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初めての就活~55歳からの挑戦~

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こんにちは。このマガジンでは55歳になって始めた就職活動の顛末を収録しています。障害者雇用を前提とした就労移行支援事業所での日々を綴っています。
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初めての就活~55歳からの挑戦(1)~

初めての就活~55歳からの挑戦(1)~

坂道もだらだら降りて気づいたらわたしも「人生50年」を過ぎていました。

いまだに20代のつまづきを取り戻せずにいるのですが。

問題なのは、自分で自分がオバサンだという認識に欠けているところです。

さらに今は、オバサンという自覚を激しく奪う状況にいます。

気がつけば平均年齢28歳今、わたしは障害者として就職するための訓練に通っています。

働くと病気が悪くなるということを繰り返したのが、わた

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note3周年~ありがとう、今まで、そして、これからも~

note3周年~ありがとう、今まで、そして、これからも~

この愛らしいイラストは平凡なハートが集合しているところだそうですが、複雑なハートに見えるわたしの心が少々ひねくれているのかな?

あっという間の3年、いやいや激動の3年でした。

2周年の時も、

凝縮された2年だったとか書いたような。

とてもじゃないですが、

まだ3年しか経っていないのかと、

意外に思うほど、

いろいろな出来事がありました。

去年の振り返りと重なりますが、

3年間がど

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初めての就活~55歳からの挑戦(2)~いきさつ編前半~

初めての就活~55歳からの挑戦(2)~いきさつ編前半~

どうしてこのようなことになったのかということを今更言っても仕方がないのですが、簡単に説明しておこうかなと思います。

無料のパソコン教室が母の友達に身体障害のある人がいて、

障害者手帳を持っていれば無料でパソコンを教えてくれるところがある、と教えてくれました。

パソコン教室に通っていたわたしは、無料と聞いて心を奪われました。

早速ネットで調べて電話をかけてみました。

精神障害者の泣きどころ

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初めての就活~55歳からの挑戦(3)~いきさつ編後半~

初めての就活~55歳からの挑戦(3)~いきさつ編後半~

歩いて15分のところにあるのは「就労継続支援B型事業所」という長い名前の場所です。

去年の3月から、成り行きで通うことになりました。

「事業所」に「通う」わけで、「出勤」ではなく「通所」なわけです。

初めての通所でなんとも言いがたい緊張感と共に、わたしは出かけました。

「障害者」としてどこかに関わるということは、

実は初めてのことでした。

だから、この日はわたしにとって、

新しい人生

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初めての就活~55歳からの挑戦(4)~「働く」とは

初めての就活~55歳からの挑戦(4)~「働く」とは

就労移行支援事業所りんりんに通い始めて半年が過ぎました。

最初の頃は、わたしが働くなんて信じられませんでした。

ずっとゴロゴロダラダラと家にいる生活が続くと思っていました。

気合いの入ったテキストは最初に10冊以上のテキストをもらいました。

全部薄いのですが、重ねるとかなりな厚さです。

「働く」ということとは、

というテーマのテキストがあります。

他には、ビジネスマナーや履歴書の書き

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初めての就活~55歳からの挑戦(5)~自分を知ること

初めての就活~55歳からの挑戦(5)~自分を知ること

適職という言葉がありますが、

自分がどのような仕事に就けばいいのかということを知るためには、

自分で自分を知る必要があります。

りんりんのプログラムではこれをすごく大切にしています。

「普通ではない」のでりんりんに通っている人は精神障害とか発達障害とか、

他人にはわかりづらい障害の人がほとんどです。

他人にわかりづらいだけでなく、

自分でも自分が客観的に見てどうなのか、

わからない

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初めての就活~55歳からの挑戦(6)~履歴書だけでヘトヘト

初めての就活~55歳からの挑戦(6)~履歴書だけでヘトヘト

やっと、履歴書の話にたどり着きましたね。

申し訳ありません。

早すぎたらしいけれどりんりんに通う人はだいたい、

1年以上勉強してから就活すると、

履歴書を送った後で聞きました。

まだ半年のわたしには早かった、と。

でも気に入った求人だから止めなかったらしい。

ということを、

のんびり話してくれたのは、

責任者であり、わたしの担当でもある優しいGさんです。

履歴書はかっこ悪い高校

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初めての就活~55歳からの挑戦(7)~習い事は一生モノ

初めての就活~55歳からの挑戦(7)~習い事は一生モノ

生きている中で、

ああ、こういう習い事をしておけばよかったなぁ。

などと思うことがよくあります。

一番思うのは書道です。

きれいな文字を書けないというのは、

本当に残念なことです。

A4の封筒にハローワークの紹介状をもらってきて、

送付状と履歴書と障害説明書とを重ねて、

クリアファイルに入れて、

A4対応の封筒に入れます。

ちょっと待て!

