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#ジェンダー
フェミニズムとミソジニーの議論をパワポで考えていたら「無意識の既得権益」が見えてきた。(後編)
前回の記事では「射精責任」という書籍の発売をめぐって起きている論争をきっかけに、思考のフレームを整理した。
その結果「◯◯で得をした or 損をした」という経験を拡げようとした場合に軋轢が生まれやすいこと。特に「得をした」という経験を拡大させる場合、得の上限によっては抵抗勢力が生まれやすく、それは同時に「無意識の既得権益」が顕在化するトリガーである、という話を書いた。
後編では、この「無意識の
フェミニズムとミソジニーの議論をパワポで考えていたら「無意識の既得権益」が見えてきた。(前編)
「射精責任」というタイトルの本が出るらしい。
まだ中身はわからないが、なかなか刺激的なタイトルなので、Twitterでは発売前から物議を醸している。
「受精責任もあるだろ!」
という男性からの批判が多いが、今回の件に限らず、この手の議論はよく見かける。
女性だけが損をしている
男性だけが得をしている
もしくは
女性だけが得をしている
男性だけが損をしている
こんな対立構造で語られるこ
【トランス差別】橋本愛は何故”差別主義者”と言われたのか?
こんばんは、烏丸百九です。
別の話題について書く予定だったのですが、先日発表されたスポニチアネックスの記事がネットで大バズし、Twitterなどが地獄絵図となっていたので、緊急的に対応しようと思います。
まず、批判を受けて当初の意見を180度転換し、潔く謝罪した橋本愛さんの判断の正しさに敬意を表したいと思います。「それは差別では?」と指摘されるとすぐ逆上するのがデフォルトの日本人としては、本当
フェミニストの「ミラーリング」はなぜ失敗してしまうのか
さて、表題の通りである。フェミニストによるミラーリングはなぜ失敗してしまうのか。正確には、「フェミニストがミラーリングとして繰り出すミラーリング」はなぜ的外れにならざるを得ないのか。これには明確な原因があり、またそれはフェミニズムの抱える根本的欺瞞に根差している。
結論から先に書いてしまうと、「男性が搾取を実感しうる価値の在り方は女性のそれと決定的に異なるから」そして「男性ジェンダーへの搾取
こどもの頃からのジェンダー平等教育をサポート。『10代のためのジェンダーの授業』を作成。
こんにちは、「POLA サステナビリティ公式note」です。
今回わたしたちは朝日新聞社と共に、ジェンダー平等に関する冊子を作成しました。本冊子は小中学校のキャリア教育支援の教材である「おしごと年鑑」と共に、2022年6月、無償で全国3万校の小中学校に寄贈し、授業等で活用してもらう予定です。
*おしごと年鑑についてはコチラ おしごと年鑑 | おしごとはくぶつかん (oshihaku.jp)
ジェンダーギャップ指数116位と肌感覚
7月13日に世界経済フォーラムが発表したジェンダーギャップ指数で、日本は116位。G7のなかで最下位なのはもちろん、対象さんカ国が146カ国なので、他国と比べて低い順位なのは明らかでした。
ジェンダーギャップ指数は一見、国の政策や社会など大きな括りの中の話で、私たち市民には関係ないように思えます。しかし、日々 仕事をする私たちにとって大きく関わる『暮らしのこと』でした。
ジェンダーギャップ指数