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自分とコミュニケーションする場

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  • 言葉、書く、考える、noteについて

    書くこと、考えること、noteについての記事のまとめ。

  • 何回も読みたいnote!!!!!!!

    ふいに見返したいnote

  • スシュン・ベスト

    自分のお気に入りというか代表作を5個選んでまとめてみた。ミュージシャン気取りのベストアルバム的なやつ。

  • 谷底から這い上がるためのハシゴ

    谷底に落下しっぱなしだったときに何とか見つけた足場。そして、そこから地上に出るまでに地道に作ってきたハシゴ。同じような谷底に落ちてしまった人は、この足場とハシゴをお使いください。

  • 下手くそが甲子園を目指した話

    ※3本構成で、1記事5~10分で読めるんじゃないかと思われます。

記事一覧

固定された記事

本気で書いたnoteの数だけ、人はオーラが纏える。

自分は、どういうことを書くのかも決められないまま、なんとなくnoteを書きはじめた。 最初は何を書いているのかわからず、とりあえず、自分の頭の中にある何かを、言葉と…

スシュン
5年前
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思想家や思想を勉強する意味

文学部は就職に不利とか言われてたりする。それは役に立つ学問ではないからだ。 自分は思想家や思想を少し勉強してきたけど、思想なども同じような扱いだ。 じゃあどんな…

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5年前
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自分を前に向かせるコピーライター

自分は大学1.2年の頃、コピーライターに憧れ、勉強をしたり、宣伝会議賞に応募してたりしていた。 けど、いいコピーを書くには、コピーの勉強以外のであったり、新たな専…

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自分の人生に影響を与えた本とか10選

自分の自己紹介的なのを書いていると書きたくなった。自分は基本本によって学んできた。だから本に影響を受けてきたし、動かされてきた。 自分史をなんとなく振り返って、…

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7

noteと無関係なはずの自分がnoteを書くようになるまで

冷静に思う。 順調にいってれば、自分の人生に本来noteというサービスが関わることはなかったんじゃないかと。 もともと野球バカで、ごりごりの体育会系で自己主張はせず…

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5年前
10

孤独な思考の七転八倒が、言葉に価値を宿らせる。

パッと出した意見が面白かったりするし、話をしているだけで興味深いことを言う人がいる。 だが、それは当たり前だが、パッと出した考えでもなければ、思いつきでもない。…

スシュン
5年前
11

書くからこそ、わからないことがわかるし、勉強がはじまる。

昔、本を書いている人は、自分がわかっていることを書いているのだと思っていた。 だが、文章を書けるようになりたいと思って、たくさんの本を読んでいく中で、"書く人た…

スシュン
5年前
15

考えるという営みにも思春期がある

思春期は間違いやすい。 自分も直近の友達がグレたから、その影響を受けてグレて、ワルさをした。でも、すぐに戻った。思春期にはよくあることだと思う。 ーーー 自分は…

スシュン
5年前
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noteでよかったこと

自分は訳あっていい大学を出ておきながら、くそにーと。 noteをはじめたのは、これをあってよかったことにするため。 この状況をポジティブに捉えたいし。普通に上手くい…

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5年前
10

会社は、人間が人間になるためのペースメーカー

自分は今自由だ。でもそれが楽しいかと言われれば全然そんなことはない。 毎朝、自分で起きる時間を設定し、起きて何をするかも全部決めて、遊んでもいいし、だらけても許…

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5年前
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身体の成長スピードが人それぞれなように、思考の成長も人それぞれ。

下の毛とワキ毛どっちが早く生えるかは忘れた。ワキ毛の方が遅いんだっけ?下の毛は中1.2くらいで生えた記憶はあるが、ワキ毛は覚えていない。 早いやつで、小4でワキ毛ぼ…

スシュン
5年前
7

生きてることが重なり合うということは、奇跡やとナチュラルに思う。

大学時代後半のメインの生息地は、図書館の地下3階の一番はしっこの席だった。 そこで自分は、思想や哲学系の本を読み漁っていた。ゼミでは東洋の政治思想を研究するゼミ…

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5年前
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GYAKUSOUという思想

かなり前のことだが、ナイキのブランドでこんなのを発見した。 "GYAKUSOU(ギャクソウ)"このブランドは、アンダーカバーの創設者高橋盾さんが、ナイキとコラボして生まれた…

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5年前
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頑張ってる方が頑張ってないし、頑張ってない方が頑張ってる。

一般的に努力することや頑張ることは、称賛されるし、偉いことだとされる。 だけど、別にそれはいわれるほどすごいことではない。 なぜなら… 努力や頑張ること自体は、…

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5年前
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じいちゃんは俺の手の中で生きている

"スシュンって字綺麗だね。"大学時代、カラオケでの予約をとるあのシート的な紙に、必要事項を記入したときに友人に言われた言葉。 大学に入ってから字を人に見られる機会…

