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海外出身者から学んだプレゼンの心得

海外出身者から学んだプレゼンの心得

最近、英語でプレゼンをする機会が増えてきました。元々人前で話すのは苦手ですが、プレゼンをする際にそうも言ってられません。プレゼンの成功の鍵は予行練習含めた準備がどれくらいきちんと出来るかに尽きますが、そもそもきちんとした構成でプレゼンが作成されていなければ準備も水の泡。母国語以外ならなおさらです。

以前の私は、英語の参考書によく書かれているように「Today my topic is~」なんて始め

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会員制を始めて2カ月。小杉湯となりの今のおはなし

会員制を始めて2カ月。小杉湯となりの今のおはなし

小杉湯となりを「銭湯つきセカンドハウス」として使える会員制度を開始してから約2カ月とちょっと。想像を超えるたくさんの方々に内見に来ていただき、現在は、約50名の会員さんに思い思いの「銭湯のあるくらし」を過ごしてもらっています。

今回の記事では、実際に会員制の運営に切り替えた「小杉湯となり」の今の姿をお伝えしながら、会員さんの追加募集のご案内をさせていただきたいと思います。

小杉湯となりの「密」

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「場づくり」を自分の人生にしてきたぼくがこの1ヶ月で考えていること。「場づくり」という概念の深化と、地域における仕事を取り巻くいくつかの論点について。

「場づくり」を自分の人生にしてきたぼくがこの1ヶ月で考えていること。「場づくり」という概念の深化と、地域における仕事を取り巻くいくつかの論点について。

ここ数ヶ月、さまざまな場に参加した。主催もした。思考を繰り返した。今後、ぼくたちはどうしたらいいのか、どうしていきたいのか、みなさんと一緒に問いを抱きながら話がしたい。

少し羅列的にはなるかもしれないが、思考していたことを記載しておく。これまでやってきたことのまとめ、今後のチャレンジ。そして、いま抱いている問いや悩み。みなさんの活動や取り組みの参考になる部分もあるかもしれない。シェアなどは、もち

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小さな図書館からみる 「場づくり」と「コミュニティ」

小さな図書館からみる 「場づくり」と「コミュニティ」

先日、一冊の論文を頂きました。

まちライブラリー提唱者である礒井純充さんの研究論文です。

まちライブラリーは、全国の小さな図書館を応援している団体で、本を介して、様々な場づくりの支援や、イベントなどを行っています。「星空の小さな図書館」もメンバーに入っています。

礒井さんとの出会いは、ちょうど、私が「星空の小さな図書館」をはじめて、半年ぐらいたったころ。友人が「こういう活動をしている人がいる

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広告費0円で掲載1500以上獲得の秘訣

広告費0円で掲載1500以上獲得の秘訣

ブランドが立ち上がる時に大事な事は売上よりも認知No,1をとる事

2014年12月にBean to Barスタイルでカカオ豆からチョコレートの製造販売を行うMinimal - Bean to Bar Chocolate - (ミニマル)を設立し、現在5店舗(2工房)を都内に展開しています。

まだまだ成功と言える状況には程遠いですが、ここまでやってこられた要因の一つに特に設立から3年間の広報戦略

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Amazonの従業員が学ぶ伝わる文章構成の極意

Amazonの従業員が学ぶ伝わる文章構成の極意

こんにちは、Choimirai School のサンミンです。

【主要なアップデート】
(2023.10.01)ベゾス氏がパワポを禁止した理由を語った動画を追加
(2020.05.11)Blitzscaling、ビル・ゲイツのコメントと英語版リンクを追加
(2020.05.11)知的生産の技術に関するコメントを追加

0 はじめに▲アマゾンの社内プレゼンテーションで、パワーポイントの使用が禁止

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こんなときこそ、もっと「伝える」ために。

こんなときこそ、もっと「伝える」ために。

コロナ感染拡大が重大局面を迎え、いよいよ日本も諸外国と同じく外出規制が発生する可能性が高まっています。
先月からすでに飲食店や商業施設の困窮や不安がSNS上でも散見されていますが、ここから2週間ほどはこれまで以上に人が出歩かない期間になるはずです。

小売の視点から考えると、店舗だけではなくものづくりや物流といった人が介在する事業すべてにストップがかかる可能性があるため、オンライン専業だからといっ

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ニューヨークで初めて受けたアジア人としての差別.  それがもたらしたもの.

