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半生の記録と記憶

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今まで生きてきた記録、感じたこと。表に出せなかった思い。蓋をしてきたこと。
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学校の授業が苦手だった。

学校の授業が苦手だった。

小学校の頃から、学校の授業が苦手だった。

特に、体育と、音楽と、図工の時間が苦手だった。

先生に、やり方を教わって、その通りにやりなさい、

と言われてもも、うまくできなかった。すんなりやれないことが多かった。そもそも話を聞いていないから、手順が分からず、周りをキョロキョロしたり、周りのやってる様子を見て、遅れないように見よう見まねでやろうとしたりして、すごく苦痛だった。

大人になってからわ

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家庭内贈収賄。

家庭内贈収賄。

20代の終わり〜30くらいまで、介護の仕事をしていた頃の話。

相変わらずの実家暮らし(当時介護職の職員をしていたが、夜勤があるなど不規則な勤務時間で、常に頭がぼんやりしていて、時差ボケのような状態だった。体力的に、この仕事は長くは勤められないな、と思いながら次どうしようと考えながら働いていた。そんな状態で、低いながらも安定した収入はあったけれど、一人暮らしや実家を出ることは考えていなかった。職場

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卓球部

卓球部

中学生時代は、卓球部に所属していた。

元々はテニス部に入ろうとしていた。

しかし、小学校のとき仲が良かった子と、テニス部入ろうと言っていたのだけれど、その子は別の中学に越境入学していなくなってしまった。

そして、二つ上に兄がいたのだけれど、兄はテニス部に入っていて、副部長をしていた。

なんとなく、兄と一緒の部に入るのは抵抗があった。

そして、それほどテニスに興味があったわけではなく、なん

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トライアンドエラーの記録と歴史 絵を描き始めたこと

トライアンドエラーの記録と歴史 絵を描き始めたこと

⬜︎絵を描き始めたこと

CDせどり、CDの転売を始めたことから、オンラインショップをはじめ、買ってくれた人にお礼のカードをつけようと思った。でも、言葉で書いてもつまらないから、サンキューの文字とちょっとしたイラストをつけようと思った。最初は絵の上手い友人に頼もうとしたのだけれど、こんな感じの絵を描いてと頼むのに下絵を描いてみたら、上手くなくてもいいのであれば、自分でも描けるのではないかと思い、自

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安心できる居場所と自己主張。その①

安心できる居場所と自己主張。その①

今になって思うのは、とにかく、子供の頃からずっと、安心できる居場所や環境が、家庭にもどこにもなかったということと、我慢ばかりして、自分が悪いとうちにこもり自己主張したり自己表現、自分の意思を示すことができなかったということ。

自分から何かを選んだり、逃げたり変えたりとかしてこなかった人生だった。

限界まで我慢してもう無理…ってなることが、人間関係でも仕事でもいろいろあった。

古くは、母方の祖

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好きだったこと、楽しかったことを思い出してみる。②小学生

好きだったこと、楽しかったことを思い出してみる。②小学生

小学生の頃、好きだったこと、楽しかったことを思い出してみる。

相変わらず、虫取り、ザリガニ取りなど生き物が好きだった。自然の中で遊ぶのが好きだったということなのか。

近所に今はなくなってしまったが沼があったり、大きな田んぼ、畑があり、その用水路などでザリガニ取りをしていた。

夏になると、クワガタ取りに行った。住んでいる地域は住宅街で、少し遠出して、ほんの小さなクワガタが取れる程度だったけど。

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好きだったこと、楽しかったことを思い出してみる。①幼少期

好きだったこと、楽しかったことを思い出してみる。①幼少期

今までnoteでは、自分の過去の、塞いでいた思いや、傷ついたこと、苦しかったことを中心に書いてきた。

一方で、ある程度それらを書いたところで、自分にとって、楽しかったり良かったこと、ワクワクしたこと、好きだったことはなんだったのだろうか?と思い出してみようかという気持ちが芽生えてきた。

それらも思い出して書いてみようと思う。

まず、小学校に上がるまでの間には何が、どんなものことがあったか??