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5年前
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絶望は、その後の当たり前に光を照らすためにある。

音楽ってすごい。 音楽は、よく聞いていたときの場所を思い出させ、その時の心情や感覚を甦らせる。 おれは去年の今頃大阪にいて、特に意味もなく、この曲を頻繁に聞いて…

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5年前
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本気で書いたnoteの数だけ、人はオーラが纏える。

本気で書いたnoteの数だけ、人はオーラが纏える。

自分は、どういうことを書くのかも決められないまま、なんとなくnoteを書きはじめた。

最初は何を書いているのかわからず、とりあえず、自分の頭の中にある何かを、言葉として外に取り出して、それをああでもない、こうでもないと、ごちゃごちゃさせてきた。

noteを書く度に強くなってたそんな感じで、自分なりのマイベストを出し続けて、いつのまにかちょっとずつ思考が明瞭になってきたし、進歩してきた。その日出

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思想家や思想を勉強する意味

思想家や思想を勉強する意味

文学部は就職に不利とか言われてたりする。それは役に立つ学問ではないからだ。

自分は思想家や思想を少し勉強してきたけど、思想なども同じような扱いだ。

じゃあどんな意義があるのか、本当に社会で役に立たないのか。そこまでの勉強をしてきたわけではないけど、思想家を勉強する意味について言語化してみる。

思想家を勉強するとは人、つまり思想家を研究するということは、その人の思想と全ての言動を繋げるというこ

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自分を前に向かせるコピーライター

自分を前に向かせるコピーライター

自分は大学1.2年の頃、コピーライターに憧れ、勉強をしたり、宣伝会議賞に応募してたりしていた。

けど、いいコピーを書くには、コピーの勉強以外のであったり、新たな専門性の獲得をすることが大事だとされていたため、違う勉強をはじめ、コピーから離れていった。

そもそもコピーとは、言葉を用いて人の心を動かし、企業のマーケティング課題を解決しようとするもの。そう考えるとその舞台は広告に限らないし、身の回り

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自分の人生に影響を与えた本とか10選

自分の人生に影響を与えた本とか10選

自分の自己紹介的なのを書いていると書きたくなった。自分は基本本によって学んできた。だから本に影響を受けてきたし、動かされてきた。

自分史をなんとなく振り返って、特に自分に影響を与えた本を紹介しようと思う。

1.創造の方法学著:高根正昭

大学前半で読んだ。新書だけど内容は骨太。何回も読んで多分だいぶ頭はシャープになった。社会科学の方法論について書かれた本であり、因果と相関とかの厳密な理解ができ

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noteと無関係なはずの自分がnoteを書くようになるまで

noteと無関係なはずの自分がnoteを書くようになるまで

冷静に思う。

順調にいってれば、自分の人生に本来noteというサービスが関わることはなかったんじゃないかと。

もともと野球バカで、ごりごりの体育会系で自己主張はせず集団行動が得意で、一人の時間が嫌いで常に群がるみたいな。そして、そもそも大学入るまで唯一読んだ本がハリーポッターのアズカバンの囚人で、それですら挫折するような人間。

そんな人間が、紆余曲折に紆余曲折を重ねて、本を読むようになったし

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孤独な思考の七転八倒が、言葉に価値を宿らせる。

孤独な思考の七転八倒が、言葉に価値を宿らせる。

パッと出した意見が面白かったりするし、話をしているだけで興味深いことを言う人がいる。

だが、それは当たり前だが、パッと出した考えでもなければ、思いつきでもない。

それは何百時間考え続けてきた思想や脳システムに、繋がった意見や考えだ。

パッと出る意見も、ふとした話も、決してその場で考えているのではなく、一人でながーい沈滞した時間をくぐって、出来上がった思想的なるもの、からポロっと生まれた意見だ

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書くからこそ、わからないことがわかるし、勉強がはじまる。

書くからこそ、わからないことがわかるし、勉強がはじまる。

昔、本を書いている人は、自分がわかっていることを書いているのだと思っていた。

だが、文章を書けるようになりたいと思って、たくさんの本を読んでいく中で、"書く人たち"が言っていたのは、まったく違ったことだった。

とりわけ文章術の本の中でも好きなのが、加藤典洋の『文章表現法講義』だが、彼は確か、書くというのは、よりよく考えるための、自分と向かい合う経験の場、と言っていた。今手元にないからおぼろげだ

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考えるという営みにも思春期がある

考えるという営みにも思春期がある

思春期は間違いやすい。

自分も直近の友達がグレたから、その影響を受けてグレて、ワルさをした。でも、すぐに戻った。思春期にはよくあることだと思う。

ーーー

自分は、思考にも思春期があると勝手に思ってる

自分は大学に入ってから本というものを読み始めた。それまでは野球しかしていない猿だった。受験で読解することの楽しさを知り、大学に入ったら本をいっぱい読もうと思った。そして、本を読み始めた。

