愛菜(ちかな)

愛菜、これでちかなと読みます。 普段から感じた事をなんでもiPhoneのメモ欄に自己満…

愛菜(ちかな)

愛菜、これでちかなと読みます。 普段から感じた事をなんでもiPhoneのメモ欄に自己満で綴っていただけでしたが、せっかくなので私の見たもの、感じたもの、価値観等をこれまた自己満でここに書いていこうと思います。 小説とかも書きます。

記事一覧

ハロー、冒険。グッバイ東京。

情報が過多すぎる タスクが増え続ける 浅くて広くなりやすい その上お金ばかり使ってしまうし、意味がありそうで無い時間ばかりを浪費し続けてしまう空間 (もちろんそんな…

スーパーナチュラル

彼の事が好きだ 細身なのに程よく筋肉のついた漢らしい腕と 悪い事をするのに慣れてそうな手先 長く伸びた睫毛 キスするとチクチクしてくすぐったい鼻下の髭と 眠たそうな…

5

最近の頭の中事情

久しぶりにnoteを開いた、気がする。 いつもnoteの書き始めには苦慮します。 しかし、書かねばならないと思わせるのは私がnoteを始めて15ヶ月間もの間毎月なにかしらくだ…

19

バールのようなもの

文を書きたいと思い立つ時は大体良い本や良い映画を見た後の事で。 それ以外は、iPhoneのメモ欄に溜まっていってしまっている無意味そうな言葉たちの数々を消費したい時だ…

15

レモンタルト

ハッピーバレンタイン。 昨日は、徹夜でレモンタルトを作った。 仕事を終え家に着いたのが0時。それから作り始め、気がついたら午前4時30分をまわっていた。 自分の手際の…

14

死にたい夜を探して

この間、ずいぶん久しぶりに「死にたい」などという言葉を嘆いた。 酔っ払っていたのだ。 その厭世的な思考は過去の自分に対しての事だった。 大して死にたいなんて思って…

10

アイスよりマルエフの歳

“多摩川”という場所の名前にまだ魅力を感じてしまう。等しく”世田谷”や”下北”にまでもどこかこれから慣れ親しんでいきたい気持ちがある。 「エモい」ってなんだよ …

8

書き始め

あけましておめでとうございます。 書き始めです。 皆様、お正月は快適に過ごせましたでしょうか。 連日、周りのほとんどの人達がゆっくり過ごしたり楽しくお酒をのんでい…

9

しらなかったもの

知らなかったものを知っていくということ。 素晴らしい事であり、成長であり、ちょっぴり寂しい。 生きていくにつれ、社会で生きていく上での知らなかった事は段々と、し…

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短い夜の独り言

終電帰り 最寄り駅に着いて。 最寄り駅のエスカレーターはものすごく長くて、降り切るまでに聴き始めた曲の半分は終わってしまう。 降りきってからはひと気のない改札を出…

4

SAKE UTSU

寝過ごす。 最寄駅に着いたのは午後14時をまわってからのこと。 何線の何駅から乗って、降りなければいけない駅を何回何周したのか全く覚えていない。 街はクリスマスムー…

6

花は花でも

(noteは私の心のホームであり唯一自分が自分を魅せられる場所なので、「誰々に見られてるかも」なんていう感情だけで見た事感じた事をここで表さない訳にはいきません。な…

9

持つべきものは、春日

持つべきものは春日。 題名のとおり。 春日というのはそうです。皆さんが想像した通りのあの、春日です。 一切お笑いに無頓着だった私だが、オードリーのラジオをぜひ聞い…

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助手席

スヌーピーの、チャーリーブラウンの言葉で好きな言葉がある。 これは、いつの日かペーパードライバーを卒業して親や友達をアッシーなんかにせずに運転席で車を乗りこなせ…

11

祝、脱ピカチュー

どうも、最近辞めたことは恋人探しで、新たに始めた事は、その穴を埋めるかのように地元の女友達を週3で無理やり招集させてはガストなんかで井戸端会議を決行させる事です…