A4の封筒って!

心の叫びです。

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初めての就活~55歳からの挑戦(8)~初めての「お祈り」

初めての就活~55歳からの挑戦(8)~初めての「お祈り」

履歴書と障害説明書を、バシッと送付してからずいぶんになります。書類が届いてから7日以内に返事をすると求人票にはありました。

毎日ポストを見ているけれど7日以内だというので、

5日後くらいに来るかなと思ってポストを覗くと何もない。

郵便物がまったく来ない日というのは珍しいです。

今日は配達がまだなのだろう。

こんな風に思って、二日間が過ぎました。

7日目の声に美容院に行って、

履歴書を

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初めての就活~55歳からの挑戦(9)~早くも挫折か

初めての就活~55歳からの挑戦(9)~早くも挫折か

就活の入り口に立ったのが今年の4月でした。半年経って、こんな気持ちになるとは思いませんでした。

明るくなったと言われてりんりんでの時間は楽しいです。

学生に戻った気持ちでプログラムを受けて。

月に一度の交流会では、

みんなでゲームをしたりします。

こうりんさん、明るくなりましたよねー、

などと言われてなんか嬉しい。

どっきりピッタリ賞!ゲームをしている時に、

年齢の話になりました。

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初めての就活~55歳からの挑戦(10)~父に背中を押されて

初めての就活~55歳からの挑戦(10)~父に背中を押されて

活字に関するお仕事を探そう、こんな風に決めてからは気分が少しラクになりました。でもわたしは本を読めないのですよね、最近…。

早寝早起きの効用最近、早寝早起きなわたしです。

活字に関わる仕事を探そうと決めた翌朝です。

5時に目覚めました。

ガタガタできないのでパソコンに向かって、

ハローワークの求人を見ていました。

求人情報の会社名に、

「会社の希望で社名は出していません」

という意

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初めての就活~55歳からの挑戦(11)~母に背中を押されて

初めての就活~55歳からの挑戦(11)~母に背中を押されて

思いも寄らぬ展開で、全く畑違いな業種に挑むことになったわたしです。でも大切なのはやる気でしょう。と、信じるしかないです。

正直に書くしかないと「食を通して心から健康に」という、

貴社の言葉に感銘を受けました。

食欲だけはあった認知症の父は、

もっと生きたいと願っていたことを、

初めて理解できました。

だからわたしは、

貴社で働きたいと思っています。

履歴書の志望動機の欄が、

削り

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初めての就活~55歳からの挑戦~(12)とは言ったものの

初めての就活~55歳からの挑戦~(12)とは言ったものの

順調に、でもないですが、なんとか続けてきた就活です。しかしここにきて急に気持ちがモヤモヤとしはじめました。

本当に働けるのかな先日の面接結果の連絡がないまま、

「今週」が終わりました。

求人票には面接後7日以内に連絡、

と書いてあるので、

月曜までに連絡があるはずです。

気持ちがしょぼんとなってきてなかなか結果が来ないので、

ダメならダメと早く言ってほしいなぁと、

ちょっと後ろ向き

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うつになってしまったらしい

うつになってしまったらしい

少し前からいやーな感じはしていたのですが。やはり診察を1週間飛ばしたのがよくなかったのでしょうか。

連絡が来ないからなんだかモヤモヤして、

すっきりしなくて、

やたら甘いモノを食べたくなって。

先週の面接の結果が来ないし。

セルフプランを出せと、

お役所から書類が来たのに、

今の状況ではなかなか書けなくて。

やっと気づいた面接の結果が来ないから、

調子が悪い、

勝手に思い込んで

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