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日記

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SNSのブロックは、解除もできる

SNSのブロックは、解除もできる

さっきInstagramとLINEを使って、数人分のブロックを解除した。

1人はもう仲直りした友人、もう1人は、今も避けたいがまあ避けようと思えばこっちで避けられる友人、あとは友人の友人と、あとは…

コンピューターで人間関係をつくるときは、「切る」「つなげる」のほかに、「つなげなおす」という作業も必要なのだと学んだ。

やぶれた服を縫い合わせるような作業だ。

コロナはまだいるのだろうが、コロナ禍はもう過ぎ去った

コロナはまだいるのだろうが、コロナ禍はもう過ぎ去った

散歩していると、じょじょにノーマスクの人をたくさん見かけるようになった。

私は3月13日からノーマスクだったが、当時はいろんな人に避けられた。

今は、たまに電車でとなりの席の人が離れるくらいだ。(べつの理由かもしれないけど)

おたがいノーマスクで近所の人とすれちがうと、あいさつが生まれる。

口のうごきは表情を送信するときに、とても役立つものだと学んだ。

心なしか、彼らが連れている犬も笑っ

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ダサいの束縛

ダサいの束縛

スケボー界隈には「poser」という言葉がある。ポーズを取るひと=かっこだけのダサいやつ、という意味だ。

代表的な例として、ボードを持ち運ぶときにトラック(板を支える金具)の部分をつかむ行為がある。

私はてっきり、その「トラックをつかんで板を持ち運ぶ人はダサい」というノリを、日本の男子スケーターたちだけが気にしていることだと思い込んでいた。

しかし、海外で女子が、やっぱりその持ち方を「ダサい

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暇なときにぼーっとするのがこんなに難しいことだとは

暇なときにぼーっとするのがこんなに難しいことだとは

商店街でベンチに座る高齢の女性を見て、私もそういうふうに動こうと考えた。

高齢の男性も、立ち止まったりぼーっとしたりしていることがある。散歩していると、そんな光景をよく見る。

これはいいアイデアだ。スマホのバッテリーをちょくちょく数分だけ充電したり、1日1回だけ再起動するような動きに似ている。そういう私ももう若くない。彼らを真似しよう。

(ちなみに、いまのスマホやパソコンのバッテリーは、じっ

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みんな正しい健康法には興味がないようだ

みんな正しい健康法には興味がないようだ

すばらしい動画を見つけた。スポーツ庁が出している、10種類くらいの筋トレ(?)のシリーズだ。

ハンマー投げの室伏広治さんが実演している。彼がスポーツ庁の長官であったことをさいきん知った。

動画は、ぜんぶで10種類くらいある。全身をとってもいい状態にできるし、どこでもできるし、誰でも始められるし、お金も道具もいらない。

いままでいろんな筋トレ、フィットネス、エクササイズ系の動画を見てきたが、も

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「センスで・キャラで稼ぐ」のは本当は不可能

「センスで・キャラで稼ぐ」のは本当は不可能

地味な努力によってお金も地位も得られないと悟った世代が、こんどは人格によってお金をかせごうとしているようだ。

お笑い芸人の世界でいう「キャラ」という用語は、もはや私たち一般人のあいだでも使われている。

でも、キャラによって集団のなかで得するなんて不可能だとはっきり言っておきたい。

近頃では、有名になって稼ぐためならどんなにモラルに反してもいいというような風潮がある。もしかしたら無いかもしれな

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向上心を捨てて楽になった

向上心を捨てて楽になった

仕事や勉強のクオリティを上げたいな、と頑張っていた。あとスケボーの腕前とか、好きなゲームの点数なんかも。

最近は、べつに上達しなくてもいいや、と思うようになった。というか、どう努力してもどこかでトラブルが起こる。きりがない。

ゲームの場合はただ点数が低くなるだけだから、べつにいい。けど、仕事の場合はたくさんの人とストレスの押し付け合いをしなきゃいけない。スケボーの場合は、体がおおきな怪我をする

