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2022年晩秋、今を生きるプレイリスト
季節の足音は、冬に向かっている。
朝方、夜、コートどころかストールと手袋が欠かせなくなってきた。
2022年晩秋、今を生きる私がプレイリストを作るなら。
そんな2022年秋にのこすプレイリストは・・・
曲調に共通点はなく、ジャンルも違えば、年代も違う。ただ好きな曲を並べているだけに見えるかもしれないが、選曲にも、曲順にも、意味はある。
このプレイリストを来年の晩秋にまた聴いたら、きっと別の感情
「虹が立っていた」という言の葉から想うこと
はじめに約一年前、こんな記事を書いたことがある。
「濁水に浮かぶ」は現在音源の形になり、雨や雨のライブ会場、通販などで販売されている。音源になった時点で、「歌詞」も読み解けるようになり、私がこの記事の中で書き起こしを試みた歌詞の書き起こし間違いも自分でわかっている。雰囲気は書き起こせているのだが、ところどころ、配信ライブを聴いただけでの全ての網羅は不可能であった。
盛大に間違えた一番の箇所は、
「出会い」という定義の曖昧さと、その続きに思うこと。
出会いと言っていいのだろうか?
出会いの一種と呼べるのだろうか?
それも良くわからない。
世の中では「推し」と呼ばれるような人なのかもしれない。
2020年、世の中は一変し、「推し」と会えない世界になってしまった。
けどそれと違う理由で「会う」なんて想像すらできない「推し」がいる人達もいるだろう。そこがどんな事情かは人それぞれ。
例えば、年齢の問題や、距離の問題や、国の違いとう問題。
アイドルや
調和の樹【欅】を冠したアイドルグループの遺した名曲4選
欅坂46もう、過去のものなのか。
私の中では永遠に流れ続ける彼女たちの叫び。
あの頃、確かに彼女達は存在した。
でも、彼女達はもう居ない。何処にも。あの頃の彼女達は何処にも。
「櫻坂46」として生まれ変わって歩みを進める、その彼女達が「欅坂46」で訴えたかったものは何なのか?
衝撃のデビュー作「サイレントマジョリティー」
笑わないアイドルグループが誕生した。世の中の認識は、当時はそんなものだっ
雨や雨「濁水に浮かぶ」発売記念レコ発ライブ<透過の過程>
雨が降っている雨が降っている。
地上が晴れだとか、雪だとか・・・。
そんなことはわかりようもない。
ただ、あの地下の小さなライブハウスでは、ずっと雨が降りしきっていた。私はひたすら、心の底に涙を流し続けた。
どうして?どうしてだ?
私は自らに問い続けた。・・・どうしてもわからない。
私は、彼らの雨の迷宮に入り込んだのだ。不安と期待に苛まれ・・・。
ついに幕が上がった。
「雨や雨」雨や雨
雨が
櫻坂46「3人の流動センター」の変移
この記事は2021年7月25日に執筆したものです。公開のタイミングを逃して自分の中で没にしていた記事を、2021年9月19日、公開することにしました。この「3人」は、3rdシングル「流れ弾」のセンター「3人」と異なります。あくまで過去の記事としてお読み頂ければと思います。
櫻坂46「乃木坂46」に続いて、「坂道シリーズ第二弾」としてデビューした「欅坂46」が、グループ名を「櫻坂46」変え、1st
心音-cocorone-【ショートショート】
今にしてあの頃、日葵は光輝いていた。
ひたすらベースをかき鳴らす日葵。
もう、あれから10年以上が経つけれど、今でもこの日葵のベースからは林檎の匂いがする。日葵の心臓のように、トクトク、トクトク。
穏やかに、トクトク、トクトク。
そう、日葵が旅立った夏の記憶・・・。
夏の記憶「うぉぉぉぉ!」
大はしゃぎで初夏の波打ち際を走る日葵を、俺と彼、2人で追いかけた。彼は日葵をずっと追いかけていく。ギラ