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インクルージョンとは宝石・天然石に含まれる内包物。それは欠点でなく個性。唯一無二である…

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インクルージョンとは宝石・天然石に含まれる内包物。それは欠点でなく個性。唯一無二である証し。人生はただ透き通っただけのものじゃない。さまざまな思いを内包するジュエリーを、天然石と貴金属で作っています。2001年よりジュエリーデザイン・制作。

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    祈りをこめる〜ロザリオYネックレス〜琥珀と真珠と白蝶貝〜

    アルファベットのYの形に胸元を飾る、ロザリオ風ネックレスです。正式なロザリオにならい、10個のパーツごとに大きめの珠(真珠)を一粒ずつ並べています。(ロザリオの珠の配置には諸説あります。)少し大きめのループに留め具をつける仕様ですが、チェーンのお好きな部分のカンに留め具をつけて長さを調節することも可能です。また、身体の前で留められますので、どなたでも装着しやすいです。作り手がジュエリーをデザインし実際に手を動かして作ることは、祈りにも似ています。そして、ジュエリーを手にした人がそれを身につけるとき、なんらかの思いがこめられます。服に合いそうだから…でも良いですし、ちょっとした願掛けや、自分や誰かへのギフトの場合もあるでしょう。ジュエリーという「かたちあるもの」をお届けしながらも、思いや祈りといった形のないものを大切にしたい。そのためにデザイナー自身でセレクトした素材は、自然が作り出した「有機質の宝石」でした。古代の樹液が化石化した宝石、琥珀。あたたかみのある輝きと風合いで、古くから装身具の素材として用いられてきました。真珠層のような光沢のあるシェル(白蝶貝)には、マリア像が彫り込まれています。そして、日本産の海の宝石、あこや真珠。今回は愛媛県宇和島市のバロック真珠を使用しました。自然由来の素材のため、それぞれの色合いや光沢は、ひとつひとつ異なります。その中から、色味や雰囲気が合うものを組んでいます。同一のデザインであっても、お届けするネックレスは あなただけの唯一無二の作品です。素材:天然琥珀、シェル(白蝶貝)、ベージュ色のシェル、あこや真珠、14kgf(ワイヤー)、silver925に18金コーティング石のサイズ:琥珀 直径約10ミリ、シェル 約25×18ミリ、あこやバロック真珠 約8.5〜9.0ミリ全長:約65センチ※同じシリーズでピアス、金属を使用しないアレルギー対応のイヤリングもございます。
    ¥22,000
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    桜が待ち遠しい・耳飾り〜ピンクシェルとあこやバロック真珠〜

    桜の季節に思いを寄せて、桜色の耳飾りを作りました。どなたにも「桜にまつわる思い出」があることでしょう。家族との楽しい思い出だったり、心に秘めた悲しい恋の思い出だったり…。出会って、別れて、また出会って。人生でどのようなことが起きようとも、かならず季節は巡り、かならず桜は咲くのです。春が待ち遠しい雪の季節にも、花が咲き終わり新緑が生い茂る季節にも、いつものファッションにこんな耳飾りを合わせて、心に思い出の桜を咲かせてみてください。素材であるシェル(ピンク系)は、別名マザーオブパールともいい、真珠層のような独特の光沢があります。貼り合わせではなく一枚の貝から作られていますので、層になった部分や自然の色のグラデーションがあります。また、あこや真珠は いびつすぎないセミバロックを使用しています。三重県英虞湾産の、真珠層がしっかり巻かれた真珠です。内側からほんのり光をはなつような輝きをご覧ください。シェルの光沢や、真珠の風合いはひとつひとつ異なり、色味や雰囲気が合うものをペアに組んでいます。【金属アレルギー対応】樹脂製の留め具を使用しています。肌に触れる部分に金属を使用しておりません。金属アレルギーのない方も、また普段はピアス派の方も、問題なくお使いいただけます。留め具が目立たず、長時間の装着でも耳に負担がかかりにくい軽い作りになっています。(片方約2.7グラム)素材:ピンクシェル、あこや真珠(セミバロック)、合成樹脂、14kgf全長:約30ミリシェルのサイズ:18×13ミリ、真珠のサイズ:約7.5〜8.0ミリ※同じデザインで樹脂ピアス、また金属を使用したイヤリングやピアスもお作りできます。
    ¥6,000
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    聖母の耳飾り・ピアス〜ラピスラズリと白蝶貝〜

