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これは面白い、と思った他の方のnote記事をスクラップします。
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#子育て

ガンバレ!女性心理職−「育児」編−

ガンバレ!女性心理職−「育児」編−

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1.心理職は2種類の世界を生きている!?
心理職は、クライエントさんの人生において起きる問題の解決や改善を支援することが仕事だ。その点で、「クライエントさんの世界」に深く関わる立場にある。しかし、心理職は、仕事とは異なる場においては、「自分自身の世界」を生きている。

心理職が心理支援の仕事で関わるのは「クライエントさんの世界」である。

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「出産にかかる費用は最終的に補助金で戻ってくるから大丈夫⭐︎」が完全に都市伝説だった件について

「出産にかかる費用は最終的に補助金で戻ってくるから大丈夫⭐︎」が完全に都市伝説だった件について

妻が妊娠して9ヶ月になりました!

私たち夫婦は結婚してしばらく子どもができなかったので、喜びもひとしおです。しかも、おそらく女の子だといわれています。私の実家は全員男の四人兄弟という北斗の拳ばりの壮絶な家族構成だったので、もう姫になることは間違いありません。

そんな、とても幸福な妻の妊娠なのですが、ひとつだけめっちゃ頭を悩ませていることがあります。

お金です!!想定以上にかかり過ぎぃ…!!

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40代・独身・子なしの私が全年代の母たちとその夫たちに伝えたいこと

40代・独身・子なしの私が全年代の母たちとその夫たちに伝えたいこと

当初の人生設計なら今ごろとっくに母になっているつもりだったが、予想に反して40代・独身・子なしであるその立場からあえて、全こどもを代表して年下年上問わず全ての年代の母たちに伝えたいことがある。

先週のゴールデンウィーク。せいぜい近所の友達に会うくらいで特に大型の予定を入れず、ここぞとばかりにたまりにたまった雑事に専念しようと思っていた私の連休は、あっという間に終わった。片付けたかった雑事は半分も

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そうとは知らず "弱者" に転落していた話

そうとは知らず "弱者" に転落していた話

今でも忘れられない体験があります。娘の育休中に会社に用事ができたので、久々に都心にお出かけした時のことです。同僚の皆さまへのご挨拶も兼ねて、2ヶ月になった娘を連れて電車で移動しました 🚃

地元から都心に出て、地下鉄に乗り換えましたが、少し混んでいました。抱っこ紐だったので、まあいいかと乗車しました。この時、娘はご機嫌でした。しかし、10分が過ぎた頃、電車が次の駅に着く前に停車しました。先の駅で

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新刊『コロナの時代の暮らしのヒント』に込めた思いと希望

新刊『コロナの時代の暮らしのヒント』に込めた思いと希望

今週末からオンライン書店からで始め、今週書店に並び始める僕の新しい本『コロナの時代の暮らしのヒント』はどういう本なのか、また、この本に込めた思いについて書いておきたいと思います。

まず、この本がどういう本なのかは、「はじめに」に書いたので、そこから引用します。

今、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響で、社会全体に、そして一人ひとりの暮らしに大きな影響が出ています。
・・・
この

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特別養子縁組で赤ちゃんを迎え、父になるまでの長い長い道のりのお話

特別養子縁組で赤ちゃんを迎え、父になるまでの長い長い道のりのお話

僕たち夫婦は、2019年1月に、特別養子縁組で生後5日の男の子を授かりました。僕が46歳、奥さんが44歳のときです。

僕が特別養子縁組を決断するためには、「血のつながった実子を諦めること」と、「血のつながらない子を一生愛し続ける」という2つの覚悟を同時に行う必要がありました。

それは、とてつもなく大きく、腰が引けてしまうもので、決断するまで、たぶん10年近くは悩んだと思います。

そんな(情け

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お肉屋さんで肉を買うというライフハック

お肉屋さんで肉を買うというライフハック

「肉は肉屋で買うのが、いいよ」

…と、13文字で書けることを、長々と語りたいのが私です。

今年「財布を小さくしたら毎日が変わった」というnoteを更新してみたり、日々の暮らしの中での小さなライフハックをいろいろと研究している私。

毎日来るDMを、なんとかかんとか受信拒否設定したことも書いたっけ。

そんな私が新たに見つけたライフハックが「肉を肉屋で買う」ということだ。お家の近くに贔屓の商店街

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「既婚子持ち女性、労働市場で舐められがち問題」あるけど抜け道もあるよ!という話。