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noteでよかったこと

noteでよかったこと

自分は訳あっていい大学を出ておきながら、くそにーと。

noteをはじめたのは、これをあってよかったことにするため。

この状況をポジティブに捉えたいし。普通に上手くいっている人たちを今後追い抜いていきたいし。こういう経歴をちゃんと前向きに昇華したい。その手段の一つとしてとりあえずだけどnoteを始めた。

noteを始める前、自分は孤独を感じていた。目の前のオフラインの現実世界を見ていると、みん

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会社は、人間が人間になるためのペースメーカー

会社は、人間が人間になるためのペースメーカー

自分は今自由だ。でもそれが楽しいかと言われれば全然そんなことはない。

毎朝、自分で起きる時間を設定し、起きて何をするかも全部決めて、遊んでもいいし、だらけても許されるという環境で、何かをするのはめちゃくちゃ根性がいる。

欲に負けてだらけたら、自己嫌悪し、自分に打ち勝ってやるべきことができたときは、充実感を得られるのが人間。

そう考えると、この自由さはしんどい。

自分で自分をより厳しく見張っ

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身体の成長スピードが人それぞれなように、思考の成長も人それぞれ。

身体の成長スピードが人それぞれなように、思考の成長も人それぞれ。

下の毛とワキ毛どっちが早く生えるかは忘れた。ワキ毛の方が遅いんだっけ?下の毛は中1.2くらいで生えた記憶はあるが、ワキ毛は覚えていない。

早いやつで、小4でワキ毛ぼうぼうの奴がいた。身長も身体も成熟していておっさんみたいだった。そいつは脚も早く、野球もパワーが半端無かった。ついでにいうと頭もよかった。

でも高校になると、そしつはめっちゃ小さくなった。身長が小学生のときから伸びてないから。おれの

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生きてることが重なり合うということは、奇跡やとナチュラルに思う。

生きてることが重なり合うということは、奇跡やとナチュラルに思う。

大学時代後半のメインの生息地は、図書館の地下3階の一番はしっこの席だった。

そこで自分は、思想や哲学系の本を読み漁っていた。ゼミでは東洋の政治思想を研究するゼミに入り、近代朝鮮の思想を勉強したり、個人的に思想家の本などをわからないなりに読んでいた。

そこで読む本は、時代も違うし、問題意識も違う。既に歴史が確定した現在からその時代を見るのではなく、まだどうなるかわからないものとして、その時代に身

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GYAKUSOUという思想

GYAKUSOUという思想

かなり前のことだが、ナイキのブランドでこんなのを発見した。

"GYAKUSOU(ギャクソウ)"このブランドは、アンダーカバーの創設者高橋盾さんが、ナイキとコラボして生まれた、ランニングコレクションのブランドだ。

俺はこれを見たときに直感的にカッコいいと思った。

だが、それはファッションのデザインについてではなく、思想が織り込まれてそうなGYAKUSOUという名前について。

今、自分はランニ

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頑張ってる方が頑張ってないし、頑張ってない方が頑張ってる。

頑張ってる方が頑張ってないし、頑張ってない方が頑張ってる。

一般的に努力することや頑張ることは、称賛されるし、偉いことだとされる。

だけど、別にそれはいわれるほどすごいことではない。

なぜなら…

努力や頑張ること自体は、楽だし気持ちいいことだから。

人間は、"前に進んだ"とか、"ちょっとでも成長した"ということを、気持ちいいと思うようにできている。

そして逆に、何もできなかったり、寝て過ごしたり、意味のない日々を過ごしていると感じたときに、後悔す

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じいちゃんは俺の手の中で生きている

じいちゃんは俺の手の中で生きている

"スシュンって字綺麗だね。"大学時代、カラオケでの予約をとるあのシート的な紙に、必要事項を記入したときに友人に言われた言葉。

大学に入ってから字を人に見られる機会はなかったし、そう言われることもないから、ビックリしたのを覚えている。

そもそも俺が字が綺麗なのは、じいちゃんに習字を習っていたからだ。

おれはじいちゃん子で、両親が共働きだったこともあり、すぐ近くのじいちゃんばあちゃんの家で過ごし

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絶望は、その後の当たり前に光を照らすためにある。

絶望は、その後の当たり前に光を照らすためにある。

音楽ってすごい。

音楽は、よく聞いていたときの場所を思い出させ、その時の心情や感覚を甦らせる。

おれは去年の今頃大阪にいて、特に意味もなく、この曲を頻繁に聞いていた。

だからこの曲を聞くと、そのときの心情や感覚が事細かに昨日のことのように甦ってくる。

まじで苦しかったなぁって。

なんでこんなになってるのかもわからず、自分はヤバイ人間だと疑ってしまって、気持ちも弱くなっていった。

大丈夫

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