    かつてラピスラズリは細かく砕かれ、金よりも高価な顔料として、多くの画家たちを虜にしていました。この顔料の「ウルトラマリン」は聖母マリアを象徴する高貴な色として、数多くの絵画に使用されています。真珠層のような光沢のあるシェル(白蝶貝)には、マリア像が彫り込まれています。真珠をはぐくむ白蝶貝の別名は「マザー オブ パール」、マリア像にぴったりの素材です。ラピスラズリの色合いやシェルの素材由来の光沢は、ひとつひとつ異なります。その中から、色味や雰囲気が合うものをペアに組みました。素材:ラピスラズリ、シェル(白蝶貝)、14kgf(ピアスポスト)、silver925に18金コーティング石のサイズ:ラピスラズリ 直径約10ミリ、シェル 約25×18ミリ全長:約40ミリ※同じデザインで琥珀バージョン、また金属を使用しないアレルギー対応イヤリングもお作りできます。
    ¥10,200
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記事一覧

『おしゃ会5in町田』2024.5.25 出展のお知らせ

一気に季節が進み、初夏の肌触りを感じます。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか? いよいよ来週末です! (また今回も ぎりぎりの告知となってしまいました。) 5/25(土…

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5日前
10

水玉は永遠に

「ちょっと前は、みんな携帯ストラップに凝ってたよねぇ」 ちょっとといっても、もう20年近くも前になるかな。 シルバーを使って上質な携帯ストラップをたくさん作ったこ…

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3週間前
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はてしない物語〜映画の中のジュエリー・装身具〜

春の訪れを感じる週末の午後、どこにも出かけず過ごしていると、幼かった頃のことばかり思い出してしまう。 その昔、VHSテープに録画されていた『ネバーエンディングスト…

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1か月前
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「好きを仕事に」を叶えたかに見えた多忙な20代後半

ずいぶん間が空いてしまいました。 この記事の続きになります。 2000年代にはすでに「好き」を仕事にしよう、という価値観が生まれていました。 私はというと、まさに好き…

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2か月前
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29年 〜1.17に寄せて〜

阪神・淡路大震災から29年。 震災当時は神戸に住んでいた。 私はまだ子どもだったし、出来ることも少なくて、復興に大きな思い入れがあるわけではないけれど…。 仕事で出…

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4か月前
29

ダイアモンドが似合う男

激動の年末年始を過ぎて、また三連休。 X(Twitter)のタイムラインを追っていると、おすすめ欄のGACKTの書き込みがふと目に飛び込んできた。 「格付けは嫌いだ」という。 …

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4か月前
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心の中の小さな火種 〜世界はほしいモノにあふれてる〜

1.17を知らない世代が成人してすでに数年が過ぎ、3.11の記憶も被災地以外では遠くなりつつある。 とはいえ、今でも心の負担とならないように、震災の映像を避けている人は…

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4か月前
21

今年生まれの真珠を取り出す!伊勢志摩ヌーヴォー2023

昨年に続き、三重テラス主催のワークショップ『伊勢志摩ヌーヴォー2023』にオンラインでzoom参加しました。 12月2日、今年は土曜日の日中の開催でした。 ↓こちらは昨年の…

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5か月前
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『おしゃ会4th』2023.11.25 出展のお知らせ

【お知らせ】 11/25 11:00追記 本日、家族の体調不良のため、私inclusionの出展ができなくなりました。 こちらの記事の『石留めワークショップ』お申込みの皆さま、ご検討…

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6か月前
22

羽織で日常をほんの少しバージョンアップしてみたよ 〜おしゃ会に寄せて〜

10月も最後の週末となりました🎃 陽が沈む時刻はどんどん早くなり、夕暮れの空をいつまでも眺めていたくなります。 街はハロウィン一色なのかと思いきや、駅ビルのショー…

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6か月前
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平安ファンタジー・王朝懶夢譚

姫の家には代々、不思議な櫛が受け継がれている。 玉(ぎょく)でできており、重いので髪飾りとしては実用的でないが、姫はこれで髪を梳く感触を気に入っているらしい。 …

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7か月前
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4℃が好きだった

東京原宿のキャットストリートに突如あらわれた謎のジュエリーショップ、その名も『匿名宝飾店』 その正体は、『ヨンドシー 4℃』 販売員による接客もない。 買わなきゃい…

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8か月前
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『おしゃ会3rd』ありがとうございました!

8月19日に開催されました『第3回 おしゃ会』は無事に終了いたしました。 酷暑の中ご来場いただきました皆さま、ワークショップにご参加くださいました皆さま、作品をお買…

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9か月前
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『おしゃ会3rd』2023.8.19 出展のお知らせ

大型台風による波乱の週明けとなりました。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか? いよいよ今週末です! (またぎりぎりの告知となってしまいました。) 8/19(土) 東京足…

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9か月前
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インスピレーションをくれた人

昨年、祖母が亡くなったときのnoteにたくさんの♡をいただき驚いたことがあったが、 もうひとり、故人の話を書こうと思う。 亡くなってすでに20年近くになる、父方の祖父…

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9か月前
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夏やすみ、古墳とミュシャと、装身具

子どもの頃にいた街には、歴史スポットがたくさんあった。少し足を伸ばせば、古墳や遺跡の発掘現場も多かった。 遺跡から出てきた装身具を見るのが大好きで、博物館に陳列…

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9か月前
41
『おしゃ会5in町田』2024.5.25 出展のお知らせ

『おしゃ会5in町田』2024.5.25 出展のお知らせ

一気に季節が進み、初夏の肌触りを感じます。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

いよいよ来週末です!
(また今回も ぎりぎりの告知となってしまいました。)

5/25(土) 東京町田市のパリオ町田にて開催される、参加型イベント『第5回 おしゃ会』に出展いたします。

前回よりもさらに多様なクリエイター・アーティストが集結します。
今回はマルシェ出展・ステージともにボリュームアップしています!