ニューヨークで初めて受けたアジア人としての差別.  それがもたらしたもの.

ー はじめに ー

今ニューヨークではコロナの患者数が急激に増え、それに伴いアジア人への差別が問題になっています。この記事の冒頭は私が実際にニューヨークで体験した差別についてです。ですがこれはあくまで前置きであり、私が伝えたいのは差別の実態ではなく、差別の本質です。少々長い記事ですが、最後まで読んでいただける方に目を通していただきたいです。それはこの文章を世に届けるに当たって新たな偏見を生まないた

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プロの書き手になる人、ならない人、なれない人。

プロの書き手になる人、ならない人、なれない人。

朝日新聞のwebメディア「かがみよかがみ」に寄せられたエッセイの審査をさせていただいている。10代・20代の女性限定で募集されたエッセイだ。

これまでヘアコンテストやフォトコンテストの審査員は何度もさせていただいてきたけれど、文章の審査をさせていただくのははじめてだ。この数日で、髪にまつわるエッセイを、数十本読ませてもらった。

で、彼女たちの文章を読んで、どうだったかというと、
よかった。すっ

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「チーム感」というブランド価値

「チーム感」というブランド価値

SNSへの反応はその投稿単体への反応なわけではない。
顧客の体験価値への満足度やブランドへの信頼が表出した通信簿なのだ──。

ファンコミュニティやSNSの話をする際、最近は『SNS以外』での振る舞いの話も含めた全体設計の話をすることが増えました。

そんな私の考えをまとめたnoteを書いたのがちょうど一ヶ月前のこと。

このnoteの中で成功事例として出したのがアンダーアーマーさんの取り組みです

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「共感」でお金を集める時代は終わった? 2020年代のクラウドファンディング論

「共感」でお金を集める時代は終わった? 2020年代のクラウドファンディング論

共感でお金を集める、新しい資金調達の形ーー。

クラウドファンディングは、日本にその仕組みが輸入されて約10年、しばしばそんなキャッチフレーズで語られてきました(*1)。

でも2020年、そろそろこの言葉から脱しても良いのではないかと思うのです。

text by 廣安ゆきみ(キュレーター)

はじめに私は、日本最古参のクラウドファンディングサービスREADYFORで、プロジェクトの伴走サポート

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【柳下さん死なないで】「豊かさ」とは、「ある」に焦点を当てること



よく「豊かさ」について考える。豊かさとは何だろう、ということ。

初めて自分なりの答えを得たのは、高校生のときのことだ。
私にはその頃、憧れている友達がいた。その子は優しくて明るくておもしろい女の子で、人を惹きつける魅力を持った人気者だった。
その子は甘いものが好きで、いつもおいしそうにお菓子を食べていた。わたしはその姿を見るのが好きだったのだけど、疑問も感じていた。あんなに食べているのに、ど

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素直じゃないといいことがないので、素直について本気出して考えた。

素直じゃないといいことがないので、素直について本気出して考えた。

ここ数年「素直」について考えている。

なぜかというと、自分が素直じゃないまま大人になってしまったからだ。

「素直」というのは幼少期に愛されて育った者に備わるもので、意識的に「できる」ものではなく、同様に「素直じゃなさ」も環境によってできあがってしまった「替えようのない変わることができないこと」だと思っていた。

大人になるにつれわかったのは、「素直じゃないこと」でいいことはひとつもないというこ

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書籍「待っていても、はじまらない。―潔く前に進め」 #全文公開チャレンジ

書籍「待っていても、はじまらない。―潔く前に進め」 #全文公開チャレンジ

こんにちは、阿部広太郎です。

ふだん「言葉の企画」を生業にしています。仕事の紹介はこちらから。

2021年の5月28日、著書『それ、勝手な決めつけかもよ? だれかの正解にしばられない「解釈」の練習』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を刊行しました。

今からさかのぼること、2016年の夏の終わり。一冊の本を刊行しました。「待っていても、はじまらない」(弘文堂)という本です。

(🎊2021

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