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題名は下じゃよ。 ※下じゃないのも出てきたぞい。
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記事一覧

詩

ひとつ、またひとつ、と
罪が暴かれ
おちてゆく

罪をつくった人たちが

罪の重さに

最初から

耐える気も無く

おちてゆく

おちてゆく

そう、

だから僕は、薄ら笑いを浮かべ

罪に苦しんだ人たちに、言ったんだ

「あなたがたがのこりを苦しめていいんですよ」

法ではなくて

生かすも

ころすも

所詮は ソノヒトココロ 次第なのですから。

耐えれずアバカし罪が

のこってる

のこ

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たくさん たくさん声を聞いた

声の中に

生きてほしい願った人も

それでもあなたはやり切った、最期だった?

それでも私が願い続けれるのは

あなた方の愛した土地と

ここが

続く事

おいで

行こう

まだ

待ってる

 

足りない

 

進め

 

閉じた扉の先が必要ならば、今

開放すべきは

イマナノカ

【題名】すずめ舞

あの子達の思い出までウバワセテ
ホオッテオクなん

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やり切って、気付く
僕は、また
元いた場所から
ずれたのか

僕が望みはしたけれど

僕が無くしたかった出来事だけれど

君が続くようにと願った この場所は

世界が僕を同じ場所には置かなくて

それでもいいやの先に

居場所が何処にも見当たらず

やっと見上げた空

一羽の鳥

優雅に舞う姿に見惚れた昔の自分を思い出し

“忘れるな”とでも言うように

くるくるくるくる

誰かに知らせるソレを、

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復興

復興

僕が君らの今を憂いても
なんの力にもならない事を
僕は知っているからさ

ひたすらそれには触れないで

僕は祈りの舞を送ってみたの

僕を好む

人や

鳥や

虫や

瞳に映らないカレラと

肉眼では確認しにくいモノと

これから咲き誇り育つ僕の好きな色を持つ

アノコ達にも願いを託し

君らの今と未来に

寄り添うよ

それが

この国に長く生きた私が一際

得意なことだから

どうか

普段

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穏やかな君らの今が続くように
僕はボクのすべき事を数えた
思った以上に多くてさ

「助けて」

言えたんだ

声に出して

助けてほしいと望んだ人は

目の前にも

連絡帳にも

いてはくれないんだけど

いいんだ

淋しくても

いいんだ

大丈夫

いいんだ…



この水が止まったら

また

きっと

大丈夫

だって

ボク

大丈夫になれる

君の声色

覚えているから

【題名】回

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完全犯罪

完全犯罪

人を死に至らしめる方法に気付いてしまった
ターゲットは限られるようで
どうせ人間だから
そう人間だから

訂正しよう

人を

人で失くす方法を私はきっと

気付いたのだ

しているのだ

したのだろう

あの戦後最悪凶悪犯罪と言われる
誰かさんのきっかけが

閉じられた室内で沸々と行われた
誰かさんのきっかけが

私なのだ

犯罪に著作権なんてものはないからこそ

私の罪は私で裁くしかないのだ

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詩

きみと君とキミを思い出して

反芻するは、頭ん中

キミが話した

これから起こる

ボクのやらかし

対峙する、このデジャヴ

何度も何度も

飽きもせずに

繰り返しては

芋蔓式に

思い出す

キミと君ときみの

あの楽しかったお喋り会の

喋り愛

アレを夢にしたのは

まごうことなき

ボクだから

今回も

絵本の大切なページにしおりを挟むように

頭の片隅に

欠片でも

残るよう

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正体

正体

きっと僕は探してた

君の正体

“ぼく”の正体

あの子の正体

でも何よりも

自分の記憶と違える

正体を

その謎を

僕はこの身の生涯をつかって

それこそ僕自身が生き抜くために

僕の人生は、はじまった

“ 初めまして ”

“ よろしくね ”

気付いた僕に

声高の

可愛らしく

美しい声

「こちらこそ、どうぞ、どうぞ、よろしくね」

奇しくも似通った

それは

大切なナニ

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メガネ👓

メガネ👓

眼鏡をジャンパーのポケットの中に入れて寝た

疲れ切って

ジャンパーを着たまま寝ころんだ

眼鏡は左ポケットに入れたのを忘れ

私はいつものようにコロコロコロコロ

寝ころんだ

朝起きて
眼鏡を探す

かがみ前

諦めながら

今朝の準備をしつつ

いよいよ出発するぞという時に

今朝も冷えるので

手持ちで一番あたたかい
昨夜のジャンパーを取り出しては身につける

最近買ったお気に入りの手袋

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お財布空っぽ埋めるように
透明タッパー穴に水面ゆらし
そそぎ込む

君らが伝えた生活文殊
ゆらゆらゆらゆら
ぼくは僕にそそぎそぞき
つくり込む

満たされる腹の欲と
埋まる記憶に

安堵した

もう一人を

生きるボク

「ただいま」

そう伝えたい、君らの今を思い浮かべて呟いた

【題名】カイホウ記憶喪失

詩

「この世がマスゴミで溢れているからこそ」
「だから僕らは立ち上がるんだ」
そんな正義が等しく視聴する側と
作る側に存在し得ることに
ど素人の集団は 未だ気付かぬまま
愛叫ぶ
誰のためにもならぬ
愛を
何処にも居ぬ 誰かの為にと 叫びまくる
いつしか彼等を「マスゴミ」と
称したのは
叢に紛れ か細い声の
トカゲ少年

「満足かい?」

罪すらも輪に混じり
彼等も彼等を見据える人々も
トカゲ少年には眩

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詩

きみをさらう計画の先を考えたかった
今、はじめて見聞きした、はずの罪の先

きみを想っての罪をつくろうとする
目の前の人がさらうと告げた子は

ぼくが一等・会いたい子

ちがう、たぶん

会ってた子

やっとココロとココロを互いに
曝け出せそうな、特別な子だと
きみも
おもってくれた、ようにみえた
ぼくのぼくだけの特別な子を
対面の悪気ない人は、云ったんだ

「あの子の特別な存在が、私なんだ」

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君と僕は、おんなじだから
だから君のために歌をつくろう
君がこれからも続くように続くように
僕は君に歌をつくろう
つくってみせよう
そうして出来上がりが近づいた僕と君を繋ぐ
歌は
馬になった
僕では、すぐに君の隣、行けなくて
君の隣に近しい彼らに言葉を託し
君が君であるように
僕をまだ探している君ならきっと
君の隣に近しい彼らの言葉を君は
きっときっと好きになる
革新めいたその言葉を聞いて君は

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チョロい客

私はとてもとてもチョロい客だ。
たぶん老若男女問わずにチョロい客。
もっと言うなら、たぶんこの世で、1番、

男女平等な考えを模索しまくってしまくって、

辿り着くのが私のような、チョロい客。

はい。
そこのあなた。

駄目ですよ。

この先を読まないのはあなたの勝手でも
『だったらそういうタイプの人間こそ騙せそう』は、ね。悪い事は言わない。

ちょっと一歩おそかった。

だって私、書いちゃった

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