記事一覧
「子どもの大切なもの」を、私も大切にしてみた夜|#122
「あれ? ”メロン”がない!!」
外食から帰宅し自宅のドアを開けた瞬間、隣にいた娘(4)が声を上げた。え! ”メロン”、ないの!?
娘が言う”メロン”とは、さっきまでいたファミリー居酒屋で、最後に食べていたメロンアイス……、の容器のことだ。
メロン型のフォルムが気に入り、もらって帰ってお風呂で遊ぼう!とウキウキしていた、空っぽの容器。
それがない!という。
うかつだった。
てっきり娘が持っ
「時間の流れ方」は、人それぞれみんな違う。この違いの存在を忘れたとき、人付き合いにイライラが生じる。|#134
究極のところで、やっぱり「自分」というのは大事。
自分の価値観、
自分の物の見方、
自分の判断軸、
自分のスタイル。
自分のいろいろは、やっぱり大事。
だから自分以外の世界を見るとき、つい「自分視点」という眼鏡で見てしまう。自分視点で見て、判断して、感情が上がったり下がったりする。
ちょっと考えれば、10人いれば10人の「自分」がそこにあって、10通りの物の見方や生き方があるとわかることな
「今の子ども」と「昔の子ども」|#132
「今と昔」というのは、どんなシチュエーションでも比較されやすいものだけれど。
娘を見ながら「娘=今の子ども」と「自分自身が子どもだった頃=昔の子ども」をよく脳内で比較する。
「我慢できない子どもが増えている」なんて話を目にすることもあるけれど、本当だろうか。
昔に比べて格段に便利で豊かになった現代社会では、多くの人は欲しいものがすぐに手に入るようになり、やりたいことにチャレンジしやすくなってい
アンパンマンが嫌いだった。|#131
知ってる知ってる、アンパンマンはみんなのヒーローだってこと。日本で一番有名なキャラクターの1人。みんな大好き、アンパンマン。
でもアンパンマンは嫌い。
正確に言うと、嫌いなのはアンパンマンというコンテンツそのものではなくて、彼をとりまく「商業主義的なあれこれ」の方。
”大人の都合”がプンプンするやつ。
「子育て」という世界に足を踏み入れると、長年親しんできた「大人だけの世界」にはなかったもの
子が歩みやすいように道を整えてみる。幼児と習い事と人間関係。|#130
発端は先週のスイミング。
あれ?また始まった??と思う出来事があった。
スイミングに通い始めて1年半、
いつものロッカー、いつもの着替え。
いつも通りに「いってらっしゃい」と背中を押す。
普段は「いってきまーす!」とスキップで行く娘が、この日は動かない。私の上着をぎゅっとつかみ、上目遣いで『イキタクナイ』と訴えてくる。
あれれ、先週とは様子が違う。
うーん……。
ほら、行っておいで!今日も
noteスランプ|#128
それは周期的にやってくる。そしていつも唐突に始まる。
noteが書けなくなる、「noteスランプ」が。
いや、分かってる。
noteは「好きで書いているもの」だということ。
書けない時は書かなければいいし、無理して書くものでもないし、書けるときに書けば良い、と。
分かってる、わかってるけど。
これまで120記事以上うち101記事は毎日連続で書いてきた。既に自分の中で「当然書くもの」として
一緒に過ごす時間を、しっかり味わう。日々のすべてが子育ての醍醐味かもしれない。|#127
「あっ!あれ、シリウスだよね?!」
娘(4)が南の空、少し低い位置を指して声を上げる。
「シリウスっておおいぬ座だっけ?」
「じゃあ、あれはオリオン座?」
図鑑とDVDとipadのアプリ、さらにプラネタリムまで駆使して仕入れた知識を披露してくれる。
最近「宇宙」興味津々の彼女、「知識」が「現実」と結びつく時間は、きっととんでもなく知的好奇心を満たしてくれる体験に違いない。
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今夜は、娘
「ライターがnoteを書く」思考プロセスを可視化してみよう|#126
noteには心を動かされた日常の小さな出来事(主には4歳娘と経験したこと)について書くことが多い。
そして小さな日常を2,000字のnoteに昇華させるために、だいたいいつも「3つの軸」で思考を深めているかな、と気付いた。
自分が何気なく動かしている思考回路を言語化・可視化するというのは難しいけれど、今日はチャレンジしてみよう。
1つ目の軸|出来事の「感じ方」を新鮮保存する「娘が公園で、居合わ
「傑作note」までのプロセス|#125
自分では「よく書けた!」と鼻高々で投稿した記事が期待に反して伸びなかったり、かと思うと意外な記事に反響があることもあって、noteはつくづく面白いプラットフォームだなあと思う。
そしてごくたまに、自他ともに認める「傑作note」が生まれるときがある。
本心で言えば毎回傑作であってほしいけれど、まあ、たまにだから価値があるのかもしれない……、と正当化。
最近の「傑作」は、これ。
コメントも沢
いつもの公園が3倍楽しくなる!アイディア|#123
休日の朝、「公園に工作道具を持っていこう、子どもとクラフト教室でもしようと思う」とTwitterに載せたら、思いがけない反応をいただきました。
( ※ ちなみに子どもは4歳、4月で年中さん )
あ、そうか。
言われてみれば、確かに公園でクラフト作りをしている親子は見かけたことがないかも?
「オリジナリティあふれる発想」とは思ったことがなかった、自分にとっては当たり前の日常で。
今日は「いつ
読みやすいねと言われる文章を書くコツ⑤《最終回》|#121
「そういえばよく『文章が読みやすいね』と言ってもらうな」、という気付きから始まったこのシリーズも最終回です。
バックナンバーは記事の最後にまとめました。ぜひどうぞ!
今日は「難しい話をわかりやすくするコツ」について書いてみます。3,000字ほどになりました。
そもそも「難しい話」とは?そもそも、から考えます。話が難しくなる時というのは、どういうときか?ということです。
そう、共通理解のため
「自分が納得できる結論」は、自分で導くから納得できるんだ|#120
それぞれは独自に完結した物語であり、相互関係はないはずだった。でも『偶然』がそれらに共通点を創り出し、当事者すら意図しなかった「新しい意義」が生まれ出る……、というのはよくあることかしら。
……なんのこっちゃ、ですね。
話の抽象度を高くして”それっぽく”書いてみましたが、要は「偶然が重なって、とっても嬉しい出来事がありました」ということです。シンプルって分かりやすいわぁ!
嬉しさのきっかけは