ましろ

歌を歌ったり、文章を書いたり。音楽講師。歌、自然、本、映画、紅茶が好きです。好きなこと…

ましろ

歌を歌ったり、文章を書いたり。音楽講師。歌、自然、本、映画、紅茶が好きです。好きなこと、日々の暮らしで感じたことを綴ります。

マガジン

  • 言葉のおまじない🪄

    言葉はあらゆる魔法の起源。言葉のおまじないが、ほんの少しでも日々の助けになりますように。

  • 読書感想文📚

    読了後の余韻をつらつらと。消えないように、忘れないように。もう一度、心に刻むように、綴っています。

記事一覧

誰に向かって書いているのか

ただの日記であり、まるで独り言のような拙い文章を、読んでくださり、スキやコメント、さらにマガジン追加までしてくださる方々がいる。 本当に嬉しい気持ちでいっぱいな…

ましろ
22時間前
41

想像力で、夢を描けたら

最近、映画クレヨンしんちゃん『爆睡!ユメミーワールド大突撃』を観た。 仮に、楽しい夢の世界と 恐ろしい悪夢の世界があったとして 私だったら自分の想像力で、どこま…

ましろ
4日前
45

話のタネに。

住処が決まってひと段落。 バタバタな日々はまだ続くけれど、こうした小さな決断を繰り返していくうちに、気づけばきっと落ち着いているはずだ。 先を見過ぎずに、目の前…

ましろ
6日前
45

「ちょっとため息吐いてもいい?」

「ため息」と「深呼吸」の違いってなんだろう。 主観だけれど 「ため息」はネガティブなイメージがあって 「深呼吸」はポジティブなイメージがある。 「ちょっとため息吐…

ましろ
7日前
42

虫よ、話し合おう

私は、虫が苦手だ。 小学生までは平気だったものも、歳を重ねるにつれ、苦手になっていく。 「一人暮らしで一番怖いもの」と言っても過言ではない。 だから、虫と対峙し…

ましろ
9日前
42

叫びたくなったら、歌を歌う

疲れや、ストレスが溜まった時。 悲しい時、悔しい時。 反対に、エネルギーが有り余っている場合。 楽しい時、嬉しい時。 心のボルテージが上がっていく。 最高値までい…

ましろ
11日前
45

言葉のおまじない「財布、ケータイ、鍵、定期。…よし、行ってきます。」

玄関の扉を開ける前。 学生時代から一人暮らしを始めて以来、外出時には必ず唱えているおまじない。 「財布、ケータイ、鍵、定期」 確認後… 「よし。行ってきます!」 …

ましろ
2週間前
46

窓にぶつかる雨の行方

どしゃ降りの雨が降っていた今朝。 カエルの声が聞こえた。 雨の強さの好みは、人それぞれだ。 音がほとんど聞こえないような、“静かな雨”が好きな人もいれば 雷の音も…

ましろ
2週間前
44

小さな三角の日向にて。

冒頭の見出し画像は、実家のとある部屋の隅っこである。 窓から日が差し込み、三角形の日向ができていた。 私はその目の前に座り、手や足をかざして “日向”と“日陰”…

ましろ
3週間前
53

「幸せ」の横棒ひとつ

「幸」という文字。 これまでは特に何も思わなかった。 しかしここ数年で聴いた曲の歌詞の中で つい曲を一時停止したり、巻き戻したりしてしまうようなものに出会った。 …

ましろ
3週間前
61

「今日は夏みたいだね」

薄いピンク、濃いピンク。 一つ一つが大きなつつじの花。 いつの間にか、草木は鮮やかな緑。 水彩画のような水色の空。 公園の遊具の、鉄の匂い。 アスレチックのロープ…

ましろ
3週間前
52

ミニマムに、軽やかに。

急遽決まった引っ越し。 色々な物件を見ていると まるで“ロッカーのような幅のクローゼット”や ベッドを置いたら、それ以上家具を置くことは不可能な広さの部屋がある。…

ましろ
1か月前
52

青空と本と風

今日は朝から力強い風が吹いていて 雲の少ない、広い青空を見た。 久しぶりに「気持ちのいい晴れ」を感じたような気がする。 青空 “車”で出掛けて 運転席と助手席の窓…

ましろ
1か月前
51

だからこんなに素敵なんだ

小さい頃。 歌といえば、「サビ」(音楽の一番盛り上がる部分)が一番好きで、楽しみだった。 しかし最近は 一番最初の歌い始めや、「サビ」以外の部分が特に好きで、歌う…

ましろ
1か月前
50

突然“鏡”が現れて。

外出時。 ふと、ショーウィンドウや大きな鏡が目に入ることがある。 その時に映った自分は なんだかいつも、自分の想像とギャップがあるように感じる。 「あれ、この服ち…