「既婚子持ち女性、労働市場で舐められがち問題」あるけど抜け道もあるよ!という話。

昨日書いたnoteが、とても読まれて反響がきています。

育児大変! っていう発信をするつもりはなかったし、これまでもポジティブな文脈でコンテンツをつくってきました。なにより、子育て潜在層に対して「私無理かも……」という気持ちにさせてしまうことは本当に嫌なので、noteの続きを書いてみました。読んでいただけるとうれしいです。

「ママ=労働市場で安く見られる」状況は間違いなく存在します。そこを踏ま

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既婚子持ち女性、稼げる仕事に就けなくなる問題

以前から感じていた問題です。

育児潜在層の不安を煽るつもりはありませんし、育児はつらい大変! よりも、ポジティブで建設的な発信をしたいですし、してきました。が、とりあえず現状を。

リプ欄を見ているだけでしんどい。

明子さんの問題提起、ほんとそれ!

とくに既婚子持ち女性は、超キャリアウーマンでない限り、本当に稼げる仕事に就けなくなる。だからこそ、0歳児のうちから保育園に預けて働く。生活のため

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23区内で約6倍の差? 病児・病後児保育が充実している区は、働きながら子育てしやすい区だと思う(各区のデータあり)。

23区内で約6倍の差? 病児・病後児保育が充実している区は、働きながら子育てしやすい区だと思う(各区のデータあり)。

溶連菌、手足口病、ヘルパンギーナ、RSウイルス・・。子どもを産むまでは、どれも知らなかったし耳にすることもなかった。なのに今では、Facebookを開いてママ友の投稿を見ると、3日に1回はこのどれかの名称とともに「もう3日間発熱で仕事がやばい・・パパや私にもうつったかも・・」というような投稿を目にする。そう、赤ちゃんは保育園でいろんな菌をもらってくる。

御多分にもれず、1歳になったばかりのわたし

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社会から突然不良品にされた話

社会から突然不良品にされた話

人が人を「不良品」なんて言ってはいけない。『ワイドナショー』での松本人志さんの発言のことだ。強い言葉に酔うのはやめよう。論旨に理解できるところがあっても、それだけで全てが無効化されてしまう。なぜ人を不良品として扱ってはいけないのかについて書きたい。

かつて日本には「優生保護法」という法律が存在した。1940年に制定された国民優生法が戦後改められ、1948年に優生保護法として施行された。優生を保護

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マニュアルなし!原価計算なし!?子供を連れてき放題!喫茶ランドリーの「働かせ」改革は、「働く」ではなく、「その人らしくいる」という何にも代えがたい価値の共有から!

マニュアルなし!原価計算なし!?子供を連れてき放題!喫茶ランドリーの「働かせ」改革は、「働く」ではなく、「その人らしくいる」という何にも代えがたい価値の共有から!

今、喫茶ランドリーでは、4人のママさんたちが働いてくれています。開店から2カ月で完全なバトンタッチが叶い、それから約1年、訪ね来る人たちにここまで愛され続けるようになったのは、すべて彼女たちの力によるものです。

今回は、「喫茶ランドリー」を通した「働くこと」のお話です。

私たちは、喫茶店を、飲食店を持った経験はありませんでした。しかし、ここにはこういうお店があるべきだというビジョンは明確に

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夫の育休、実際やってみてどうでした?【臼井隆志さんにインタビュー】前編

夫の育休、実際やってみてどうでした?【臼井隆志さんにインタビュー】前編

「夫の育休について取材してください!」

昨年末、ぼんやりとtwitterをながめていたらそんな募集記事がばん、と目に飛び込んできた。

依頼主は、ワークショップデザイナーの臼井隆志さん。

noteでは「赤ちゃんの探索」や「赤ちゃんの暮らし」などの連載をされているので、“赤ちゃん専門家”の臼井さん、と認識されている方も多いかもしれない。noteでの連載を機に、2018年にはスマート新書から『意外

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