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敬愛する詩人の言葉(中国への道 1.5)
Life has its magic.
People you meet is who you need to meet.
Happened things are what need to be happened.
So, live every moment in your life.
Have a good golden week!
ゴールデンウィーク前——
度重なる中国渡航の延期に、さすがに
中華の日々⑲ 東の男、香港で「ビッグマック指数」を思い知る
海外旅行をしたことがなかった。
住んだことはあり、そして今も深圳に住んでいるのだが、海外旅行というやつは未経験だった。だから、冬休みに香港へ行くことにした。
香港は近かった。福田駅から西九龍駅まで、高速鉄道でわずか14分だった。
しかしながら高速鉄道に乗るまでは、初体験ということもありなかなか大変だった。まず、席はもちろん時間も指定して予約しなければならなかったので、かなり早めに福田駅へ行く必
中華の日々⑰ 東の男、おでん野郎に完敗する
日本では安物のはずの200グラム瓶のインスタントコーヒーが約1600円する、そんなことに改めて気づいた、とある深圳の日の夜――私はGhostGold会議のためにSkypeを開き、その夜は東京在住のGhostとコンタクトを取った。
早々に私たちの話は音楽から脱線した。というのもGhostに近況を聞いたところ、「こども食堂を立ち上げたいと考えるようになった」と非常にカッコいいことを言ったためで、それ
中華の日々⑭ 東の男、「おまえだったか」とつぶやく
中国は深圳の公園でギターを弾き始めてからというもの、どうにも虫刺されに悩まされてきた。蚊はもちろんながら、わけのわからない虫に足のくるぶし周辺を刺されまくり、これが猛烈に痒いわ刺された跡がなかなか消えないわで非常に嫌なものだった。刺された後の就寝時に寝ぼけて掻きむしってしまい、「いかん、下手したら感染症のおそれがある」と我に返って寝られなくなるなどの弊害もあり、ともかくたまったものではなかった。「
もっとみる中華の日々⑬ 東の男、とんでもない贅沢に驚愕する
気づいてびっくりした。
というのは、私は北京ダック鍋を毎晩のように食べているわけで、これだけでもびっくりだ。
というのに、さらにその鍋のスープをそのまま酔い覚ましに飲んだり、茹でた麺と合わせてラーメンにして食べている。
とんでもないことだ。
今夜も北京ダック鍋をつつきつつ、本国ニッポンのニュースを見ていたところ、「六本木のすっげーお高いけれどその価値のあるラーメン2100円!」という記事を見つ
中華の日々⑪ 東の男、アナーキー広場を経由して女の子たちから花をもらう
収入面などでは条件を満たしていたので、中国に飛ぶ前ぐらいまでは弱者男性を名乗ってみていたが、どうもしっくりこなかった。中国で買ったギターのブランド名がEastmanだったので、以来「東の男」を名乗ることにした。そんな今日この頃。
行ってみるかと来た深圳の大公園では、当初はギターを弾く気はなかった。というのは、予想していたよりも遥かに穏やかかつ爽やかな雰囲気だったからだ。子連れの家族が非常に多かっ
中華の日々⑧ 東の男、深圳でギターを買う
日曜日の朝。激烈な二日酔いで目覚めた。
ギターを買うことにしていた。
(もう、来週でいいや)
と思ったが、通訳を買って出てくれた人がいた。
それで起き上がり、シャワーを浴びた。
吐き気をこらえながら街を歩いた。
(いつもこんなことを繰り返している)
早めに待ち合わせ場所に到着したので、コンビニで飲み物を買った。
ラリっていると判断もラリる。青色のゲータレードのラベルには小さく【ラズベリー味】と書い