ましろ
1か月前
44

はじめの一歩は、ちょっと大きめ。

「はじめのいーっぽ!」 「だるまさんがころんだ」の一番最初。 スタートラインから、一歩だけ前に出てオニに近づいた後 「だるまさんがころんだ」と、始まっていた。 …

ましろ
1か月前
58
誰に向かって書いているのか

誰に向かって書いているのか

ただの日記であり、まるで独り言のような拙い文章を、読んでくださり、スキやコメント、さらにマガジン追加までしてくださる方々がいる。

本当に嬉しい気持ちでいっぱいなのです。
心から、ありがとうございます。
全員に伝えたいけれど、まずはここで記事にしてみよう。
…どうか、届きますように。

noteを始める前、私は「紙の日記帳」に、毎日のように日記を書いていた。
では、ここで記事にしている日記は「いっ

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想像力で、夢を描けたら

想像力で、夢を描けたら

最近、映画クレヨンしんちゃん『爆睡!ユメミーワールド大突撃』を観た。

仮に、楽しい夢の世界と
恐ろしい悪夢の世界があったとして

私だったら自分の想像力で、どこまで夢を楽しみ、どこまで悪夢に立ち向かえるだろうか。

もしも“悪夢”が毎日のように続いたら
たとえ大人だって、眠るのが怖くなるだろうし
心身への影響はとても大きなものなのだろうと、改めて感じた。

楽しい夢を描けたら

自分で「これは夢

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話のタネに。

話のタネに。

住処が決まってひと段落。

バタバタな日々はまだ続くけれど、こうした小さな決断を繰り返していくうちに、気づけばきっと落ち着いているはずだ。
先を見過ぎずに、目の前のことをこなしていくようにしよう。

部屋探しをしている間、本当にいろいろな物件があって面白かった。
誰かとの話のタネになるかもしれないので
中でも印象に残っているものを残してみる。

アリスに登場する扉みたいなサイズのクローゼット

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「ちょっとため息吐いてもいい?」

「ちょっとため息吐いてもいい?」

「ため息」と「深呼吸」の違いってなんだろう。

主観だけれど
「ため息」はネガティブなイメージがあって
「深呼吸」はポジティブなイメージがある。

「ちょっとため息吐いてもいい?」
と、近くにいた母に許可を得た後に深く息を吐いた、最近のこと。

吸う「深呼吸」、吐く「ため息」

考えてみれば、今まで無意識で

「吸う」方を重視したのが「深呼吸」。
鼻から吸って、空気を肺へ、「スーッ」と送り込む。

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虫よ、話し合おう

虫よ、話し合おう

私は、虫が苦手だ。

小学生までは平気だったものも、歳を重ねるにつれ、苦手になっていく。

「一人暮らしで一番怖いもの」と言っても過言ではない。

だから、虫と対峙した時
“話し合い”で解決できたらどんなにいいだろう、と思ったりする。

学生の頃。
「生き物と話せる」という友人が一人いた。

彼女は花や木などの“植物”とも
犬や猫、虫などの“動物”とも会話ができるとのことだった。

私は最初にその

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叫びたくなったら、歌を歌う

叫びたくなったら、歌を歌う

疲れや、ストレスが溜まった時。
悲しい時、悔しい時。

反対に、エネルギーが有り余っている場合。
楽しい時、嬉しい時。

心のボルテージが上がっていく。
最高値までいきそうになって、叫びたくなるようなところまで行ったら

私は歌を歌うことにしている。

枕に叫ぶ

小さい頃。
ディズニー映画『リロ&スティッチ』で、姉妹が喧嘩をするシーンを見た。その時に、2人がそれぞれ別の場所で、枕に向かって叫んで

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言葉のおまじない「財布、ケータイ、鍵、定期。…よし、行ってきます。」

