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「必勝しゃもじ」。批判するのは簡単だけど、ちょっと待って。
2023年3月24日(金)。ずっと外にいたいほど爽やかな晴れ。
3月21日に岸田首相が、戦時下のウクライナを電撃訪問し、ゼレンスキー大統領に、広島県名産の「必勝しゃもじ」を贈ったことが物議を醸している。僕のタイムラインには、批判の声ばかりが届く。もう国民全員が、「ありえない」「センスなさすぎ」「日本の恥」「器じゃない」と声をあげているように思えてくる。でも、本当にそうか。どれだけの人が、この話題に
『夢のような時間をありがとう!』~息子の野球を見続けることで幸せをもらった僕が、この5年半を振り返る~第3回
野球というスポーツの奥深さを感じながら、息子と過ごした5年半は、僕の「生き直し」の時間でもあったのです。そして、感謝感謝のフィナーレ!
第3回 野球だからこそ
野球というスポーツは、感情に寄り添ってじっくり観るには、もってこいのスポーツだということに今更ながら気付く。特にバッターとして打席に入っているとき、右バッターの君を、いつも一塁側という特等席から観ていた僕には、君の表情がよく見えた。初球
『夢のような時間をありがとう!』~息子の野球を見続けることで幸せをもらった僕が、この5年半を振り返る~第2回
野球を始めた息子に説教をしてしまう僕。そこにあった感情を乗り越えて、純粋に観戦を楽しめるようになる過程がありました。
第2回 観方が変わる
「おやときどきこども」(鳥羽和久著、ナナロク社)。この本に出会い、僕はわが子に「呪い」をかけていたことに気付く。「呪い」とは、自分の価値観の押し付け、または自分の後悔のリベンジをわが子に託すことだ。一見褒め言葉に思える言葉も、呪いなのだ。
例えばテストで
『夢のような時間をありがとう!』~息子の野球を見続けることで幸せをもらった僕が、この5年半を振り返る~第1回
7月10日、息子の高校野球生活は、あっけなく終わりました。同時に、僕の応援生活も終わりました。この2週間は、僕の心にあいた穴を、じっくり感じる時間になりました。自分でもびっくりするほどの大きな喪失を、味わい、振り返り、感じたことを書いてみました。全3回です。
第1回 わが子を観るということ
夢のような日々が終わった。
終わりはあっけないものだった。
もう、君が「打って」「走って」「捕って」「投
#4 肚落ちっ!「人は生まれつき必要なものを全て満たしており、ありのまま直すところのない存在です」
すんなり受け取れない!
先日、コーチングを学んでいる方に教えてもらったこの言葉、
急き立てられるように走り続ける私たちに、
突如現れた給水所のようなやさしい言葉です。
ですが、
この言葉を聞いたとき私には、2つの感情が湧きました。
それは、
素直に感謝して、その水を飲みたいという気持ちと、
「おいおい本当か?私たちに休んでる暇はないんだよ」
という猜疑心から、素通りしてしまいたくなる気持ちです。