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高校2年生。バイトに居場所とやりがいを見出す

高校2年生。バイトに居場所とやりがいを見出す

引き続き高校時代の話。

成績は最悪で、本音で話せる友人もいなくて、でも1人ぽっちは寂しいしかっこ悪くて、誰かにくっついて過ごしていた。

でも本当は1人になりたくて、学校が終わるとすぐさま家に帰宅していた。

誰の目にも触れたくなかった。人目と人にどう思われるか気にし続けるのに疲れ切ってぐったりだった。

誰もいないところへ行きたかった。

学校も行きたくなかった。

毎朝学校に行きたくないと思

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オーストラリアの牧場で暮らしたかった高校生時代

オーストラリアの牧場で暮らしたかった高校生時代

高校時代は苦しかった。地獄みたいな毎日だった。

何で苦しんでいたかというと、自意識過剰、人目が気になる、人にどう思われるかみられるか気になる、気になって仕方がない…。

そんなことで苦しんでいた。

学校は私服。私服だと、オシャレかどうか、どんな格好をしてるか、いけてるかどうかで、階層ができている感覚があった。

自分はイケてる格好がしたかった。が、目立つのも怖く、また、当時はネット通販もないし

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抜毛癖

抜毛癖

小学校五年生くらいの頃の話。

学校で、席替えの時クラスの1番前の席になったことがある。

しかも先生の真ん前の席。

すごく嫌だった。

先生にいつもみられているようで緊張感があった。

いつしか、私は、自分の眉毛を抜くことに熱中しだした。

眉毛を抜くときにプチっと痛みというか抜く感触が癖になってやめられなかった。

眉毛だけに飽き足らず、まつ毛も抜き出した。

そのうち、私の容姿は、眉毛もま

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食卓、会食恐怖

食卓、会食恐怖

食事の席が苦手だった。

今でも苦手だ。

知らない人、苦手な人と一緒にテーブルを囲むのが緊張する。

自分の一挙手一投足が見られてる気がする、緊張や不安が態度に出ている気がして、そしてそれを不審に思われたり変に思われないか気になって余計におかしくなる。

大人になってお酒を飲むようになってからは、お酒を飲んで酔っ払って、緊張を緩和させるという方法を覚えて、なんとかやり過ごすことができたりもするよ

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志望校をめぐって母親に泣かれる。

志望校をめぐって母親に泣かれる。

高校受験の時の話。

中学まで勉強を頑張っていた。

勉強のできる子、というのが、当時の自分にとって、唯一の取り柄かつ存在意義&アイデンティティ、みたいになっていた。

テストでいい点をとったときや、いい点をとって周りから褒められたり認められたりするのは嬉しかったけど、勉強しているその内容に興味関心や好きがあったわけではない。

楽しかったのは、唯一社会の歴史の部分、戦国時代くらいだ。

周りから

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働く。仕事。会社。父への反発と恨みと否定

働く。仕事。会社。父への反発と恨みと否定

過去のことを振り返ってみて、当時の気持ちや感じていたことを顧みて、最近だんだん思うようになったこと。

自分は、父親への反発があった、反発があると。

恨みや否定したい気持ちがあると。

父親は仕事熱心というか、会社と仕事に一筋だった。

今考えると、単身赴任時にリストラ係をしていた頃など、胃潰瘍になったりして、仕事が嫌だったことや会社が嫌になったこともあっただろうに、仕事と会社を生涯、母が死ぬ間

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親の期待

親の期待

高校時代の話。

受験が近くになった高校2年生か3年生くらいの頃だったろうか。

兄は高校卒業時、希望する大学への受験を失敗し、一浪していた。

そして、専門学校へと進んでいた。

当時のことは本人しかわからないけれど、受験に身が入らず、あまり勉強しているようには見えなかった。

母がこのころの私によく言っていたのが、

お兄さんは失敗したから、あなたには期待している(語尾は定かでないけれど。大学

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