言葉のおまじない「財布、ケータイ、鍵、定期。…よし、行ってきます。」

玄関の扉を開ける前。
学生時代から一人暮らしを始めて以来、外出時には必ず唱えているおまじない。

「財布、ケータイ、鍵、定期」
確認後…
「よし。行ってきます!」

この4つが揃っていれば、困っても大方なんとかなると信じている。

4つを確認をした上で
ちょっとだけ気合を入れて「行ってきます」。

「財布、ケータイ(スマホ)、鍵、定期」

「スマホ(スマートフォン)」を「ケータイ(携帯電話)」と呼

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窓にぶつかる雨の行方

窓にぶつかる雨の行方

どしゃ降りの雨が降っていた今朝。
カエルの声が聞こえた。

雨の強さの好みは、人それぞれだ。

音がほとんど聞こえないような、“静かな雨”が好きな人もいれば
雷の音も含めた、“嵐のような雨”が好きな人もいる。

私が好きな雨音は、ちょうど今。
静かすぎず、強すぎない、“生活のBGMになるような雨音”。
そんな心地よい雨音が、残念ながら止んできたようだ。

よく「窓を叩く雨」という表現があるけれど

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小さな三角の日向にて。

小さな三角の日向にて。

冒頭の見出し画像は、実家のとある部屋の隅っこである。

窓から日が差し込み、三角形の日向ができていた。

私はその目の前に座り、手や足をかざして
“日向”と“日陰”を、交互に往復する。

「ポカポカ」と「涼しい」

それぞれの「気持ちいい」を堪能していた穏やかな午前中。

風が“そよそよ”と吹いた。

文字通り、そよそよ。

強すぎず、弱すぎず
まっすぐに吹いて、潔く去っていった。

その風が運ん

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「幸せ」の横棒ひとつ

「幸せ」の横棒ひとつ

「幸」という文字。

これまでは特に何も思わなかった。

しかしここ数年で聴いた曲の歌詞の中で
つい曲を一時停止したり、巻き戻したりしてしまうようなものに出会った。

その瞬間は考える時間があまりなかったので、
今、その時に感じた「幸せ」の文字についてちょっとだけまとめてみようと思う。

幸せの横棒ひとつ

一番最初に「幸」という文字について考えるきっかけになった曲。

「幸せの横棒とは…?」

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「今日は夏みたいだね」

「今日は夏みたいだね」

薄いピンク、濃いピンク。
一つ一つが大きなつつじの花。

いつの間にか、草木は鮮やかな緑。
水彩画のような水色の空。

公園の遊具の、鉄の匂い。
アスレチックのロープの匂い。
丁寧に刈られた芝。
そこに直接座った時の、乾いた土の匂い。

…甥っ子たちと、ちょっと大きめの公園で遊び
夏の気配を感じた、春の1日のこと。

久しぶり、いろいろ。

私は、公園を散歩することが好きだ。

今回は、甥っ子たち

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ミニマムに、軽やかに。

ミニマムに、軽やかに。

急遽決まった引っ越し。

色々な物件を見ていると
まるで“ロッカーのような幅のクローゼット”や
ベッドを置いたら、それ以上家具を置くことは不可能な広さの部屋がある。

…ずっと見ているとなんだか
部屋が狭いというよりも
もはや自分の荷物が多いような気がしてきている。

最低限を考える

ミニマリストに憧れる私なりに、最低限を考えてみる。

最低限、「住む場所」にあったらいいなと思うものは

キッチ

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青空と本と風

青空と本と風

今日は朝から力強い風が吹いていて
雲の少ない、広い青空を見た。

久しぶりに「気持ちのいい晴れ」を感じたような気がする。

青空

“車”で出掛けて
運転席と助手席の窓を、数センチだけ開けて
ミラーをしまい、エンジンを止める。

好きな飲み物をそばに置き
自然音をBGMに
本を読む。

これが私は好きだ。

自分だけの空間で
人目を気にすることもなく、思う存分のんびりできる。
そのおかげで、読書に

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だからこんなに素敵なんだ

だからこんなに素敵なんだ

小さい頃。
歌といえば、「サビ」(音楽の一番盛り上がる部分)が一番好きで、楽しみだった。

しかし最近は
一番最初の歌い始めや、「サビ」以外の部分が特に好きで、歌うのも聴くのも楽しみになっている。

頭の中でイメージする

「サビ」といえば、
キャッチーなメロディーで誰もが覚えやすかったり
歌詞も印象的なものが多い。
“韻”を踏んでいれば尚更、リズムも取れて、口ずさむのが楽しい。

そして何より

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突然“鏡”が現れて。

突然“鏡”が現れて。

外出時。
ふと、ショーウィンドウや大きな鏡が目に入ることがある。

その時に映った自分は
なんだかいつも、自分の想像とギャップがあるように感じる。

「あれ、この服ちょっと、太って見えるかな」
「なんか、髪がボサボサになってる…」
「ちょっと姿勢が悪いかも。」

こんなふうに、
“自分の想像している自分”と
“実際に目に飛び込んでくる自分”がちょっと違う。

家の中ではないから、少しは気持ちをオン

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はじめの一歩は、ちょっと大きめ。

はじめの一歩は、ちょっと大きめ。

「はじめのいーっぽ!」

「だるまさんがころんだ」の一番最初。

スタートラインから、一歩だけ前に出てオニに近づいた後
「だるまさんがころんだ」と、始まっていた。

そんな子供遊びの懐かしい記憶が今、頭に浮かんでいる。

予感

夕方に、一件のメール。

題名に「面接結果のお伝え」

「採用」の文字が光っていた。

はっ…!と空気を強く吸い込む。
拳に力が入る。
メールを読み進める手が震える。

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