報道ジャーナリズムの挑戦 市民社会と国際支援戦略

読書メモ:調査報道ジャーナリズムの挑戦 市民社会と国際支援戦略

基本情報『調査報道ジャーナリズムの挑戦 市民社会と国際支援戦略』
花田達朗、別府三奈子、大塚一美、デービッド・E・カプラン
2016年12月10日発行

以前読んだ週刊文春の本から「ジャーナリズム」って何なんだろうと思い、手に取った一冊、

読書メモ:獲る・守る・稼ぐ週刊文春「危機突破」リーダー論|ぼんやり (note.com)

調査報道の存在条件を検討し、日本における展望を目指して書かかれてお

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読書メモ:いのちの車窓から

読書メモ:いのちの車窓から

基本情報『いのちの車窓から』(文庫版)
星野源
2022年1月25日発行

今更説明も不要だとは思うが、音楽家、俳優、文筆家としても有名な星野源さんのエッセイである。
本作は、エッセイとしてはおそらく4冊目の文庫本(文庫用のあとがきが追加されている)であり、大病後、紅白初出場、「逃げるは恥だか役には立つ」撮影時頃までのことが書かれている。新垣結さんについても書かれており、結婚した今読むと当時から魅

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読書メモ:いまこそ税と社会保障の話をしよう

読書メモ:いまこそ税と社会保障の話をしよう

基本情報『いまこそ税と社会保障の話をしよう』
井出英策(慶應義塾大学経済学部教授)
2019年12月19日発行

「税」の話となると、増税か減税か、また、「消費税」たまに「所得税」がのことで、全体の話ではなく、パーツの話が多いと思い、全体的なことを勉強したいと思い、手に取った一冊である。
講演式で書かれており、冒頭に著者の問題認識・課題を話し、会話形式で議論を深めていく本書。著者の生い立ちを起点に

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読書メモ:桑田佳祐論

読書メモ:桑田佳祐論

基本情報『桑田佳祐論』
スージー鈴木
2022年6月20日発行

国民的バンドのサザンオールスターズの楽曲や桑田佳祐名義の楽曲における「歌詞」の深みを掘り越している本書。
著者は、1966年生まれで、桑田さんの10個下になり、私とは、1984年生まれなので、著者とは18歳差、桑田さんとは28歳差になる。
基本的に年代順に著者がセレクトした楽曲毎に歌詞を掘り下げていく形式で書かれている。

構成

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読書メモ:情報武装する政治

読書メモ:情報武装する政治

基本情報『情報武装する政治』
西田亮介(社会学者)
2018年3月22日発行

情報環境、メディア環境の変化を概観しながら、政治の情報発信の諸相について論じ、「政治のわかりにくさ」をベースに政治のわかりやすさが欲望されることを前提に、政治、社会、メディアの変化と、政治の情報発信に注目した本書。

学術書と言われるジャンルだけになかなか理解しながら読み進めるのに苦労したが、大学時代にマス・コミュニケ

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読書メモ:「日本の伝統」の正体

読書メモ:「日本の伝統」の正体

基本情報『「日本の伝統」の正体』
藤井 青銅
2021年1月1日発行

「その伝統、本当に昔からあった?」を調べていく本書。いろいろな「伝統」の成り立ち・歴史を詳細に調べ、2020年を基準に何年前の歴史があるか各項目の末に「伝統の年数」として一つひとつ記載している。(例えば、初詣は、約130年等)
著者は、オードリーのオールナイトニッポンの作家としても有名な藤井青銅さん。本書を出版時に宣伝を見て、

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読書メモ:世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか?

読書メモ:世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか?

基本情報『世界少子化考 子供が増えれば幸せなのか?』
毎日新聞取材班
2022年4月20日発行

韓国、中国、フランス、イスラエル、アメリカ、ハンガリー、フィンランドの各国の少子化対策を取材し、まとめられた一冊。
韓国、中国、アメリカ、フィンランドは、日本同様に出生率が下がっている国々であり、フランスは手厚い支援策で高い出生率を維持し、イスラエルは3.01という高い合計特殊出生率の謎に迫っている。

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読書メモ:証言 大谷翔平 大リーグを変える「天才二刀流」の素顔

読書メモ:証言 大谷翔平 大リーグを変える「天才二刀流」の素顔

基本情報『証言 大谷翔平 大リーグを変える 「天才二刀流」の素顔』
野村克也+張本勲+黒木知宏+大野奨太+渡部健ほか 著
2018年7月11日 発行

改めての説明が不要であろう「大谷翔平」に関して、球界OBや日ハムOB、花巻東のチームメイト等16名のコメントを証言という形でまとめた本書。2018年発行で、エンジェルスに移籍し1年目時点のため、小学校、中学、高校、日ハム時代をメインとなっている。

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読書メモ:18時に帰る「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方

読書メモ:18時に帰る「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方

基本情報『18時に帰る 「世界一子どもが幸せな国」オランダの家族から学ぶ幸せになる働き方』
一般財団法人1more Baby 応援団
2017年6月 発行

西ヨーロッパの人口約1,700万人のオランダは、ユニセフの調査によると「世界一子どもが幸せな国」と呼ばれており、なぜオランダの子どもたちが幸せなのか?
その疑問を解消するため、日本の「1more Baby応援団(※)」のメンバーが実際にオラン

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読書メモ:獲る・守る・稼ぐ週刊文春「危機突破」リーダー論

読書メモ:獲る・守る・稼ぐ週刊文春「危機突破」リーダー論

基本情報『獲る・守る・稼ぐ週刊文春「危機突破リーダー論」』
新谷学
2021年7月30日 発行

最近でもダウンタウン松本人志さんの性加害スキャンダルを報道した「週刊文春」の編集長である新谷学氏の著作。出版は、「光文社」となっている。川谷絵音・ベッキー不倫スキャンダルあたりから「文春砲」と呼ばれるようになったが、著者自体はあまり「文春砲」というのは好きではないとのこと。内容としては、週刊文春がどの

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