9

狭くて尖ってる

       狭い 本屋さんにて、ずっと読みたかった本を探していた時、見たい棚にずっと入り浸っている若い女性がいた。 さりげなく、その棚見たいよと身体で表現する…

6
ハロー、冒険。グッバイ東京。

ハロー、冒険。グッバイ東京。

情報が過多すぎる
タスクが増え続ける
浅くて広くなりやすい
その上お金ばかり使ってしまうし、意味がありそうで無い時間ばかりを浪費し続けてしまう空間
(もちろんそんな空間が愛おしくもあり、その空間を一緒に喜びあえる仲間達がいるのは何より尊い事なのだけど。)

霧雨の早朝の外を歩くのが好きなのは、そういう環境から一旦遮断されているような感覚に浸れるからなのかもしれない。
それはまるで少し肌寒い山奥の小

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スーパーナチュラル

スーパーナチュラル

彼の事が好きだ

細身なのに程よく筋肉のついた漢らしい腕と
悪い事をするのに慣れてそうな手先
長く伸びた睫毛
キスするとチクチクしてくすぐったい鼻下の髭と
眠たそうな瞼とそれに反して透き通っている瞳

光と光が重なると新しい色が生まれるように、
今の私は彼の光を纏って光合し、発色している
他の人の光では、今の私の色は無い
今の自分の光の色は意外なことに、かなり気に入っている。

細く見えるが漢らし

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最近の頭の中事情

最近の頭の中事情

久しぶりにnoteを開いた、気がする。

いつもnoteの書き始めには苦慮します。
しかし、書かねばならないと思わせるのは私がnoteを始めて15ヶ月間もの間毎月なにかしらくだらない記事を上げ続けているらしいからだ。
運営側もよくできているようで、「今月もなにかしら書いてアップすればあなたは16ヶ月間連続で何かに取り込んでいるように”見えるよ”〜」なんて通知をあげるんです。

とは言われましても。

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バールのようなもの

バールのようなもの

文を書きたいと思い立つ時は大体良い本や良い映画を見た後の事で。
それ以外は、iPhoneのメモ欄に溜まっていってしまっている無意味そうな言葉たちの数々を消費したい時だ。

私にとって”文”は鬱陶しいぐらい頭の中に不意に積み立てられてしまう存在で。
時として読書をしている最中だとか、セックスの最中だとか。
急に降ってくる事があるので全ての文を表現する事は案外難しい。
区切りがいい所まで読んだら降って

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レモンタルト

レモンタルト

ハッピーバレンタイン。
昨日は、徹夜でレモンタルトを作った。
仕事を終え家に着いたのが0時。それから作り始め、気がついたら午前4時30分をまわっていた。
自分の手際の悪さと料理ぐらいなら目分量で作れるのにと毎度思ってしまうせっかちさに呆れる。

お菓子作りは温度と正確な量さえちゃんとしてれば綺麗に、手際よく作れるよ。
とパティシェエの友達が教えてくれた事を、既にオーブンに入れられてしまった私によっ

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死にたい夜を探して

死にたい夜を探して

この間、ずいぶん久しぶりに「死にたい」などという言葉を嘆いた。
酔っ払っていたのだ。
その厭世的な思考は過去の自分に対しての事だった。
大して死にたいなんて思ってるわけでも無いのに安易にこの言葉を使ってしまって本当に死にたいと思っている人に申し訳ないなと、ただ純粋に思った。
が、過去の自分は紛れもなく、「大いして死にたいなんて思ってもないのに死にたい死にたい言ってんじゃねーよ。」と思う側にいた。

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アイスよりマルエフの歳

アイスよりマルエフの歳

“多摩川”という場所の名前にまだ魅力を感じてしまう。等しく”世田谷”や”下北”にまでもどこかこれから慣れ親しんでいきたい気持ちがある。

「エモい」ってなんだよ
この言葉がちょうど流行りだしたぐらいにそんな事を呟いてむやみやたらにこの言葉を使わないようにしていたのに結局私が求めているのはエモさじゃないか。

音楽や本や有名アパレルブランドが好きなのはいいけど、果たしてその人がそのもの自体を本当に愛

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書き始め

書き始め

あけましておめでとうございます。
書き始めです。

皆様、お正月は快適に過ごせましたでしょうか。
連日、周りのほとんどの人達がゆっくり過ごしたり楽しくお酒をのんでいる姿を見て、もうこのまま皆でダラダラしていようよ〜ビバストレスフリーだよ〜、なんて事を繁華街の呑み屋のおっちゃん達を説得してストライキなんかを起こしてみてやろうとも思ってしまいました。

