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自分の好きなことを仕事にするな
早いもので2024年ももう3月。「も〜う、い〜くつ寝ると〜🎵」4月1日。そう新学期。
新学期と言えば楽しいことを期待してしまいそうですが、そうじゃない年頃の方もいらっしゃるでしょう。特に来年の就職に向けて就職活動をしている人にとっては。
先日まさに就活真っ最中の学生と話す機会があったのですが、その時に私が発した言葉にその学生は衝撃を受けていました。
私が言った一言とは
「好きなことを仕事にするの
運命に立ち向かわなくてもいい。映画「夜明けのすべて」
もう公開から一ヶ月も経ってしまいましたが、ようやく映画「夜明けのすべて」を観覧して来ました。上白石萌音と松村北斗が主演です。
映画の内容に関しては、もうかなりの人がレビューを上げてらっしゃいますので、ここでのご説明は軽〜く。
大企業に就職した勝ち組・藤沢美沙 (上白石萌音)と、外資系のキラキラした上場企業でキャリアを積む 山添孝俊 (松村北斗)が運命の出会いを果たす純愛ラブストーリー!
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宿命に立ち向かう人間の美しさを描く、NHKドラマ「カムカムエブリバディ」。
自他ともに認める”三度の飯より読書好き”の私が珍しくNHKの連続ドラマ「カムカムエブリバディ」を毎日観ている。我ながら驚くべき事実である(笑)。
今作の特徴は何と言っても主人公が祖母、母、孫と3人が交代して、昭和初期〜平成という長く濃密な時代を描くという点にあるだろう。
正直なところ、私は最近までこの作品のテーマは
・NHKが自社のラジオ英会話番組を宣伝すること
・日本政府が進める英語教育の援護
アインシュタインはなぜバイオリンを弾いたのか?脳と音楽の不思議な関係
世界中の誰もが知る物理学の天才アルバート・アインシュタイン。
だが、彼がヴァイオリンの名手だったことを知る人は意外と少ない。アインシュタインはバッハやモーツァルトなどのいわゆる”クラシック音楽”を非常に好み、ヴァイオリンの演奏もかなりの技術だったという。
また彼の妻 (工科大学でアインシュタインと同級生だった) もピアノが堪能で二人で演奏を行うこともあった上、その息子もまた幼少期よりピアノに親し
”批評の神様”「小林秀雄の人生『論』」は直観を信じる人生哲学だ。
”批評の神様”の異名を持つ昭和を代表する批評家、小林秀雄 (1902年誕生。1983年没)。
今では当たり前となった(美術や音楽、文学など)何かの作品を”批評”するという行為を、日本語による近代的スタイルとして確立した人物である。文学に多少なりとも興味がある人であれば、その名を知らぬものはいない。
だが、それほど有名でありながらも、小林自身の評論を通読した人は少ない。なぜなら、小林の批評は非常に難
日本は言語でできている。水村美苗 著「日本語が亡びるとき」が予見する近未来
突然だが私は古本屋巡りが大好きだ。もちろん普通の書店も好きなのだが、どうしても比較的新しい書籍に重きを置かれるため「古いけれども、今なお重要な本」に出会い辛いのだ。私にとって古本屋はそのような書店の弱点を補うのに格好の場所であるのだが、またまた運命的な出会いをした名著を発見した。
その本が今回紹介するこちらの本
水村美苗 著「日本語が亡びるとき」
だ。
本書が上梓されたのは2008年。今か
アートを知れば言語はもっと楽しくなる。不確実な時代に必要な「”ヴィジュアル”を読みとく技術」。
Youtube、Instagram、 TikTok・・・昨今話題となるメディアは動画や写真といったヴィジュアルに訴えるスタイルが主流だ。
だが、プロモーションコンテンツの制作に携わる中で日々感じるのは、「むしろ言葉の重要性が高まっているのではないか」ということだ。
それは消費者に「文章で表現することが重要」という意味だけではない (それはもちろん重要なのだが)。むしろそもそものヴィジュアルを作