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水玉は永遠に

水玉は永遠に

「ちょっと前は、みんな携帯ストラップに凝ってたよねぇ」

ちょっとといっても、もう20年近くも前になるかな。
シルバーを使って上質な携帯ストラップをたくさん作ったことがある。すでに懐かしい、二つ折りのガラケーが主流だった頃だ。
シルバー小物では他にも、ベビースプーンやカードケースを作っていた。

「それなら、スマホケースは作れる?」
うーん、作ろうと思えば…。
量産なんてできないけれど。

「変身

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はてしない物語〜映画の中のジュエリー・装身具〜

はてしない物語〜映画の中のジュエリー・装身具〜

春の訪れを感じる週末の午後、どこにも出かけず過ごしていると、幼かった頃のことばかり思い出してしまう。

その昔、VHSテープに録画されていた『ネバーエンディングストーリー』を、文字通りテープが擦り切れるくらいに繰り返し繰り返し観ていた。
せりふもすっかり暗記していて、姉弟での「ごっこ遊び」の定番だったほどだ。

幸運のドラゴンなのに、なぜ犬なの?
どう見てもレトリバーの顔…

ネバーエンディングス

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「好きを仕事に」を叶えたかに見えた多忙な20代後半

「好きを仕事に」を叶えたかに見えた多忙な20代後半

ずいぶん間が空いてしまいました。
この記事の続きになります。

2000年代にはすでに「好き」を仕事にしよう、という価値観が生まれていました。
私はというと、まさに好きなことを仕事にできた、実現できた…と自負していました。きっと周囲からも「何ひとつ問題なく好きな仕事ができているラッキーな人」としか見えなかったでしょう。

仕事に没頭して、ときには遊びの誘いを断り、それなりの努力を積み重ねていたのは

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29年 〜1.17に寄せて〜

29年 〜1.17に寄せて〜

阪神・淡路大震災から29年。
震災当時は神戸に住んでいた。
私はまだ子どもだったし、出来ることも少なくて、復興に大きな思い入れがあるわけではないけれど…。

仕事で出会う若い人たちの中には、阪神・淡路大震災を知らない、まだ生まれていなかったという世代も多い。

ああ、私はもう、若い世代ではないんだ。
四半世紀を超えるほど昔の、教科書に載るような大きな出来事を、知っている世代になってきたんだ。

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ダイアモンドが似合う男

ダイアモンドが似合う男

激動の年末年始を過ぎて、また三連休。
X(Twitter)のタイムラインを追っていると、おすすめ欄のGACKTの書き込みがふと目に飛び込んできた。
「格付けは嫌いだ」という。

そういえば、4〜5年ほど前だっただろうか。

その年も、テレビ番組の『芸能人格付けチェック』を家族と一緒に観ていた。
GACKTは今年もやっぱり最強ね、などと言っていると、番組冒頭で
「ぼくが今日もし間違えたら、これを視聴

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心の中の小さな火種   〜世界はほしいモノにあふれてる〜

心の中の小さな火種 〜世界はほしいモノにあふれてる〜

1.17を知らない世代が成人してすでに数年が過ぎ、3.11の記憶も被災地以外では遠くなりつつある。
とはいえ、今でも心の負担とならないように、震災の映像を避けている人はきっと少なくないだろう。

「これから災害時の映像が流れますのでご注意ください」
…などのテロップが画面に出るようになったのは、東日本大震災以後ではないだろうか。
たしか阪神・淡路大震災のときは注意書きもなく、あちこちから煙の上がる

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今年生まれの真珠を取り出す!伊勢志摩ヌーヴォー2023

今年生まれの真珠を取り出す!伊勢志摩ヌーヴォー2023

昨年に続き、三重テラス主催のワークショップ『伊勢志摩ヌーヴォー2023』にオンラインでzoom参加しました。
12月2日、今年は土曜日の日中の開催でした。

↓こちらは昨年のレポートです。

ハンドメイド系のショップや大手の通販でも「真珠貝の缶詰」なるものが手に入り、ネット検索ではいくつもの動画がヒットします。
中には少々怪しげな情報もあるようですが、「貝から真珠を取り出すこと」自体は、さほど目新

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『おしゃ会4th』2023.11.25 出展のお知らせ

『おしゃ会4th』2023.11.25 出展のお知らせ

【お知らせ】
11/25 11:00追記
本日、家族の体調不良のため、私inclusionの出展ができなくなりました。
こちらの記事の『石留めワークショップ』お申込みの皆さま、ご検討中だった皆さま、大変申し訳ございません。
おしゃ会4th は滞りなく開催されますので、皆さまどうぞお越しください!
お体にじゅうぶん気をつけて、どうぞ楽しい一日を!