私は毎年のこと、食っちゃ寝呑んじゃ寝という感じで

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しらなかったもの

しらなかったもの

知らなかったものを知っていくということ。
素晴らしい事であり、成長であり、ちょっぴり寂しい。

生きていくにつれ、社会で生きていく上での知らなかった事は段々と、しれっと、当たり前に知っている事になっていて、知りたくなかった事や知らなかったら危なかったような事まで自分の知識として吸収されていく。

私はどちらかと言うと、「知りたくなかった事」なんていうものはあまりない。
もちろん理論上、完全に無いわ

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短い夜の独り言

短い夜の独り言

終電帰り
最寄り駅に着いて。

最寄り駅のエスカレーターはものすごく長くて、降り切るまでに聴き始めた曲の半分は終わってしまう。
降りきってからはひと気のない改札を出て、寒くて枯れている道路を1人でとぼとぼ歩き始める。

誰か不振な人が後ろに歩いていたらそのまま気づかずに刺されて死んでしまうぐらいにはイヤフォンで聞いている曲は爆音で
それでも、今なら殺されてもいいやぐらいのテンションで歩き続ける。

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SAKE UTSU

SAKE UTSU

寝過ごす。
最寄駅に着いたのは午後14時をまわってからのこと。
何線の何駅から乗って、降りなければいけない駅を何回何周したのか全く覚えていない。

街はクリスマスムードで、こういう時だけは浮かれてる人達がやけに煩く感じる。

メイクの下地がもうほとんど役割を果たしてくれていない事なんて分かりきっているから、停まっている車の窓の反射とか、自分のスマホの黒い画面はあえて見ないように遮断する。

朝の終

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花は花でも

花は花でも

(noteは私の心のホームであり唯一自分が自分を魅せられる場所なので、「誰々に見られてるかも」なんていう感情だけで見た事感じた事をここで表さない訳にはいきません。なのでこれからもリアルな物をお届けさせていただきますのでお見知り置きを。)

さて、本題です。
1年間恋人がいなかった私ですが、なんとこの1週間で彼氏が代わりました。
できました。ではなく、代わりました。
厳密に言いますと、出来てからまた

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持つべきものは、春日

持つべきものは、春日

持つべきものは春日。
題名のとおり。
春日というのはそうです。皆さんが想像した通りのあの、春日です。

一切お笑いに無頓着だった私だが、オードリーのラジオをぜひ聞いてみてほしいという友人のあまりの一押しに負けradikoをダウンロード。
それからというもの、お笑い、というよりオードーリーにハマり込む。
私のリトルトゥースはここからが始まりだ。

とは言いつつリトルトゥース歴もまだ浅い。
漫才を死ぬ

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助手席

助手席

スヌーピーの、チャーリーブラウンの言葉で好きな言葉がある。

これは、いつの日かペーパードライバーを卒業して親や友達をアッシーなんかにせずに運転席で車を乗りこなせばいいだけという話、では無い。

私には10個歳の離れた姉がいる。
「規則速度厳守」で40km道路を38kmでちびちび走っていた姉が、今では2児の母。速度なんてお構い無しに車をぶんぶん乗りこなし、家事と仕事の両立を器用にしている。

私は

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祝、脱ピカチュー

祝、脱ピカチュー

どうも、最近辞めたことは恋人探しで、新たに始めた事は、その穴を埋めるかのように地元の女友達を週3で無理やり招集させてはガストなんかで井戸端会議を決行させる事です。
「男なんていらないよね〜」から始まり、「あ〜彼氏欲しい」で終わる内容のなんでもなーい会話がほとんどです。

最近は、こうやってたわいもない話をしたりして「いかに穏やかに和やかに過ごせるか」を重視して暮らしている気がします。
三十路か。

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狭くて尖ってる

狭くて尖ってる

       狭い

本屋さんにて、ずっと読みたかった本を探していた時、見たい棚にずっと入り浸っている若い女性がいた。
さりげなく、その棚見たいよと身体で表現するも、彼女はぴくりとも動かない。
私の存在、見えていないのだろうか?

最終兵器である軽い咳払いを投下してしまった。
その時の私の表情、かなり醜かったと思う。
すると彼女はようやく私に気づいたのか申し訳なさそうに軽くお辞儀をし、「あら、

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