記事一覧
天と地の硲で~ある舞台へのオマージュ~
切り取られた空間
ひとりの人
影と光
時が止まったかのように
静寂の中に佇む
空間の中に
透明な血液
微動だにしない風
濡れることのない雨
音のない稲妻
輝きを持たない星
流離う人々
現実世界とは違う
別世界がそこに広がる
ないはずのものが
あるように錯覚する魔法
見えないものが
いつしか
見えてくる
どこからか聞こえる声
別世界が現実世界と
重なっていく催眠術
別世界と現実世界の
境界
詩集 濃い 恋 来い
まだ見ぬ愛する人よ
ひとりは
何をするにも
気ままで自由だ
ひとりには
ひとりの
充実感もある
だが
ひとりでいると
ときに
孤独に耐えられなくなることがある
隣にいてくれる
人がいてくれたら
どんなに
満たされることだろう
そんな事を
考えてしまう
濃い 恋 来い
まだ見ぬ
愛する人よ
目の前に
現れる日は
いつだろう?
濃い 恋 来い
まだ見ぬ
愛する人が
目の前に
現れる日を
詩集 わたしをつくるもの
あい~わたしをつくるもの~
あい
”I”は、
紛れもないこの私自身
”逢い”は、
あなたと巡りあえた奇跡
”Eye”は、
あなたと世界を見つめる目
”哀は、
あなたの心を追いやる”哀しみ
”愛”は、
あなたを想う熱い気持ち
大切なあなたに出逢い、
いつもあなたと世界の美しさを見つめ、
時にあなたの哀しみを想い、
あなたと愛を分かち合い育む
これらの”あい”が
私自身をつくりだしてい