例年よりも短い秋が通り過ぎ、冬が始まろうとしていま

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羽織で日常をほんの少しバージョンアップしてみたよ 〜おしゃ会に寄せて〜

羽織で日常をほんの少しバージョンアップしてみたよ 〜おしゃ会に寄せて〜

10月も最後の週末となりました🎃
陽が沈む時刻はどんどん早くなり、夕暮れの空をいつまでも眺めていたくなります。

街はハロウィン一色なのかと思いきや、駅ビルのショーウィンドウや店頭の飾り付けはすでにクリスマス仕様に変わってしまいました。

こうした風景の変化は決して不快なものではありませんし、わくわくして気分が上がり、ついついお財布の紐がゆるんでしまうこともあります。

しかし、あまりに季節を先

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平安ファンタジー・王朝懶夢譚

平安ファンタジー・王朝懶夢譚

姫の家には代々、不思議な櫛が受け継がれている。
玉(ぎょく)でできており、重いので髪飾りとしては実用的でないが、姫はこれで髪を梳く感触を気に入っているらしい。

玉には雲のような模様があり、一か所ほんのり透ける部分は朧月にも見える。この櫛には霊力があり、時間と場所を超えることができる。
時には、玄宗皇帝と楊貴妃の仲睦まじい様子を見せてくれたりもする。なるほど、玉とは、古来より中国で貴重とされてきた

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4℃が好きだった

4℃が好きだった

東京原宿のキャットストリートに突如あらわれた謎のジュエリーショップ、その名も『匿名宝飾店』
その正体は、『ヨンドシー 4℃』

販売員による接客もない。
買わなきゃいけないプレッシャーもない。
触って試着して撮影してもいい。
「映え」のためのフォトスペースもある。

最近はブランドとして目立つ感じではないなと思っていたが、こうして挑戦とも取れる大きな仕掛けをする。
もちろん賛否両論あるのだけれど、

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『おしゃ会3rd』ありがとうございました!

『おしゃ会3rd』ありがとうございました!

8月19日に開催されました『第3回 おしゃ会』は無事に終了いたしました。
酷暑の中ご来場いただきました皆さま、ワークショップにご参加くださいました皆さま、作品をお買い上げいただきました皆さま、心より御礼申し上げます。

また、終始奔走してイベントを支えてくださいましたスタッフの皆さま、カメラマンの皆さま、ヘアメイクアーティストの皆さま、ありがとうございました!
主催者のあゆみむさま、本当におつかれ

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『おしゃ会3rd』2023.8.19 出展のお知らせ

『おしゃ会3rd』2023.8.19 出展のお知らせ

大型台風による波乱の週明けとなりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

いよいよ今週末です!
(またぎりぎりの告知となってしまいました。)

8/19(土) 東京足立区の「スタジオなでしこの花」にて開催される、参加型イベント『第3回 おしゃ会』に出展いたします。

前回よりもさらに多様な、和楽器奏者、書道家、占い師、写真家、歌い手、装身具作家、妖怪和菓子職人、被写体、
etc…
さまざまな

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インスピレーションをくれた人

インスピレーションをくれた人

昨年、祖母が亡くなったときのnoteにたくさんの♡をいただき驚いたことがあったが、

もうひとり、故人の話を書こうと思う。
亡くなってすでに20年近くになる、父方の祖父のことだ。

私は祖父を尊敬している。尊敬という言葉を知らないくらい幼い頃から、祖父は他の大人とは一味違う凄い人だと感じていた。

祖父はもともと田舎の職人集団の出身らしく、学歴など持たず、身体ひとつで都会へ出て人生を切り開いてきた

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夏やすみ、古墳とミュシャと、装身具

夏やすみ、古墳とミュシャと、装身具

子どもの頃にいた街には、歴史スポットがたくさんあった。少し足を伸ばせば、古墳や遺跡の発掘現場も多かった。

遺跡から出てきた装身具を見るのが大好きで、博物館に陳列された石の勾玉や金色の耳飾りを眺めては ため息をついていた。電車を乗り継ぎ古墳を目指して歩き、長い夏休みを過ごしていた。
「古墳女子」というワードが生まれる前から、私はれっきとした古墳女子だった。

そういえば、かの有名な『仁徳天皇陵』も

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