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発達障害者のゴールってなんだろう?

発達障害者のゴールは何でしょうか?健常者の人生のゴールや目標が一人一人違うように発達障害者のゴールも一人一人違うと思います。健常者と同じように勉強や仕事・コミュニケーションをして少しでも社会に順応(埋没)することがゴールの人もいるでしょう。反対に自分は健常者とは違っていると割り切って自分の強みを生かしていって歴史に残るような発見や発明をすることがゴールの人もいるでしょう。

発達障害者のゴールは人それぞれ違っていて良いと思います。X(Twitter)では発達障害者は他人様に迷惑を掛けないように心療内科に通院しながら努力して社会に適応すべき!みたいな論調が受けがちです。もちろん他人様に迷惑を掛けないことはとても大事だと思いますし、発達障害を免罪符にして周りを困らせることはいけないでしょう。

しかし、発達障害者が定型発達の考え方や感性を理解するのは困難だと思います。語弊を恐れずに言うと発達障害者は生まれつき脳のつくりが定型発達のそれとは異なっている部分があるからです。無理に定型発達の仕草を真似しようとすると発達障害者の方が持っているかもしれない数少ない何らかの「強み」が失われ、結果的に定型発達に近づくことは出来ず「弱み」だけが残ってしまう。

そのような事態にならないためには自分をよく理解することが大事ではないでしょうか。自分の「強み」と「弱み」は何なのか。それを分かることが大事だと思います。それが分かれば定型発達に合わせるのが正解か、自分の「強み」を生かして伸ばすことが正解か。答えが出るかも知れません。

コミュニケーション能力重視社会になって発達障害者にはますます生きづらい社会になっていますが、何とか生きていきましょう。


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