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趣味と自分が1対1でいられない

趣味と自分が1対1でいられない

私は読書、スケボー、ゲーム、絵、ダンス、筋トレ、ファッション、お笑い、すべてに「浅い」。いうなれば、ぜんぶの「にわか」だ。

サブカルチャーの世界では、浅いことはダサいことである。

🧸

平成の初期には、べつにどの趣味に対しても浅くてよかった。

浅いことやにわかであることを、誰にも非難されなかった。もしかしたらパソコンで当時の2ちゃんねるを覗けば、誰かが悪口を書いていたかもしれない。

でも

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私を数えないで

私を数えないで

計量思考という言葉がある。なんでも数字に置き換えて考えること、みたいな意味だ。

私はさいきん、この「数字としてとらえる」という人生観を捨ててしまいたい。

でも、私をとりまく環境はむしろどんどん計量思考を推し進めてくるようだ。

もちろんその背後にはテクノロジーがある。身長、体重、年齢、年収、あとは睡眠時間、フォロワー数、いいねの数、スマホの機種・・・最新のiPhoneが何番なのか、私にはわから

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消費という仕事をサボりたい

消費という仕事をサボりたい

だんだん仕事が忙しくなってきた。ちいさいミスも経験するようになったが、それは初心者を卒業できた証だ。

ある意味で生活も充実しつつあるが、体が疲れるのと、精神的なストレスもより溜まるようになってきた。

それで、休みの日になると、ほんとうは疲れてるのに「遊びたい」と思ってしまう。貴重な休日をより充実させたいと考える。

いま、友人から借りた漫画を読まずに放置している。ヒマならこれを読めばいいのに、

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努力の否定の否定

努力の否定の否定

ちかごろは地道な努力なんかもうすっかり古いものになってしまったようだ。

若い人たちと話すと、コツコツ努力するような行為をよく拒否する。私が教師として仕事しているから余計そう感じるのかもしれないが・・・

と思ったら、趣味のスケボーにおいても、ほとんどの人はサクッとカッコいい技だけ習得したいようだった。

SNS文化は大きく影響していると思う。彼らはたいてい、10秒以内に成立する技に何度も何度もチ

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あとで、去年の今ごろ何を買ったのか、Amazonの履歴を見てみるつもりだ。

あとで、去年の今ごろ何を買ったのか、Amazonの履歴を見てみるつもりだ。

去年の今日の日記を読んでいる。

この時期にも睡眠が浅くなったり、物欲がみょうにわいていたりする。いま、この時期「にも」と書いた。今も同じような体調であり、やっぱり物欲がわいている。

去年のこの時期には、教育実習をやっていた。とってもつらい思い出があるから、教育実習の前後に書いたことから目を逸らしていた。

他人にたいして気まずいことをいうとき、目を逸らすことがあると思う。今日は、自分自身にたい

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自分がなにを感じたか、言えますか

自分がなにを感じたか、言えますか

ある映画のワンシーンについて、若い人とその解釈を語り合った。

すると、その人はなにかを感じていながら、それを言葉にできない状態だった。私が少しずつ導くにつれ、だんだんと「葛藤」「覚悟」「天秤にかける」などの言葉を発した。

そういえば、私自身もまた、ある作品やシーンをどう解釈したか、他人に説明できないかもしれない。

私はそのとき、映画のワンシーンを見ながらメモをとっていた。私は記憶力がとても弱

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誰もせいでもないかもしれない

誰もせいでもないかもしれない

友人が離婚したそうだ。

詳しく話を聞くと、それほど珍しくも無いトラブルによるものだった。彼が会社を経営していて、家を開けることが多くなって・・・そのほかにもいろいろあったが、あえてここには書かない。

彼は関係を修復しようとしたが、奥さんがかたく拒否したそうだ。

多くの人と関わる彼は、「壺を振る」という表現をした。

壺のなかに赤いアリと黒いアリを入れる。そこで誰かが壺を振ると、アリたちは喧嘩

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