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ポンコツストーリー12 -アルカトラズ島からの脱走のような幼稚園からの脱走-
私は、脱走癖がある。
基本的に同じ場所に閉じ込められることが嫌いだ。
大人になってもポンコツである私は同じ場所、同じ環境にとどまることが基本的には好きではない。
だが、大人であるので社会的責任などから我慢して同じ環境にとどまるように努めているつもりでもある。
今回は脱走癖について書いてみる。
私の脱走の歴史は古い。
幼稚園時代にまで遡る。
まだ幼くかわいい、しょっちゅう女の子と間違われる美少年だ
ポンコツストーリー10 -職務質問されるポンコツ② -
みなさんは職務質問されたことがおありだろうか?
怪しい行動や風貌をしていたりする人に警察官が任意で質問したりするあれの事である。通常の生活を送っていれば、一度もされずに一生を終える事も多いのだろうと思う。実は、私は複数回あったりするレベルのポンコツである。
と前回と同じ書き出しで始めたこの職務質問シリーズ二回目である。
職務質問二度目
高校を卒業し、私は車の免許を取った。
車はまだない。
ポンコツストーリー9 -職務質問されるポンコツ① -
みなさんは職務質問されたことがおありだろうか?
怪しい行動や風貌をしていたりする人に警察官が任意で質問したりするあれの事である。
通常の生活を送っていれば、一度もされずに一生を終える事も多いのだろうと思う。
実は、私は複数回あったりするレベルのポンコツである。
しかも、当時は全く怪しさのない人畜無害な風貌であったにもかかわらずだ。ちなみに、私の顔をご存じない方がほとんどだろうからイメージしやす
ポンコツストーリー8 -「カプチーノ」の謎と魔宮の伝説-
唐突だが、私はコーヒーが好きだ。
中一の頃に、知り合いのお兄さんに豆から入れるコーヒーのおいしさを叩き込まれて以来、コーヒーなしでは生きていけない体になっている。
ちなみに、中学生時代の一番のお気に入りの豆は生意気にも「トアルコ・トラジャ」と中々渋いお子様である。
今では仕事中でも休みの日でも、常に手元にコーヒーがないと落ち着かないし、一日に最低1リットル以上飲むレベルのモカ中だ。
カフェインが
ポンコツストーリー7 ー『首のよく揺れる赤べこ』ー
前回までのあらすじ
黒海で消息を絶った英国大使。捜索を依頼されたジョンは、目撃情報を頼りにイスタンブールでの潜入調査を行う。市場でうっかり口にした白い粉。視界は明るくなり、聴覚も鋭くなり、何とも言えない高揚感に包まれるジョン。そこに、ついに秘密組織の手が。
【本編】
自由な校風のアート系の学校で、変わっていたのは生徒だけではない。当然、教師もかなりの変わり者ぞろいだ。
今回は、その一人を紹介した
ポンコツストーリー5 -芸術性の根源にあるもの-
これまでのポストを読んでくださった方は、私の特異なセンスをある程度把握してくださったことと思われる。
それが、大衆に受け入れられるものかどうかは別として美術や芸術にはものすごく感心があったし、自然界のデザインにも非常に興味があった。
大層なタイトルを付けてしまったが、ただの気まぐれである。私の生い立ちが書かれているだけなので、違う目的を求めて開いてしまった方は閉じることをおすすめする。
前回も
ポンコツストーリー4 -奇妙なジオラマを作る少年-
前回のポストで、私の幼少期の芸術性を垣間見れたかと思うが、今回は中学生時代の芸術センスからポンコツ具合を考察してみたい。
中学生ともなると、大抵の男子はプラモデルを作る。
少なくとも、私が中学生の頃はプラモデルがまだ人気であった。
ガンダム、車、戦車、お城など人それぞれの趣味嗜好に沿ったプラモデルがある。
私はといえば、父が車好きであった事から、父と一緒に車の本を見て自分の好きな車や、父の好きな
ポンコツストーリー3 -「ビッグアイズ」と子どもの感性-
私はポンコツだ。
これは、謙遜でも卑下でもなく事実である。
前回の図工の授業での出来事で思い出した幼稚園時代のエピソードを書いてみる。
私は近所にあった幼稚園に通っていた。
キリスト教の教会が運営している幼稚園だが、ミッション系と呼ばれるようなお坊ちゃま、お嬢様が通う感じの高級な幼稚園ではない。
この幼稚園についてきちんと調べてみたら、関東大震災後、貧しい家庭に生まれ、戸籍もなく学校へ行け
ポンコツストーリー2 ー『私と旅の仲間たち』ー
私はポンコツだ。
これは、謙遜でも卑下でもなく事実である。
小学4年生の時の話だ
この世のすべては、例えどんなことをしても受け入れてくれる温かいものばかりだと信じ、自由奔放に過ごしていた時期だ。
こう見えても、私はモノ作りが大好きだ。
こう見えても…といっても実際に私を見たことがない人がほとんどなのに「どう見えているのか」とお怒りになるのも尤もな事だが、どうか怒りを鎮めて読み進めてほしい。